Reflections

時のかけらたち

桃源郷へ ・・・ Shangri-La

2021-03-11 23:57:21 | wonderland

昨日野川自然観察園で多摩散歩人さんにお会いしたのが、きっかけで、今日バイカオウレンに会いに桃源郷まで行ってきました。多摩散歩人さんと偶然会って、質問したいことがたくさんあったのですが、直近のブログのことでお聞きしたら、バイカオウレンを見ることができるとのお話でした。時期的にもぎりぎり大丈夫ではないかとのことでした。

色とりどりに春の花がいっせいに咲いている桃源郷で、開園前なのでまだ人もほとんど訪れないなか、春の妖精たちを独り占めです。おにぎり弁当を作ってピクニックです。青空の下、空に行ってしまった人たちと交信しながらのんびり眺めのいいベンチに座り、お弁当を広げました。道半ばで亡くなったいとこのことも思い出すけれど・・・ 受け入れがたい死をかかえている人達も多くいるのだと今日3.11に思います。

 

カラフルなユキワリソウのヴァリエーションがたくさんありました。

 

 

 

スプリング・エフェメラルが勢ぞろいして歓迎してくれました。最後のセツブンソウが一輪残っていましたが、少しサイズが大きいキバナセツブンソウはまだいくつか残っていました。

 

 

一番見たかったバイカオウレンは少し登って行ったところにかろうじて花びらが残っているものがありました。

鉢植えでないのを見るのは初めてです。

 

ショウジョウバカマもスプリング・エフェメラルだったのですね。

 

初めて見るコシノコバイモ

 

フクジュソウ

 

椅子の上に置いてあったボクハンツバキが、まるでリザーブしてあった席のように感じてここに座って空と花と前に広がる眺めを見ながら休んで、お昼を食べました。

 

 

 

 

キクザキイチゲも群生していました。

 

アズマイチゲは午後になると眠くなってしまうようです。

 

 

 

 

 

カタクリはこれから一面に咲きます。

 

 

今でもミツマタや桃、梅、まんさく、椿、つつじなど木の花もいっぱい咲いているのに、もう少ししたら、いろいろな種類の桜も咲きだすのではないかと思うとこの山がピンク色に染まってしまいそうです。

 

はなやかな春が始まっていた里山でした。

 

March 11  2021   Shiroyama

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