“氷姿雪魄”に背のびする……しろねこの日記

仕事の傍ら漢検1級に臨むうち、言葉の向こう側に見える様々な世界に思いを馳せるようになった日々を、徒然なるままに綴る日記。

H21ー2 準1級漢検を解いてみて

2009-09-13 23:13:31 | 日記
新型インフルエンザがしろねこの職場にも上陸してきました。秋検定辺りはどうなっているのか…。
前回に続き、H21ー2 準1級漢検を解いたところ、惨敗しました。
結果は153点!(キャアアァァァ!!!)
やっぱり準1級の誤答問題集のノート作りたいなぁ…(涙)平成14年度以降の問題は保存してあるので、一度網羅したほうがいいのかもしれません。
書き取りでは、「鞄(カバン)」を思い出せず、1級で書き慣れた「鞭」や「鞦」しか出てこないし、読みでは「些事(サジ)」「腫物(シュモツ)」「坐(ソゾロ)」「憾んだ(ウラんだ)」が出来ませんでした。
次回H21ー3でも、反省材料が沢山ありそうです。

H21ー1 準1級漢検を解いてみたら…

2009-09-12 01:28:01 | 日記
H21ー1 準1級漢検を解いてみました。
結果163点。見事に錆ついてます(汗)
今回に限らず、しろねこが1級の勉強に切り替えて以来、準1級を解くと大体この程度です。巷の1級合格体験記で、「1級に合格するのに準1級の勉強は殆ど重要でない」とか、「1級と準1級の問題が抱き合わされた問題集は殆ど役立たない」とか言われているのも頷けるくらい、しろねこも準1級の語彙は疎遠なのです。
特に、共通の常用漢字の空欄補充は難しいです。例えば、

1、僅かに露( )をつなぐ。
すかっり奔( )に疲れる。

など。
上の答は「命」。「奔命」=「忙しく立ち働くこと」という意味です。

「凄絶」の読みは?

2009-09-10 13:27:23 | 日記
モバイル版漢検公式サイト「漢字の世界」を昨夜覗いたら、なんとサイト廃止のお知らせが…!
10月末を以て廃止のようです。誠に残念。

…昨年度の1級過去問を見ていたら、対義語・類義語分野の問題側に「凄絶」の語が。これ自体は類義語「熾烈(シレツ)」を書き取らせる問題ですが、「凄絶」といえば少し前、某模試に出題された「凄絶」の読みを、殆どの解答者(高校生)が「ソウゼツ」と読み違えていました。
 「凄絶(セイゼツ)」=ぞっとするほどものすごいさま。
 「壮絶(ソウゼツ)」=他に類が無いほど非常に勇ましく意気盛んなさま。
「凄惨(セイサン)」等の語から、「凄」=「セイ」を類推できるかが鍵??

鞅掌…休みが欲しい!!!

2009-09-08 18:39:12 | 日記
「鞅掌」=休みを取れないほど忙しく働くこと。
まさにここ数日のしろねこの状態です(日曜強制出勤のうえ翌日の代休が無い!今も仕事中)。「鞅」=になう、「掌」=つとめ という意味らしい。漢検1級では対義語・類義語分野にて頻出の単語で、昨年度は「安佚(アンイツ)」の対義語として書取り問題になってます。本年度は最後の文章題で、やはり書取り問題で出題され、しろねこも正解することができました。或る分野で或る程度出題され続けた語が、別の分野に出題されても正解できたとき、それまでよりもその語を深く理解できるようになったのかな、と思える一瞬です。

子供の頃漫画で記憶した1級漢字

2009-09-07 07:53:49 | 日記
職場の行事ラッシュの一つが昨日無事終わりましたが、代休なしで今朝も出勤という無慈悲なスケジュール。
さて、しろねこが子供の頃読んだ漫画で印象的な1級漢字使用の熟語として、すぐ思いつくのが「瘴気」という語です。オカルト系の漫画やラジオドラマ、あの有名な『風の谷のナウシカ』にも出ています。「瘴気」というのは簡単にいうと「いやな空気」と表現されるようで、ウィキペディア等で調べると意外と(←しろねこにとっては)科学的に分析されている事柄だったので、一部のオカルトやファンタジー系の漫画でのイメージでの用いられ方が全てではないのだと改めて分かりました。