ギターマンには、かなわない。(live&radio and more!!)

斎藤誠さん応援サイト「ギターマンにはかなわない。」の姉妹ブログ。
ライブ、ラジオのことが中心です!!

東名阪クアトロツアー(渋谷編)その1

2008年04月03日 | 2008年ライブ・イベント
東名阪クアトロツアー(渋谷編)

2008年4月3日(木)

於:渋谷CLUB QUTTRO

~出演~(敬省略)

斎藤誠(Vo,Gtr)
成田昭彦(Per)
深町栄(Key)
角田俊介(Bass)
片山敦夫(Key)
河村カースケ智康(Drms)
柳沢二三男(Gtr)

====

渋谷のクアトロのライブの日がやってきた。

この日をどれだけ楽しみにやってきたことか^^
前の週の金曜日に、名古屋のクアトロのライブを見てきてその気持ちはますます高まりました。
だってだって、唯一、今回の中ではフルメンバーライブなんですよ?
そらあ、盛り上がらない訳がないって!!

ただ、ひとつだけ問題があって^^;
何年か前に、一度だけクアトロは行ったっきり。
で・・・フロア内で迷子になったことが^^;;
(後でよく考えてみたら、エレベータで行けばいいだけよね^^;;;)
場所の把握と合わせ、警戒していったつもりなのに。
道1本通り過ぎた^^;;やてもた。
どうも、あの界隈はナンボ歩いても慣れないイナカものであります、、ちと苦手だな・・・・^^;;
でも、多少彷徨いつつも、なんとか無事に会場入口に到着です。
名古屋もそうだったけど、ここもPARCOの中なんだよね。
ただ、かの地の会場よりいささか込み入っている気がしますね。



同じように、階段にて整理番号の整列。
ただし、名古屋の場合と違い整理番号立ち位置の目安が全くない。
お客さん同士で確認するにも限度があろうと思われたのです^^;;
だって・・・人数もかなり多いだろうし、、、^^;
どーすんだ?改めて案内があるまで、うだらうだら待つ。
スタッフの方から声がかかったけど、下まで声は届かないであろうことは目に見えています。、
ということで、いつぞやのように、有志による伝言ゲーム状態になってしまってます^^;
それでも混乱がないところは、さすがですけどね^^

なんとか無事に入場を果たし、、
会場へは階段を上がっていく、、んだったけかな。
照明が当らないばっかりではないだろうけど、
ステージ上は真っ暗、、、
でも、名古屋で見たときと楽器の位置は基本的に変わらないはず。
ということで、、、整理番号のわりにはいいポジション。
(入場開始時間が他会場に比べて早かったため、どんどん番号が繰り上がって入れてしまったというわけ)
まあ、一安心ということで。
今度は、名古屋で見送ったグッズハンティングにお出かけ^^
今回は・・・・Tシャツ(赤、緑)、ケータイストラップ、エコバッグ、、
そして、CDを購入するとメンバー全員のサイン^^ということなのであります。

CDは、とある事情により・・・見送り^^;(ある意味、私には英断。えらい!)
Tシャツは・・・色を悩みに悩む。悩んだ挙句、赤にする^^
結局名古屋で買わなかったのは、そこで決断しきれないと思ったこともあるけど。
はて、赤が似合う色なのかどうかは、とても謎だが^^;、、
ね、アルバムの表のジャケットと同じ色だから!
そして、CDを諦めた分で(そうなのかよ)ストラップも購入してみた。
Tシャツ、、いつ着よう、、、どうしよっかなあ。
ひとしきり、ロビーで様子を伺ったところで、会場内へ戻り。
ここでも大事な任務?があって、それは誠さん渾身の客入れBGMのラインナップの確認なのです。
全てを把握することは無理かもしれないけど、、、どんなのがあるんだろうって。

マイケル・マクドナルド、シカゴ、ドゥービーブラザース、ヒューイ・ルイス&ザ・ニューズ・・・このあたりは、、わかりました。
(ちなみに終演後に、ショッキングブルーも確認しました^^)

前の方が椅子席、、その脇をカウンター席のようなものがあり、
更にその後方がスタンディングって感じで、オール椅子席ではなかったようですね。

あとよくわかんなかったんだけれど、、、
開演前に、ずっと右足がつりっ放しで戻らなかったんだよね、、
すぐに治らなかったので、、始まるまで足を椅子の上でぎゅうって伸ばしっぱなしに^^;;
・・・痛かったす、、、^^;;

