観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

メイカーズピアで展示をしてきました。

2020-11-05 23:51:55 | 冬の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

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藤前干潟

今日の満潮時間 8時34分 潮位226cm

今日の干潮時間14時01分 潮位117cm

 

今日の午前中は、名古屋港の金城埠頭にあるメイカーズピア(レゴランドのお隣)のMPギャラリーへ、藤前干潟の展示作業に行ってきました。

今年は夏にもメイカーズピアで展示をすることができたのですが、11月には藤前干潟の日(11月18日)があるということで、この時期に2回目の展示をさせていただくことができました。

 

稲永ビジターセンターのスタッフや、藤前干潟ふれあい事業実行委員会事務局である名古屋市環境局の職員と一緒に作業。

今回の展示は、年末の12月24日まで行います。近くにお寄りの際は、ぜひMPギャラリーにも足を運んでいただけると嬉しいです。

実は、前回行った夏の展示の際は新型コロナウイルスの影響で、メイカーズピアにもお隣のレゴランドにもあまり人の姿がありませんでした。

しかし、今日は平日にも関わらず、多くの子供連れの家族がレゴランドに向かってメイカーズピア内を歩いていました。

GO TOトラベルの効果もあり、お客さんが戻ってきているそうです。

 

展示作業から戻ってきて、午後からは高病原性鳥インフルエンザに関する研修に参加しました。

ガンカモ類の飛来シーズンとなるこれからの季節は、ガンカモのバードウォッチングが楽しい季節であるのですが、

一方で養鶏などの家禽にとって脅威となる鳥インフルエンザを運ぶガンカモ類などの野鳥の動向などを注視する時期でもあります。

今日は、環境省、愛知県、名古屋市の職員さんが集まって、鳥インフルエンザの対応や調査方法などについて確認をしました。

普通の生活をしている中で、人に鳥インフルエンザがうつる可能性はほぼないということですので、むやみに恐れる必要はありません。

ぜひ、今年も、ガンカモなどの野鳥観察を楽しめると良いと思っています。

だだ、報道されているとおり、今季は早くも国内で高病原性鳥インフルエンザが野鳥の糞から検出されただけでなく、昨日から今日にかけて養鶏場での発生も確認されました。

これにより、高病原性鳥インフルエンザの国内の監視体制は最高レベルである「3」となりました。

ここ数年は発生が少なかったので、今年もそうであるよう願っていましたが、シーズンが始まって早々のこの状況に少々驚いています。

養鶏、養鶉などのためにも、これ以上の広がりがないよう願います。

 

 

今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ151、カワウ4,170、ダイサギ11、コサギ3、アオサギ43、マガモ45、カルガモ17、コガモ223、オカヨシガモ3、オナガガモ267、ハシビロガモ1、ホシハジロ4、キンクロハジロ6、スズガモ343、ミサゴ27、トビ2、ハヤブサ1(♀)、シロチドリ15、ダイゼン41、ハマシギ860、オバシギ1、イソシギ2、オオソリハシシギ1、セグロカモメ11、ウミネコ36、ズグロカモメ1

 

 

明日の満潮時間 9時17分 潮位214cm

明日の干潮時間14時36分 潮位129cm


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