“氷姿雪魄”に背のびする……しろねこの日記

仕事の傍ら漢検1級に臨むうち、言葉の向こう側に見える様々な世界に思いを馳せるようになった日々を、徒然なるままに綴る日記。

あくび・かばねへんの漢字

2013-04-01 03:01:23 | 日記
4月になりました。

昨日は、普段読まないような"女子"っぽい雑誌を読んでみたり、ケータイ内の一部を整理してみたり、久しぶりのお店に行って夕食とデザートを食べたり、友人に手紙を書いたりと、わりと気楽に過ごしました。

卒業して他県に進学が決まった元生徒たちも、だいたい引っ越しが完了したようです。

『要覧』172頁「欠」~173頁「殲」を引きました。
あくびの漢字と、かばねへんの漢字です。

・「歉歳(けんさい)」…凶年。
→「歉」=飢饉。
・「自歉(じけん)」…自分自身で満足しない。
→「歉」=不満に思う。

・「歙歙(きゅうきゅう)」…恐れて身をちぢめる。
→「歙」=ちぢめる。
・「歙肩(きゅうけん)」…肩をそびやかす。
→「歙」=そびやかす。

・「殀寿(ようじゅ)」…若死にと長生き。
→「殀」=若死に。

・「殄(てん)」=尽き果てる。
→「殄瘁」「撲殄」
※「殄滅」でお馴染み。

・「殞没(いんぼつ)」
→「殞」=死ぬ。
・「殞泣(いんきゅう)」…涙を落とす。
→「殞」=落とす。

・「国殤(こくしょう)」…国のために死んだ人。
・「夭殤(ようしょう)」…若死に。
→「殤」=傷ついて死ぬ。

・「殫尽(たんじん)」…尽き果てる。
・「殫亡(たんぼう)」…なくなる。
→「殫」=尽きる。


…エイプリルフールですが、
今までエイプリルフールだからと嘘をついてみたことは未だないですね。
一生のうちには、そんな日も来るのかな。