4月16日
東京芸術劇場コンサートホール
アーティスト
ソプラノ:ナタリー・デセイ
ピアノ:フィリップ・カサール
曲目
クララ・シューマン:美しいために私を愛するのならOp.12-2
ひそやかな語らいOp.23-3
彼らは互いに愛し合っていたOp.13-2
風雨の中を彼はやって来たOp.12-1
ブラームス: ひばりの歌Op.70-2 私の歌Op.106-4
秘めごとOp.71-3
デュパルク: 戦いのある国へ 旅への誘い 恍惚
R.シュトラウス: 私は漂うOp.48-2 すいれんOp.22-4
夜Op.10-3 春の賑わいOp.26-1
プーランク: 偽りの婚約
ラフマニノフ:ヴォカリーズOp.34-14
ここはすばらしい場所Op.21-7
ドビュッシー:現れ アリエルのロマンス
ドリーブ: 歌劇「ラクメ」より
“美しい夢を下さったあなた”
アンコール;ドビュッシー 星の夜
フォーレ マンドリン
どの曲も選曲が素晴らしくよく、コンサートが作品のようです。
ピアノも心に響く音です。
この声とてもすっと入ってきます。曲が始まってすぐ、大好きな声と思いました。
人間は表現する生き物と思いました。そういえば芸術はすべて表現だったのね。
クララ・シューマンのおそらく苦悩に満ちた生涯とブラームスと何とも
ドラマチックは組み合わせ。
ブラームスは間奏曲に歌が乗ったようにピアノと歌の組み合わせがすごくよかったです。
伴奏を超えていました。
ラフマニノフの2曲を聴いたときは、いろいろな友達のことが浮かび、人生はみんな平坦では
無かったけれど、今は苦労が報われつつあるのかなと思いました。
江守徹のナレーションで夜の停車駅を聴いていた頃から、人生あっという間に終盤になってしまいました。