片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

自分がない日本人

2006年12月14日 | 私の正論
昔ニューヨークに行ったとき、アメリカでの案内人が、「アメリカ人は赤信号でも平気で渡ります。日本人はポリスに、渡っていいのですかと聞く人がいる」という話を妙に覚えています。
規則は規則、しかし車が来ない赤信号で待つ必要はないと考えるのがアメリカ人。日本人は規則だから守らねばと考える。法律は自分を守るためにあると考えるか、法律に縛られて生きねばならないと考えるかの違いがあるように思った。
昨今のITを取り巻く法律、PマークやSOX法について、目的を見失って行動する愚は避けたい。

友人が逝きました

2006年12月14日 | こころ
吉家さん。
酒が入ると、志ん生のものまねが出る、愉快な人だった。
私が株式会社シーエーシーのOA研究室にいたとき、ご一緒だった。OA.1という、今で言えばEXCELの原型のようなソフトを作って、アスキーに委託して販売していた。その時の開発リーダーだった。OA.1は、日本のオフィスオートメーションの幕開けとなるソフトだ!という意味を込めて命名した。当時のPC8001、PC8801、PC9801を始め、複数社のパソコンに搭載し、かなり売れた。1億から2億円くらい、最終的には売れただろうか。
吉家さんの家に泊まったこともある。夕べはお通夜だった。あとで奥様にご挨拶した。奥様は気丈に、十分看病させていただきました、と、おっしゃっておられた。享年63歳。私と違ってシーエーシーを勤め上げた方だ。定年退職して3年。これから楽しい余生を送ろうという矢先のことだった。
ご冥福をお祈りします。