Reflections

時のかけらたち

ひとつのポイント ・・・ one big point of life

2015-03-20 23:40:31 | thoughts


実は今日いいことがありました。失くしたと思ったメガネのケースが
職場のセンターファイルをしているパイプファイルを出したら床に
落ちて、なんと1か月ぶりに出てきました。

昨日はSの卒業式があり、早朝から夜までたっぷり時間がかかりました。
Sは早朝のメイク・ヘアセット・着付けに出て、私はできるころに
美容室に着きました。待っているときに、結構ご夫婦で来ている人も
いて、生きていたらどんなに喜んだことかと二人そろっていなくて
泣きそうになりましたが、不思議なことに一緒にここにいるじゃないという声と
姿が突然浮かびました。そうだった一緒にいたのだったと思いました。一人じゃないって。




仕上がると今度は写真撮影で、今は撮った写真をそのあとでパソコンで見て
ポートレートにする写真を選びます。
選んだりするので時間がかかり、それが終わると荷物を持って移動してロッカーに入れて
大学に向かいます。まだ早すぎてデパートは開いていませんでした。
成人式の時は伊勢丹の地下のロッカーに入れて行きましたが
今回は小田急デパートの地下の入口近くにコインロッカーがあり、
そこに入れてからサンドイッチをトロワグロで買って
京王線に乗りました。























半襟は倍の値段だったけれど、花ではなく、鶴と亀甲にしておいてよかった。
成人式の時には花をそろえました。飾りの半襟や伊達襟はレンタルがなく
自分でそろえる必要があります。


大学に着いたら、結構もう人が来ていて、写真を撮ってから
食堂で準備したサンドイッチを食べました。

そうこうしているうちン1時からの指揮が始まるので
移動のアナウンス。

始まるときに生の演奏でサックスで「主よ人の望みの喜びを」が演奏され
それ以降もピアノでシューマンの子供の情景から「異国にて」や、「トロイメライ」
ベートーヴェンの悲愴から2楽章など美しい曲が並びました。

4年間のピックアップビデオが流れ、今までのそれぞれの卒業式のことも思い出されました。
成人式とか成長の節目を思い出しながら、気持ちがいっぱいに溢れそうになります。

それからの式は学長のお話から来賓からのお祝いの言葉、賞の授与から
代表者への卒業記授与、気がつけば2時間以上経過していました。

学長さんからの一言はかみしめるように素晴らしかったです。
体調を崩されて車椅子でいらしてお話されたら
すぐ戻られました。他はすべて副学長が執り行い
その体調の悪さがうかがわれました。
卒業時の偏差値を上げることを重視して教育を行ってきた大学で、思い込みにとらわれず
これからも自分を伸ばしていってほしいとの言葉でした。社会人となり、他者や
社会をしっかり見つめてほしいと。

ホールでの式が終わると、学科ごとに教室を移動して
そこで事務手続きの説明があり、次に専攻ごとに教室に分かれて
卒論の優秀賞の授与、卒業記を担任の先生から各自に渡してもらい
先生方からの一言、写真撮影で終了。 また2級建築士は必ず取るようにとの
お話で、そのために必要な書類は事務に申し込んで帰るようにとのことでした。

学科長や担任からの言葉はシンプルで20代は激動の時代で
すぐ時がたってしまうでしょう、時間を大切に。時間とは生命そのもの。
担任の先生からは「人間力が一番大切です。人間力とは周りの人を思いやる気持ち」
というような一言でした。みなさん突然フラれて話をすることになりました。
終わってからも先生と写真を撮ったり、頑張れよと声をかける先生・・
先生もいい職業だと思いました。

その後研究室に行って、証明書を事務に申し込んで帰りのバスに乗ろうとしたところ
5時15分発は出てしまったばかりで40分のに乗って新宿に戻りました。

最初はそのまま家に戻って、袴や着物は翌日返す予定でしたが、翌日も忙しいとのことで
すぐ伊勢丹に電話をしてそちらで着替えることができるか確認して、伊勢丹ウェストに
行って着替えました。半襟などは外してもらわなければなりません。

そのあとで、7時半もまわっていたので食事をして帰りました。
初めて行った伊勢丹会館の酔心で夕食を取りました。結婚する前に主人が
お母さんを連れて行ったと話していたので。広島料理の店でとても良心的でした。

一大イベントが終わるとともに、これから先の人生の重さを感じました。
人生はとどまることがありません。

March 19 2015


コメント
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