===

そのBGMもいよいよ、盛り上がるところに差し掛かり、そろそろかな?と思う。
BGMが途絶えて、、口笛のメロディが聴こえてきて、、、
さあ、いよいよ開演です。

そのなか、まずメンバーさんが登場!
ウォーミングアップを開始^^

そして、誠さんが登場!
今日は、デニムのジャケかな^^

名古屋のときと同様に、右へ左へと歩いていっては

「こんにちはーーーっっ!!」

と、ご挨拶です。
今宵は、、今年初のフルメンバーライブ!!
成田さんは、カースケさんの左隣りにいらっしゃいましたよ^^

そして「再会の魔術」。
このライブで、CDで聴いたときも衝撃だったけど、
ますます生き生きと自分の中に響く唄になりました^^
(誠さん的、「Still Crazy After All These Years」だそうですね。)

ショッキング・ブルーのあまりにも有名なあのフレーズを挟んで、、、

「バースデー」

気持ち、、アルバムに入ってるのよりはゆったりとしていた感じかなあ。
この日も曲終わりに「今日、誕生日のひとー!!」^^
名古屋よりたっくさんヒトはいたけれど、、、いらっさらず。
「今週誕生日のヒトーー!!」
って呼びかけたら、たっくさんいらした!!

はっぴばーすでぃ とぅーゆー、でゅーわーーー♪

みたいな^^

ここ渋谷クアトロでのライブはお久しぶりなんだそうで。
前回は98年で10年前。更に前々回はなんと20年前のこと!!
10年に一度、ここにやってくる誠さんです(笑)。
「例の柱」・・・あったあったー♪なんて思い出されてたんだそうです。
というか、、、クアトロは良くも悪くも?これがありますよね^^;;

で、今年25周年を迎える誠さんは、
何か、、その記念にライブとか、イベントがやれたらいいな^^っておっしゃっていました。

次の曲の唄い出し前に、、、
ゴハンつぶが気になったようです^^;
直前、、おにぎり食べたのかなあ^^
そんなデリケートなゴハンつぶ、、もとい、デリケートな誠さんのため息とともに^^

「Delicate」!!
名古屋でも・・つい目がいっちゃったんですけど^^
角田さんの軽快なステップと軽やかなジャンプと^^
(本日も、ケン・スミスと・・・デッドベアーー!!)

「Dance!」・・・「再会の魔術」もそうだけど、打ち込みと生演奏の融合っていうのが正しいのかな?
今まで・・・といったってここ数年しか私は見ていないわけですが、、、あまり見た記憶がありません。
新鮮かも、、、その分、、生演奏での迫力をまざまざと思い知らさてしまうわけですが。

新しいアルバムから数曲続いた後は、今までのナンバーから。
「TIME」も大好きだし、、、
それから、おひとりで弾き語る「今僕」も好きですが、、
フルバンドの「今僕」も大好きです。
230さんの柔らかなコーラスと、スライドギター。
これがかなり、、私の好き度をあげてくれてますよ^^

「Waltz In Blue」をじっくりと聴かせて下さった後は
(この曲は、アルバムに収録されている分も、フルメンバーの録音です。最近はカースケさんのカウントから入るみたいですね^^)
誠さんおっしゃるところの「ふっるーーい曲」^^「WOO BABE」。
ちょうど、1番最初にクアトロでやった頃の曲。
はて、20年前ってどんな感じだったかな、、、と。
そんなこと考えてたら、、「この柱、あったよなあ」・・・そこへ戻るらしい^^
レギュラーのラジオのお話があって、、
毎週2アーティストのセッションがある計算になり、、、
えっと、、年間で何人だっけか^^;みたいな。
それがすごく楽しくて、刺激になってるのだそうです。

そうそう、2月には片山さんとカースケさんもお出になりました^^

「よくしゃべるんだー」(爆)

編集が大変だったとか、そうでなかったとか^^;

で、ここでラジオの生唄リクエスト大会~!!の応募もかけてみたり。
すっかりラジオトークになってたのは、なぜでしょうか^^
いい加減、何唄っていいかわからなくなっちゃうから、、なのだそうで。
ハードロックとか・・・やっちゃっていいのかなあ、、(やっちゃえ、やっちゃえー!!)と、
ガットギターなのに「Smoke On The Water」^^いえい。

