ある爺さんの スナップ写真とボヤキ3

趣味もなく酒も飲めず・・・・・つまらない爺さん生活を、何気ないスナップ写真と、フッと感じたボヤキをアップしています

1年を振り返って

2016-12-31 | うんちく・小ネタ
■いよいよ2016年も、残すところ3時間となりました。
大晦日の今日、冷たい風も吹かず、実に穏やかな日でした。そんな穏やかな夜、2016年を振り返ってみると、自然災害が多い年だったような気がします。

■昨日30日のニュースでは、内閣府と新潟県が、新潟県糸魚川市大火被災者に「被災者生活再建支援法」適用する事を決めたと報じていました。
「被災者・・・支援法」は、「自然災害」に適用されるものですが、火事への適用は初めてで、糸魚川大火が「暴風」による「自然災害」と認定したことになります。ラーメン店「失火」による「もらい火」。「失火」が「故意」や「重過失」ではない・・・・という事になるわけですが、ラーメン店や個人宅に掛けられていた火災保険の適用は、どう扱うのでしょうか?
■おおざっぱな記憶を元に調べてみました。
4月に、熊本地方地震で震度7(M6.5)。その2日後にも震度7(M7.3)で、被害が拡大。余震が多発しており、震度5以上が24回もあり。いろいろな産業に影響を及ぼしましたが、デジタルカメラの製造が止まり、在庫不足が続き、新製品発売が延期されたのも記憶に新しいものです。
6月:北海道内浦湾で震度6弱(M5.3)。
   九州で「梅雨前線」停滞による大雨被害が多数発生。
8月:台風10号の迷走で、岩手県岩泉町の高齢者施設に川の水が入り込み、入居者9名全員死亡。
   北海道で、1週間に3つの台風(7号、11号、9号)が上陸。陸路・鉄路がズタズタになり、玉ねぎ・ジャガイモなどに甚大な被害。一時、ポテトチップ不足になりました。野菜類の値上がりは、この頃、顕著になり未だ続いています。
■私の好きな「餡子(あんこ)」ですが、小豆(あずき)(大納言など)は、北海道が主産地です。
6~7月の天候不順での生育不良と、この台風被害などで、品質・収穫量の大幅ダウンが伝えられており、今後、和菓子への値上がりが予想されています。

■9月:台風16号で九州~東海の広範囲で大雨被害発生。この台風は、10府県に「避難指示」、20府県に「避難勧告」と、未だかつてない発令数が記録されました。
   関東地方では、台風18号による大雨で、鬼怒川が決壊・氾濫。茨城県で大水害発生。
10月:鳥取中部地震で震度6弱(M6.6)。
    阿蘇山が爆発的大噴火。
■つい先日(28日(水))、私はライブ会場にいて気づきませんでしたが、茨木県北部で地震がありました(高萩市震度6弱)。
カミさん曰(いわ)く「結構、揺れていた・・・」との事ですが、この地震も「東日本大震災」の余震との事。宮城県沖・福島県沖でも、今年、この余震が多発しています。私が働くビルで、来年2月に「東日本大震災・東北3県復興マルシェ」が、また催されますが、一連の余震はいつ終結するのでしょうか。
■北海道では、記録的な暴風雪の被害もあったようです。
1月には関東でも大雪が降り、その後、都心部での「大雪に関する注意報・警報」の発令基準が変わっています。

■大まかに言って、「地震」と温暖化による「気象異常」なのでしょうか。
各地の「自然災害」による「復興支援」が、これほどまでに叫ばれた年は、未だかつてなかったのではないでしょうか。さて、皆さんの感じたこの1年は、どんなもんでしょうか? 穏やかな気候の大晦日(おおみそか)。来年は、こんな穏やかな1年でありますように願って止(や)みません。

「ありふれた日常生活」を訪問くださってくださる皆さま、この1年、ありがとうございました。
それでは、良いお年をお迎えください!