欧州カーボンニュートラルツアー、最後の街はウィーン。一日かけてウィーン市の地域暖房プラントの視察。以前は天然ガスを使ってエネルギーをウィーン市へ送っていたが、現在は、カーボンニュートラルのため、地熱、バイオ、ヒートポンプ(水力)、グリーン水素と都市ガスの混焼、脱炭素となるエネルギーに切り替え始めている。説明で出てこなかったのは、原子力と風力くらいだ。なお現場写真は不可のため、今日はなし。
さて、視察を終えて、ウィーン市内に戻り、夕刻まで2時間程度は自由時間。この国は、役割と資格が厳密で、観光ガイドは資格が必要、添乗員がガイドのような事をすると、見つかると罰金、免許取り上げとなるそうだ。今回は視察だから、観光ガイドはつかない、自分で廻れ、ということだ。まあそれでもいいか。
バスで市内へ、ドナウ川を渡る。また、どこからでも見えるシュテファン大聖堂だ。
私、ウィーンは二度目。もっとも新婚旅行の時以来だから40年ぶり。でもあんまり変わってない。遺産だからね。体調がよくない、会議室やバスが寒かったことと睡眠不足かな。今日は、あんまり歩かない美術館巡りをすることにした。
まず、美術史美術館。65歳以上はシニア割。18ユーロ、3千円ほどだ。シニア割の適用は、私と同行の先生だけのようだ。ブリューゲルの有名な作品がある。見たことのある絵だ。
美術館のホールで。
エジプトや中世のお宝もある。
美術館を出てオペラ座方向へ。途中の公園にモーツアルトの像が。お土産もモーツアルトモノが多い、人気あるんだね。
続いてアルベルティーナ美術館、こちらは15ユーロ2千5百円。シニア割だったっけな。いろいろの展示があるが、一番わかりやすい印象派の作品を観る。モネの睡蓮シリーズだ。
ルノアール、結構知られてる絵だね。
ピカソ、すぐにわかるね。
よくわからん、ジャコメッティ。
青い色が特徴のシャガールだ。
美術館を出て、お土産を物色。モーツアルトの店で交渉。ほとんどがチョコレートだが、夏は溶ける可能性があり、チョコ以外を探す。バイオリン形のミニチュアウイスキーは男性向け。それにバイオリンケースをを開けるとモーツアルトの音楽が流れる、オルゴール、女性向け。
交渉したおねえさん方にお願いして一枚撮影。
馬車の駐車場。
街角の歌い手。投げ銭をする。
最後は集合地点のオペラ座。短いウィーン観光でした。どうも風邪を引いたらしく、夕食のワイン酒場(ホイリゲ)はパス。近所のスーパーでお寿司などを買い、夕食してすぐに寝る。
お寿司を食べ、たっぷり睡眠をとると、夜中に起きたが、すっかり体調は良くなった。睡眠不足と室内の寒さが原因かな。とにかく、来週の南アルプス縦走まで体調を崩さずよかった。最後の朝は、散歩してシェーンブルン宮殿の庭を観るか。