片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

IT専門家は2010まで毎年10%減る

2006年11月13日 | 私の正論
IT専門家は毎年10%減る。こんなタイトルのメールニュースが日経BPのBPnetから送られてきた。
ビジネスを知らないエンジニアが多すぎるということだ。コンピュータを何にどう使うか、それが提案できなければ、アプリケーションを提案することはできないはずだが、コンピュータのことしか知らないエンジニアがアプリケーションを提案している。この20年くらい、その状況は更に加速されている。技術がころころ変ったからだ。業務を知っているベテランSEがついていけないからだ。こんな業界がどこにあるか。
需要と供給なので、わめいても仕方がないが、この記事にはちょっと溜飲が下がった。

餅つき型開発(プロトタイピング、アジャイル、スパイラル)が理想

2006年11月13日 | Biz/Browser
仕事の仕方を知っているのは、今その仕事をしている人か、実務を熟知している人のみ。その人がコンピュータで何ができ、何が不得意かを知っていれば、その人に画面設計を任せればいい。彼はいろんな仕事のシーンを想定して、さまざまに工夫を凝らした画面を設計するだろう。そうやってできた画面にSEが使い勝手を良くするために手を入れて、完成させる。これが理想。
Biz/Browserの使い方は、これが理想。ユーザが画面を作る、SEが手を入れる、またユーザが画面を良くする、それにSEが更に使いやすくする。さながら餅のつき手とこね手のようだ。呼吸を合わせて一気につきあげる。
Biz/Designerは臼と杵の役割を果たす。
そして大事なことは、出来上がった餅(CRSプログラム)がサクサクと高速で動作することだ。緩慢な動作では仕事の役に立たない。Biz/Browserの役目だ。