「バサラオ」劇団☆新感線
作 中島かずき
演出 いのうえひでのり
2024/9/6 明治座
なかなかチケットが取れない新感線だが、
今回はすんなりゲット!
前回は、せっかくとれたのに、
出演者の体調不良で当日中止、という
コロナ後ちょくちょくある残念な日に遭遇してしまい
涙をのんだんだったっけ。
明治座に行くのは今回が2回目。
新橋演舞場とか明治座のような劇場は
幕間にいただくお弁当も楽しみの一つだ。
カフェがあったけど、既に満席。
開演までの時間は一緒に行ってくれた大学時代の友人と、
売店で買ったきんつばを食べながら、おしゃべり。
ストーリーはシンプル。
幕府と帝が権力を争う時代の島国「ヒノモト」に生きる人々の戦いのお話。
なんとなく鎌倉時代っぽいかな、って感じだけど、
特に時代設定とかはなさそうで、いろいろミックスされてる感じ。
美しさを武器に天下取りをもくろむヒュウガに生田斗真さん。
まあ美しいったら!
お顔が小さくて、群がる女性たちよりもはるかに美しい。
顔の美しさだけでホントに天下をとれそうだ。
幕府の密偵を足抜けし、ヒュウガの軍師になるカイリは中村倫也さん。
舞台でお見かけするのは初めてだけど、あんなに歌がお上手でいい声だと思わなかった。
テレビで観るよりはるかに素敵。
幕府にヒュウガの成敗を申し出る女大名サキドはりょうさん。
このときのりょうさんが、ホントに美しく、かっこよくて、登場すると見入ってしまう。
流刑となって沖ノ島にいるゴノミカドが古田新太さん。
古田さんと並ぶと、生田さんのお顔は半分くらい(失礼!)
ゴノミカドの守護役・戦女アキノに西野七瀬さん。
可憐で強い、くのいち的な感じが素敵。
みんながヒュウガに魅了され、踊らされ、ゴノミカドが返り咲くけれど、
それぞれの思惑や裏切りの連続で、グダグダになっていく。
生田さんや中村さん、りょうさんや西野さんの殺陣の美しさったら!
衣装がひらりと弧を描き、花のように舞う。
計算しつくされた動きのように思える。
とにかく華やかで、それを見てるだけでもほ~っとため息が出ちゃう。
ストーリーなんてどうだっていい、って気持ちになっちゃう。
ド派手なエンターテイメントでとにかく楽しくてワクワクする。
観終わった後のスッキリ感がたまらない。
いつもなら、遠方から来てくれるこの友人と、
彼女の特急の時間までお茶するんだけど、
この日、彼女はそのまま長野に行くというので、
劇場前でさようなら。
でも、翌週も一緒に観劇の予定なので、
そのときにゆっくりランチして、帰りにお茶しよう、と約束する。
あ~楽しかった
次週は堤真一さんの舞台です。