片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

お金が目的のビジネス

2006年11月23日 | 私の正論
6大金融・銀行グループの9月期中間決算が、過去最高益だそうな。一方、あるメガバンクの支店幹部は、今秋、本部からの通達に目を疑ったという。住宅ローンや投資信託獲得の下期ノルマが上期のほぼ倍になっているという。
昨夜、テレビで、妻への詫び状とかいう番組をやっていた。団塊の世代の夫は「仕事は大事だったし生きがいだったが、本当は、その先にある、もっと大いなる生きがいを持っていなければいけなかった」というようなことを言っていた。
お金を目的としたビジネスは、どんな世界なのだろうか。

リッチクライアントかシンクライアントか

2006年11月23日 | Biz/Browser
私のIT人生の大半はパッケージソフトとかかわった人生だった。これは結果としてであって、そういう人生を歩もうと意識して行動したわけではない。なぜそうなったのか、いつかじっくり考えてみたい。ともあれ、
商品名だけ言うと、P-SUM、OA・1、SOMPOMATE、スーパー秘書・優子、JUSTIS、どこでもオフィス、Biz/PrintServer、Biz/Browser。この間27年。
こういった仕事を通じで得た教訓がある。技術は進歩する、ということだ。現在のコンピュータの能力、回線の速度を前提とした製品は、陳腐化し破綻するということだ。苦い事例があるがそれは後日。
Biz/Browserを世に出そうと決めたとき、もし回線速度が遅くてもサクサク動くというのがメインの売りだったら決断はしなかった。そんなことは早晩解決する問題だからだ。そうではない、C/S時代に得たマンマシンインターフェイスをWeb環境でも実現できるということが第一。そしてそのクライアントソフト(CRS)を作る素晴らしいBiz/Designerという設計ツールがあることが第二だった。
Biz/Browserはリッチクライアントということになっているが、我々の目的はWebにおけるユーザインターフェイスの革新だ。リッチだシンだということには組しない。現にBiz/BrowserをMetaFrameで動かしているところもある。完全なシンクライアント環境だ。もしその必要があるならそうすればいい。電波の届かないところでも引き続き仕事をしたいというのならば、リッチクライアントという意味で使えばオフラインでも使える。
また、SOAが現実になってきたとき、サーバアプリケーションに頼らず、クライアントから複数のWebサービスを使い、マッシュアップができるのも、基本コンセプトがいいから、自然にできるということになる。
大企業が、当初提案から4,5年経ってからBiz/Browserの良さを再認識し、改めて提案を求めてくることが多くなった。時代がようやくついてきた。

クリスマスツリーの点灯式

2006年11月23日 | こころ
家から歩いて15分くらいのところに聖学院大学がある。のどかな田園地帯の優雅なキャンパス。教授や職員もクリスチャンが多いのだろう、ほのぼのした雰囲気の大学だ。ここにはみどり幼稚園という幼稚園も併設されていて、いかにも子供が大好きといった風情の素敵な園長さんがいる。
夕べはクリスマスツリーの点灯式。用事があって早く帰ったので、行ってみた。