ゆるゆるらいふ

とりあえず、今日も一日機嫌よく・・・

後藤悠仁氏 ヴィオラリサイタル 2012

2012年11月06日 | コンサート
毎年11月に催される、同級生、後藤悠仁氏のヴィオラリサイタル

日本フィルハーモニーのヴィオラ奏者である彼は、オーケストラでの活動以外にも、
ソロ、室内楽、そして指導者などなど活躍の場を広げている。
このリサイタルは、彼と、ピアニストの清水将仁氏の二人によるもの。

数年前、偶然開催を知ってから、毎年高校の同級生と楽しみに出かけている。

最近では息子の保育園時代の保護者仲間も足を運んでくれている。
この日も来てくれたのだけれど、私は高校の友人と行動を共にしていたので別行動。
誘っておきながらほったらかしでごめんなさい

後藤氏とは、つい10日ほど前に、上京してきた故郷の友人と共にお食事したばかり。
リサイタル前の大切な時期に、声をかけたりして申し訳ない

今回、友人2人と、3人で早めに待ち合わせて、お茶をしてから会場に行く予定だったが、
一人が体調不良でキャンセル
彼女は、先月一緒に北海道に行ってくれた友人。
疲れが出たのかしら・・・

もう一人の友人と、銀座三越の中にあるカフェで、パンケーキとコーヒーをいただく
会場の王子ホールは、三越のすぐ裏手。
ギリギリまで大丈夫

とはいえ、全席自由席なので、さすがの私も、いつもよりは少し余裕をもって会場に到着。
と、入口付近に同級生発見

彼は、当日券で入ろうとしていた。
私の手には、キャンセルになった友人のチケット・・・
ふっふっふ 渡に船とは、このことだわ
さっそくダフ屋のごとく、チケットあるよ~

会場内はほぼ満席。
後ろのほうに、やっと空席をみつけると、その近くにも同級生発見。
前方にも同級生がご家族で座っている。

ちょっと楽しい

さて、この日の曲目はというと

アントニオ・ヴィバルディ: ヴィオラ(チェロ)ソナタ 第1番 変ロ長調 作品14-1

ヨハン・ネポムク・フンメル: ヴィオラ・ソナタ 変ホ長調 作品5-3

休憩をはさんで

フランク・ブリッジ: ペンシェロ アレグロ・アパッショナート

マックス・レーガー: ヴィオラ・ソナタ 変ロ長調 作品107

それとアンコールにロンドだったっけ・・・

1曲も知りません・・・ごめんなさい・・・

けれど、わからないなりに、個人的には休憩後の1曲目とアンコール曲が
とってもいい感じで好きだった・・・
いやいや素人が余計なことは言うまい・・・

観客席はおそらくほとんどがお二人の関係者。
お二人も、ステージの上から、観客席に向かってにこやかに笑いかけたり、
とてもアットホームなリサイタル
彼の穏やかな人柄がにじみでているようだ。

ヴァイオリンよりも、少し低音の落ち着いた音色に
クラシックに詳しくない私もすっかり癒された

演奏終了後、ホールで観客の一人一人に声をかけ握手をし、にこやかにみんなを送り出す。

今まで行ったことがなかったけれど、この後の居酒屋での打ち上げに
友人と二人で参加してみた。

ぎゅうぎゅうの店内で同席したのは彼のヴィオラのお弟子さんたち。
周りはほぼ全員音楽関係者

どういうご関係?
と聞かれ、高校の同級生です、と答えると、それはそれはびっくりされた。
何にびっくりなのかは定かではない・・・

友人も私も知らない人たちと一緒でも全然大丈夫なので、
すっかりうちとけて、飲んで食べて楽しませていただいた

終盤、彼が皆さんのリクエストにこたえて、居酒屋の中で演奏を始める。

曲は「白鳥」



気取らずにこんなこともやってくれちゃうところが彼のいいところだ

お開きの時間になり、彼と奥様とお嬢さんが出口でお見送り
冒頭のパンフレットのイラストはお嬢さんが描いたもの
なんともほほえましい

あたたかい雰囲気と、きれいな音楽ですっかり癒されて、ほんわかした気分で家へと向かう。

が、電車を降りたら大雨・・・
そうだ、夜は雨って言ってたのに傘がない・・・

あ~あ、と駅前のドンキホーテでビニール傘を買って、
それでもなお 気分はほんわかしたまま。

来年は11月25日だそう。
みなさん、また会場でお会いしましょう























コメント
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