Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

議席は男女同数?(ストックホルム)

2008-10-22 19:39:56 | スウェーデン
今日も気持ちの割と良い日。

夕方ニュース番組をチラッと見て、また日本のマスコミの程度を思い知ってしまった。
C県であった子どもの事故。給食時間の出来事だったのだが・・・kおばちゃんも子どものころ覚えがある、『どれだけ早く飲めるか』とか『どれだけ早く食べられる』とか『どれだけ多く食べられるか』などのくだらない競争。
今回の事故もその最中じゃないか・・と思っていますが・・なんだかマスコミがこぞって『誰か』に責任を取らせようと炊き付けてる感じがむんむん。

祭壇の前で泣いて謝る『校長』の姿を放映してたけど・・・どういう神経してるんだろうと思った。鼻高々で『独占映像』といわんばかり・・・
貴方はマスコミとして一般大衆に『何を』伝えたいの???とあきれてしまった。

親御さんは、今回の事故で動転してしまっているのだろうけど・・そこに付けこんで何がしたいの??と。

モラルもなにもあったもんじゃないですね。こんな業者に放送免許があたえられるとは・・

○7月3日(水)

ドロットニングホルムからの船を真っ先に降りて・・・脇目もふらず向ったのは・・そう、何回も画像を飾っているストックホルム市庁舎Stockholms stadshusなんです。実は、当初ここを見学するつもりはなかったんですけど・・・ドロットニングホルムへ行くときのお船でご一緒した我が同胞の方から、『あそこは綺麗だったわよ!ほら、ノーベル賞で有名なところ』と言われて、ああ、そういえばここストックホルムで殆どのノーベル賞の授賞式がなされるんだ・・と思い出した次第のお粗末様なんですけどね。

たぶん、こういうところはガイドツアーじゃないと周れないでしょうし、市庁舎というのはいわば『公営』の最たる物。きっとビジネスアワーじゃなか絶対そんなツアーないだろうし・・ということは、毎時にツアーが出るんじゃないか。それにこ1時間かかるとすると・・終わりの時間は5時までだとすると・・3時のツアーに参加しないと・・その後がつらい・・ということで、3時きっかりにお船が到着すると・・・と必死にあせって市庁舎に向ったのです。

kおばちゃんの感はおおあたり・・なんとか3時の英語ツアーの回に間に合いました。
大体45分かかるそうです。

入場料を払うと、胸に付けるシールとパンフレットを渡されます。そして時間に(というか少し過ぎてたか)なると、
まず通されるのはこのホールです。

外じゃありません天井があります。

なんとなく青色が際立ちますかね?

ブルーホールBlå hallenという名前ですが・・あんまり青くはありませんね。
建築計画の当初ではここは青いレンガを使う予定だったそうですが、直前に変更になり赤いレンガを使用。その上から青い色を塗る予定だったのを・・オリジナルの赤色がきれなのでそのままになったとか。ただし、名前は『ブルーホール』という設計段階の呼び名がそのまんま残ったらしいです。

そしてこのホールにはパイプオルガンがしつらえられており、北欧1ということで有名だそうです。
ボケボケでしかもアングルから外れて居ますが、たしかこの画像の左が下にオルガンの弾く部分(パイプじゃなくてキーボード)があったと思います。

そういえば、最初にこのブルーホールに集合した時、ガイドさんがこの真ん中の階段の真ん中に立って、真っ直ぐ前に両手を上げて、『ここから右側に居る人はこちらのガイドに、そして左側に立ってる人は私について着てください』とグループを2つに分けました。人数が多かったんですね。右側の階段を上がって行くのが、分けられた別のグループです。

さっき見上げた二階のバルコニーといか回廊というべきか..です。

そしてそこから ブルーホールを覗くとこんな感じです。

そうそう、書き忘れてた。このブルーホールはあの、ノーベル賞受賞の記念晩餐会の行われる場所なんです。授賞式はコンサートホールで行われると言う事です。
今年は我が同胞が3人も受賞されますよね。きっとニュースでこのお部屋を目にする日は近いと思います。あ、最後に上ってくる彼女は、この市庁舎の方ですね。

次に向ったのは控え室・・のような部屋なのですが・・記憶がない。そういえばストックホルム市は『市長』というのが存在していないそうです。『議長』という議会の長がその役職にあたるようです。だから市長室というのはないんでしょうね。

そして次に何位されたのは冒頭の画像の部屋市議会場です。

現在市議会議員は103名だったかな?いるそうですが、その半分は女性だそうです。これはたまたま・・と言う訳ではなくそうなるようなシステムになってるそうです。ま、奇数だからまったくの同数と言う訳じゃないでしょうけどね。
そして、市議会議員は議員の他にも職業をもっているのが常だとか。

天井は『ヴァイキング船』をイメージしてるとか。あ、船倉をさかさにするとこんな感じでしょうかね?

この部屋でこばちゃんの興味を引いたのはこんなもの。

給水機?かな?自分でついで議席にすわるんでしょうか?なんだか議員自身がする・・ってことが『民主的』だと思いません?ヴァイキング時代の『みんな平等』という精神でしょうか・・なんてこじつけて考えたkおばちゃんです。

壁面にはストックホルムの古地図風のものが描かれてます。


窓の外には見えるメラーレン湖でしょうね。

初めに書くのを忘れましたが、この市庁舎はそんなに古くないんです。ラグナル・エストベリRagnar Östbergにより1911年から建築設計され、12年後の1923年の夏至祭の時にオープンを迎えたらしいです。

市庁舎ツアーはまだまだ続きます。

この調子だと・・今年中に夏の旅行の記録が終わるのか心配になって来たkおばちゃんです。

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4 コメント

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男女共同参画 (torachan0303)
2008-10-22 20:36:46
文字通りそうなんでしょうね。細かいことはともかくとして、建前に形式をきちんと整えているのでしょうか。欧米の女性は、日本と違ってはっきり主張されmすから、男性に負けてませんしね。

本当に屋内とは思えません。なんというか、宮殿もそうでしたけど、なんか規模が違いますね。ゆったりとした作りは、こちらじゃあまりお目にかかれないような。少なくとも私には(笑)。

赤レンガとブルーホールの話も面白かったです。

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晩餐会会場 (kite)
2008-10-23 10:06:00
ノーベル賞授賞式や晩餐会のニュースを見るのが楽しみになりました。
晩餐会会場の普段の顔を見られるとは・・・。
貴重な写真を見せていただき有難うございます。

ヴァイキング船の船底をイメージした天井も面白い発想ですね。
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特別な人ではない (kおばちゃん)
2008-10-24 09:07:23
torachanさん
市議会議員というのが普通の人が選ばれてなっている・・という図式なんでしょうね。
与えられた『民主主義』をもてあそんでいるどっかの国とは大違いで、勝ち取ってきた『民主主義』ということだと思います。

よく言われるのは、日本は議員の数が多すぎる・・ということですね。公務員と同じで『数』を減らすのは・・とっても難しいでしょうね。

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今年は特に (kおばちゃん)
2008-10-24 09:10:44
kiteさん
こんなにノーベル賞のことが日本で話題になるとはね。
ここを訪れたときは『ノベール田中さん』のことしか思い浮かばなかったんです。

そういえばここの市庁舎の運営は皆さんの税金ではなくって『見学料』でささえられてます。ということらしいです。

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