できない問題はできなくても悔しいことはありません。できたはずなのに失点してしまうと悔しいのです。
センター試験では「知らない用語」は出題されません。もちろん「わからない」ことなど出題されません。このことは大前提です。それにもかかわらず、100点を取ることができないのはなぜでしょか。おそらく多くの人が「ミス」をしてしまうからです。あとで解答を見れば「あ~、そのことだったのか?!」という間違いばかりでしょう。このようなミスによる失点は、多くの場合、3問で10点程度といったところでしょう。
ミスを無くすにはどのようにすればよいのでしょうか。以下にその項目をあげておきます。
① 選択肢の中の「知らない用語や史実」に気持ちがいってしまうが、もう一度、着想を変えて設問を見直す。簡単な
基本事項をチェックする。
② これだ!と思った選択肢をみつけても、その他の選択肢を一応確認する。
③ 時間をかけてリード文中の下線部を読み、その設問が何に対する問いなのかを確認する。センターの場合、たと
えば「情報の歴史」などとリード文に書かれていても、聞かれていることは全く関係のないものがほとんどです。