でここで31年来(!)の仲間・・なギターが登場です。

・・・またまた、カースケさんからBGMが仕掛けられ、、
となると、更に角田さん、230さんが遠慮なくのっかってくるカタチです。
うひゃひゃひゃーー^^

もう、大阪でも名古屋でもこれをやられてしまい。
でも、しかも毎回毎回違う曲で(さすが~!)ぴしっと収まる(これまたさすが~!)^^

本日は、とってもとってもチャーミングな(笑)鉄道唱歌でしたよ。
後ろのほうで唄ってるひとがいたりして^^

もちろん、テレキャスターシンラインですよ。誠さんの分身。
これは、大学の合格祝いに手に入れたもので、、渋谷の!!イシバシ楽器で購入されたんだそうです。

何年か前の、先輩のライブにてこのギターをば使用。
室内で真夏の灼熱のライブだったそうで、、、
ほんっとに暑くて、ステージに出るなり、、、なんか滴るものがあり、、
誠さん曰く「障害物がない」^^;から、ダイレクトに滝のような汗だったのだそうであります。なんでも50度になったとか、、、
それがギターにもかかり・・・。
お手入れしたら、汗がそのままくっついちゃったのだそうです^^;(気をつけましょうってことです)

昨年、誠さんのバンドの間で大盛り上がりだった話題が「食玩」。
おまけがメインなお菓子^^というべきかなあ。
それが、フェンダーのギターのシリーズ。
それを見つけてきたものだから、盛り上がってしまい、、、
みんなこぞって、コンビニ通いにて収集に奔走。
んあー、またストラトキャスターだ、、とかやってたらしいです^^
そしてついには、カースケさんが大人買いに出たっ。
(箱抱える仕草してました^^大人買いって・・・どのくらいの個数になるんだろか)

で、その第2弾シリーズが今秋くらいから出るそうで。
なんと、その企画に誠さん噛んでるそうですよ。
ギターに関するコメントやら、、実際にそれを弾いた音だとか。

「おおーーー!」それに俄かに盛り上がるお客さんたち。

なぜか、足を一歩踏み出して、目見開いて・・・ぐるーーとお客さんを見渡す誠さん^^(・・・誰^^?)・・・オープニングでは、逐一一歩下がっては、「ありがとう」を
おっしゃってましたけどね。

「ねーっ。なんでなんでっ?さっきの(ボクの)25周年より盛りあがってんの?」

客席に問うシーンが何度か(笑)。

(今度は「天国への階段」をシンラインで弾くシーンも)

そんな嬉しい愉快なMCの後は「It's Alright」。
誠さんのシンラインの音色がじっくりと聴けちゃいます^^

そして、ああここはセットが変わってきましたね。
打楽器隊の先導でもって・・・「悲しい笑顔」。
誠さんの唄もさることながら、メンバーさん渾身の演奏が・・・たっぷりたっぷり聴けます。
各パートへのリスペクトと、時にその奔放な感じと、、同時に感じられ、、
もう、いつまでも聴いていたい・・・本当にそう思ってしまいます。
ステージ上で時折かわされている、メンバーさんの間での目線でどうやって展開・・
着地するのかなあっって、こちらも想像してみたり、、、
何より、そのすごい音のカタマリが・・・束になってうわっと客席のほうに畳み掛けてくる感じが、本当にたまりません。
あれを知ってしまうと、もう今更あとには戻れないというか^^。
着地点を探る感じとか、、凄く好きですね。

そして「天気雨」。
ここで誠さんが手にされていたギター。
このところの雑誌やwebでのインタビューでもよくお話されていたそれなんだな、、と思いました。
誠さん・・それからメンバーの皆さんにとっても、とても大切なお友達であった形見のギター・・・ということになるのでしょう。
(ララルでは、ギターを弾いていらっしゃいます)
CDでもその音色は聴いていたし、お話でも読んでいたけれども。

ほんとに、いい音なんです。

でもね、、間奏のソロのところで誠さん「・・・シマッタ!」って表情をされて。
誠さんはそういうところ、ほんとに嘘がつけない方ですよね^^・・・そういうとこ、キライじゃないです^^
それは、あまりにいい音すぎて「・・・僕が負けちゃった」とお話されてましたけれども。
今回は、レコーディングで使ったギターをどうしても使いたかった・・そうおっしゃっていました。

「アーユーレディ!!20年ぐらい若返るステージ、やっていい?」

・・・てこたあ、30ちゃいか。

「ほんっとーにいーい?」

いえーーい!!もちろん、もちろん、もちろん、もちろんっ!!
よろしくたのんます!!

