“氷姿雪魄”に背のびする……しろねこの日記

仕事の傍ら漢検1級に臨むうち、言葉の向こう側に見える様々な世界に思いを馳せるようになった日々を、徒然なるままに綴る日記。

さんずいの漢字(2)

2013-04-03 00:33:48 | 日記
こんばんは。

『要覧』175頁「浙」~176頁「漱」を引きました。

・「涎」=よだれ。
※「垂涎」はお馴染み。
→「流涎(りゅうぜん)」…よだれをながす。
→「竜涎香(りゅうぜんこう)」…マッコウクジラの腸からとれる香料。
※映画「ハンニバル」に出てきたのが印象的。

・「涅歯(でっし)」
→「涅」=黒く染める。
・「涅槃(ねはん)」…仏教で、悟りの境地。また、釈迦や僧の死。
→「涅」=音訳に用いる。

・「涸」=水がかれる、井戸をからす。
→「でがらし」=「出涸らし」

・「淅瀝(せきれき)」…もの寂しいようす。また、かすかな音。
→「淅」=さびしいようす。
※「淅」≠「浙」

・「淙淙(そうそう)」…水の流れる音、ようす。

・「淤」=泥。
→「淤塞(よそく)」…泥でつまること。
→「淤泥(おでい)」

・「渾一(こんいつ)」
→「渾」=まじりあう≒「混」
・「渾身(こんしん)」
→「渾」=すべて。
・「雄渾(ゆうこん)」
→「渾」=大きい。

・「湫」=水たまり、湿地。
→「湫隘(しゅうあい)」
→「潭湫(たんしゅう)」…淵。

・「渟渟(ていてい)」…水がとどまるさま。


明日から、また出勤の毎日になります。
生まれ変わったつもりで、自分を入れ替えます。