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試験結果から・・・アクティブ・ラーニング

2011年07月09日 | 何かの足しになれば

 今回の試験結果から、いくつか気づいたことを。

 まず、授業の受け方についてですが、隣の人と話をするときにうまく慣れていない人は、「だから、こういうことでしょ!?」とか、「ようは、簡単に言えば・・・」といった言葉から会話を始めてみましょう。教師の言葉ではなく、自分たちの言葉に置き換えて、内容を確認しあうと、より効果的です。黒板側から見ていて、まだ慣れていないのかな?と思う生徒諸君のほうが、得点が低いようです。夏の講習から試してみてください。

 次に、授業中には必ず、授業内容の確認のために隣の人と話をする時間があります。だから、そのつもりで授業を聞いてほしいと思います。隣の人に話をすることを前提に授業を聞けば、集中力も一段とアップするでしょう。

 また、授業中の説明のときに、電子辞書などを使わないほうがよさそうです。授業の説明の目的は、用語を説明することではありません。用語説明が必要なときは、「世界史用語集」を使ってしっかりチェックします。したがって、説明を聞くときは、用語と用語の関連性や出来事と出来事の因果関係を考えるようにします。この点も得点結果から感じられたことです。

 黒板をノートに書くときは、絶対にすぐに消したりしませんから、説明を聞いてノートに書き込むようにしましょう。書くのが遅いと感じている人は、説明で使われた「接続詞」だけでもよいので、ノートに書き込んだり、板書のプリントに書き込みます。先にも書いたように授業の目的は「因果関係」と「事実経過」を理解することですから、「つまり」とか「したがって」を書けば因果関係が分かりやすいですし、「次に」とか「そしてついに」とか書けば「事実の経過」が分かりやすくなります。

 


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