「SO COLD THAT WOMAN」

待ってましたああああって感じです。
確か、誠さんとthe bondのセットでは、何度か聴いてますよね^^
だから、フルメンで聴いたのは2003年(20周年!)のスタパ以来かしらん。
やっぱり、疾走するスリリングな感じがたまりません。

これでまあ、よくも座ってられたと・・不思議なくらいです。
ステージの演奏はエキサイティングでしたねー^^
片山さんと、230さん(確か、水色のストラトかな?)の交互にソロを取り合う感じ。
めっちゃくちゃかっこいいです。

そして「Coolest Sister」へ。

「Drive」のコード進行と、「SO COLD THAT WOMAN」の詞の世界との融合。
まさにこれこれ。
続けて聴けるのなんて、夢のようです。
少しずつ各パートのソロもあったりして、、、いちだんとカッチョよくなっているのです。

後半戦のドトーはまだまだ続く^^
「THE DOCTOR」から、、、、、
誠さんも「もっともっと!!」とバンドをあおってあおってあおって・・・・

アーユーレディ!!!

「Don't Give It Up!」へ!!

誠さんのシャウトもすごいです!(後日ニッキでも書いてらしたほどに。)

お馴染みになりつつある、間奏のセカンドラインなクラップ!!
今日は、途中で「Hey!」も入った応用編(笑)。
誠さんも喜んで、、、

「いいぞーーーーー、しぶやーーーー!!」

「80年代みたいなノリーーーー!!」

「いいのかーーーーーー、音、でかくしちゃうぞーーー!」

て、さんざん聞かれた^^
大丈夫ですから、どーん!といっちゃってください!

な、誠さんのソローー。
でもね、、(ギターの)音が伸びない、、伸びないっていいつつ頑張ってらした^^

人生伸び悩むこともあるよ。そんなときもあるよ。

そういうときは、、こう叫ぶんだーーーーーーーーーーー。

♪Don't Give It Up!

あきらめないでいこう。
明日のことなんか心配しないで。
(きっと)うまくいくんだから。

と、自分勝手に意訳な解釈^^^
でも、そういうことかなーと。

自分で一緒に唄いながら、自分を盛上げるって感じもありなのかなー^^

そんなに定期的にアルバムが出るわけでなし、、、
ラジオとか、、ましてやテレビに出るわけじゃないのに、、
ありがとう^^っておっしゃいました。

で。純粋に質問しますと、おっしゃって。

何で僕のことを知ってるんですか?

と。

・・・へ???
改めて言われましても、、、、
(後日、その質問の意図は、ニッキに書いていらっしゃいました)
でも、似たようなことを神戸でもおっしゃっていたなあ、去年。
思いのほか?お客さんがたくさん来られたと思ったのか、、、

えっと、、、何でこれ(この日のライブのこと)を知ったんですか、、
やっぱ・・・ネット・・・ですか?

って、少々自信なげな様子で尋ねられていましたっけ。

誠さんの中では、古い唄、新しい唄。
全くモードチェンジをすることなく唄えているのだそうです。
「自分に成長がない・・・ともいえますが」
と、自嘲気味におっしゃってましたけども。

でも、逆にいうと・・・
デビュー当時に、その何年後の自分でも唄えるような時の流れに風化することがない、、
そんな唄を作ることが出来ていたのだ、、とも言えますよね?

聴き手の私側から言わせていただくならば、
そうですね、デビューの時の唄も、今の唄も特に意識することなく聴いています。
昔から聴いていらっしゃる方はどうなんだろう。
というか、既に聴き始めた数年まえだって、、20年近く経っていたわけですが、、
そのときの唄とライブの中では、普通に共存していました。
更に言うならば、誠さんのオリジナルと、洋楽邦楽のカバー。
これも、聴き手の中で「シフトチェンジの必要がない」のですよね。身構える必要もないし。

(以前、なんかの番組のビデオを見せていただきましたが・・・たぶん、、96年、97年くらいなのかな?
萩原健太さんの司会だったかなあと。
そのときに、似たようなお話をされていたのですよね。たしか。
大抵、意識無意識に限らずそういうことはあるものなんだけどねって。
・・・あ、そういえばそうだよねーーー、とそのときに気がついたのでした)

そして、25年目にして初めてこういうこと言いますが、、と前置きをされて、
皆さんの期待に添えるように、例えば少しはチャートにもお邪魔できる自分でありたいな・・・と。
確かに、こんなにはっきりおっしゃったことは・・・記憶にないかも。
25年目に、少し控えめにおっしゃるからこそ、その本気度が伺えると思います。
長年この世界のことをご存知でいらして、どんなにか大変なのかを目の当たりにされているからこそ。
ですよね。

本編の最後は「別に奇跡なんかじゃないから」。
現在の誠さんの立っている場所から語る、現在の心境・・・なのかな。

その2へ続く。

最新の画像もっと見る