資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

建設業経営研究会は分科会の発表

2012年01月14日 | 診断士活動(研究会)
建設業経営事項審査基準の解説
クリエーター情報なし
大成出版社


 昨日の診断協会の建設業経営研究会は、分科会の発表。3名の会員の発表があった。

 一人目の会員発表は、建設業の融資と経営改善。融資は3つのパターンがある。銀行が担保を取ってするプロパー融資、信用保証協会の融資、そして都や区の融資。そういえば、前回の実務従事をやったとき、融資に「プロパー」と書かれており、何のことがわからなかったが、これのことか。また、建設業界の下請け重層構造から、各階層で実施すべきことが提案された。最下層は、一般建設業の許可を取得すること、一人親方でも労災保険に加入することなどである。

 二人目の会員発表は、野村監督の「負けに不思議の負けなし」という言葉から、ある地域の専門業者の推移を調査、17年間で22社のうち9社が廃業など。比較的小さな企業が生き残っている。負けには必ず説明できる原因がある。

 三人目の会員発表は、建設業の財務から見た経営改善。いろいろな財務指標から経営改善のフローチャートを作った。元データは国土交通省の経営事項審査のデータである。素人の私は、よくこまでできたなと感心。しかし専門家からはまだまだ意見が出る。

 昨日の研究会は、専門工事業の経営のことが中心。私にとっては、結構ためになった。
コメント
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