問題そのものは河合塾第1回マークよりも簡単だったようです。即決できる問題が多く、解き方解説を書くのに苦労しました。高得点を期待したいところです。現段階では、一般には浪人生が高得点をとり、その差を12月までに現役生が埋めていくところですが、我々は浪人生以上の得点ができていると思います。ただ、今回のベネッセ模試には浪人生の参加は少ないはずです。ここが河合塾模試との違いですが、6月模試はかなり高偏差値が期待できます。しかし、9月マーク模試は駿台・ベネッセ共催模試なので、ベネッセ模試に浪人生も参加し、その結果、偏差値がかなり下がります。次回は偏差値よりも得点率を気にしましょう。
さて、今回の模試の自己採点で、60点に満たない場合は要注意です。その場合、歴史の根拠や因果関係などを気にせず、ただ単に「暗記」をしていきましょう。また「NEW青木世界史Bの実況中継 第1巻」を精読すればこの模試レベルの問題ならほぼ解けるようになります。さらに「FORZA世界史桃プリ」が完成したので、ワークシートを繰り返せばOKです。でも6月中にやり終えましょう。
模試の問題をやってみて、覚えてないとできない問題、例えばギリシア文化史で「対比列伝」の作者などについては、関連事項(ヘレニズム文化・ローマ文化)も含めて復習・確認を怠らないようにしましょう。解説を読むと復習が短時間でできます。