今日は企業見学の話。先日行った、四国の続・百名城巡り、企業見学を兼ねていた。このイベントは、(株)サクラ前線さんが開催しているイベントだ。私は二度目の参加になる。今回は、三好石材(株)さんという、高級花崗岩の切り出し、販売を行っている企業さんだ。
私、ご存じのようにお城巡りを続ている。石垣が好きになって、石工さんは、どんなふうに石垣って作るのか、割るのかをかねがね見たいと思っていた。そしてそのチャンスが巡ってきた。
往復の交通費も経費扱いになるし。昼食の名物うどんを頂いた後、高松市石匠(せきしょう)の里公園へ。石切りや石工の用具などが展示されていた。
公園のバックは、屋島。山の形が特徴的、これ、溶岩が水平に流れてできた、メサという地形だそうだ。源平の屋島の戦いで有名な場所だ。ということで、この地方は、庵治石(あじいし)という花崗岩で、それも高級なものが取れる。
見学は、まず、石切り場へ、ここで大きな石に順にクサビを打ち、その石が、パックリ割れる。石って、こんな風に割れるんだ、と実感。その後、加工工場で、機械による石の切断を見学。最後は、新規事業の終活や墓じまい等のサービスのお話を聴く。
小さな塔は、墓じまいした石から加工したもの。これを墓石の代わりにして、遺族は祈ることができる。もう一つの石は、お土産にもらった庵治石。短時間だったが、よく理解できた見学会であった。