観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

渡り鳥調査隊を実施しました。

2020-12-12 19:16:25 | 冬の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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【年末年始のお休み】

2020年12月28日(月)~2021年1月4日(月)は休館します。

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藤前干潟

今日の干潮時間 9時51分 潮位 83cm

今日の満潮時間15時47分 潮位227cm

 

今日は12月の渡り鳥調査隊を実施しました。

午前中はこの時期にしては風がなく、昨日と同じく穏やかなお天気だったので外に出て、野鳥観察などを行いました。(午後は風が吹いてきました。)

昨日と同じく、庄内川の中ほどにできた干潟には、ダイシャクシギ1羽が餌を探していました(後ろにいるのはオナガガモの群れ)。この後、潮が満ちてきて干潟がなくなり、ダイシャクシギも違う場所へと移動してしまいました。

この他、オナガガモ、ヒドリガモ、マガモ、コガモなどが護岸近くで採餌している様子をゆっくり観察できました。

今の時期、カモの雄はきれいな繁殖羽になっているので、種類が分かりやすく、初心者の方にも観察を楽しんでもらえます。

また、カワウが大きな翼を広げて羽を乾かしていたり、コサギが干潟を身軽に動いて餌を探していたり、ミサゴが狩りで川にダイブをしたりする様子を身近で見てもらうことができました。

渡り鳥調査隊で見られた鳥を確認している様子↓。

今日は31種類の鳥を観察することができました。

参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

 

今年の渡り鳥調査隊は、新型コロナウイルスの影響で、開催できない月もありました。

しかし、再開してからは、意外なことに例年より多くの方に参加いただけました。

来年も引き続き新型コロナウイルス感染防止対策をとりながらになりますが、毎月開催する予定です。

来年も参加者のみなさんと一緒に楽しく渡り鳥調査隊を行っていきたいと思います。

来年初回の渡り鳥調査隊は1月30日(土)です。

寒さが厳しい時期ですが、カモやカモメなどは観察しやすいはずです。

参加をお待ちしています。

 

☆1月30日(土)「藤前干潟の渡り鳥調査隊」@名古屋市野鳥観察館詳細はこちら(PDF)

 

今日の渡り鳥調査隊などで観察できた主な野鳥 ハジロカイツブリ1、カンムリカイツブリ220、カワウ42、ダイサギ2、コサギ5、、アオサギ14、マガモ11、カルガモ46、コガモ16、ヒドリガモ30、オナガガモ764、キンクロハジロ126、スズガモ550、ミサゴ16、ハヤブサ1、シロチドリ19、ダイゼン36、ハマシギ555、アオアシシギ3、ダイシャクシギ2、ユリカモメ18、セグロカモメ5、ズグロカモメ35

ツグミ1、ハクセキレイ5、ハシブトガラス8、キジバト8、ドバト16、ヒヨドリ、シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ、ハシボソガラス、ムクドリ

(※イベント前後にスタッフがカウントしているものも含みます。)

 

明日の干潮時間10時43分 潮位 86cm

明日の満潮時間16時29分 潮位234cm


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