山浦清美のお気楽トーク

省エネ、農業、飛行機、ボウリングのことなどテーマ限定なしのお気楽トークができればと思っております。

3-Biz候補(12)~イノシシ除け作り

2015-09-28 | 月3万円ビジネス(3-Biz)
 山の畑ではイノシシの被害があります。山道や段々畑を壊したり、作物を荒らしたりと傍若無人に荒らし回ってくれます。ですから、山の畑で野菜栽培を無対策で行うことは不可能に近いと思います。
 
 先日、福岡県の方がイノシシの唸り声と犬の吠える声を録音したものを定期的にスピーカーで流すといった装置を考案して販売されているといったニュースを知りました。これに触発されて、私も作ってみようと思い立ちました。

 イノシシ除けの装置は色々と販売されておりますが、現在のところ実効を挙げているのは電気柵やフェンスなど物理的にイノシシの土地への侵入を防止するものです。設置するためには対策地を囲んでしまわなくてはなりませんので多大な費用が発生します。

 その他の製品は、効果があるのかないのか分かりません。彼らも知能を持つ動物ですので、一時的に脅威を与えることができてもイノシシ自身に物理的に作用するものでないことが分かると効果が薄れてしまうのではないかと思われます。

 例えば、爆竹を一定時間ごとに鳴らすといったことは比較的簡単に実現できます。しかしながら、必要もないのに無駄に鳴らしてももったいないし、イノシシが慣れるのも早まるのではのではないかと思われます。イノシシが畑に近づいた時のみに鳴らすようにすることによって、慣れるまでの期間を引き延ばすことができるのではないかと考えます。

 ストロボ光と音の組み合わせは、電子工作で比較的簡単に作れてしまいますが、一時的に驚いて逃げることはあっても、イノシシに対して現実的恐怖感を与えることができないのではないかと思います。
 これに対して爆竹(長崎くんちで使用されている連発のもの)が至近距離で鳴れば、かなりの脅威を感じるのではないかと思います。ただ、爆竹が原因で山火事が発生するようなことがあってはなりませんので、ペール缶の中で鳴らすようにします。鳴らすタイミングも近接センサーなどを利用して、できるだけ近くで鳴らすように工夫したいと考えております。

 試作した装置が実用的な成果を得られるようであれば、3-Bizのアイテムとしたいと思います。




3-Biz候補(11)~貸し自然農園作り(耕作放棄地の開墾)

2015-09-24 | 月3万円ビジネス(3-Biz)
 自然農を始めるにあたり、農地を確保することが大切です。しかし、自然農に対する一般農家の理解が得られず、「雑草の管理もできないのならもう貸さないぞ❗」などと言われことがあるそうです。
私の場合は、自己所有で隣接地もありませんので、何の気兼ねもなく実践することができています。このような農地が沢山あれば良いのですが、そうは問屋が卸してくれないようです。

であるならば農地を作りましょう。幸い家には耕作放棄された元ミカン畑があります。日当たりの良い傾斜地で、軽トラでアクセス可能です。ただ、20年位放棄されておりましたので、再開墾が必要です。これまでに3枚の畑の開墾を完了しましたが他の畑は手付かずです。(参考:「耕作放棄地の再生(開墾)」)
 一人で開墾作業を行ってもなかなか捗りません。大人数でやれば効率が上がりますし、楽しくもあります。ただ、人を雇っても投資を回収できる見込みはありません。そこで開墾作業を一緒にやってくれる方を募集します。再開墾作業に従事してもらい、開墾完了した面積の半分をそれぞれの従事時間に応じて分配します。分配された再開墾地は5年間無償にて使用できるものとします。残りの半分は、自然農をしたい方に分譲して貸し出すこととします。

 ただ、山の畑ですので鳥獣の被害があります。特にイノシシの被害は結構なものがあります。周囲にフェンスを張り巡らせたり、電気柵を設置すれば防ぐことができます。これも一緒に知恵を出し合いながら、対策をしていくのもまた面白いかなと思っております。





3-Biz候補(10)~麹作り

2015-09-23 | 月3万円ビジネス(3-Biz)
 以前、本ブログで「麹箱、孵卵器(インキュベーター)を作る(2)~試作機完成?」といった記事を書きました。結局、初生雛を購入したので孵卵器としては使用しておりませんが、家庭用の麹箱としは大き過ぎます。種麹も余りますので、自家用の麹を作る際に多めに仕込めます。
 この麹を活用し、味噌、醤油、味醂、黒酢、日本酒、焼酎、甘酒などなどを皆で賑やかに作るっていうのは如何でしょうか?
原材料の大豆は自然栽培ものですよ。今シーズンは小麦も自然栽培しますので、来シーズンからは小麦も自然栽培ものを使用できます。
 発酵食品作りは、なんとも魅力的です。出来上がったものも大いに楽しめます。きっと3-Bizにも適するものと思います。

3-Biz候補(9)~搾油と搾油機作り

2015-09-19 | 月3万円ビジネス(3-Biz)
 これも「100の実例」に紹介されているもの焼き直しですが・・・。

 我が家では大豆やトウモロコシなどの穀類やゴマなど色々と搾油可能な作物を栽培しております。また、山の畑には菜の花が自生しておりますが、菜種の採取は行っておりません。これらの作物から搾油すれば、サラダオイルなどを購入せずに済むことでしょう。
 ということで、いつかは搾油機を作ってみようと思っていたところでした。既製品を購入しても数万円でしょうから、それでも良いとは思いますが、そこは工作れそうなものは工夫して作ってしまおうというのが面白いところです。

 自家製素材を自作品で加工し、自家消費するといったところが生き方として気に入っております。

(山の畑に自生している菜の花)


 春先には一面の花畑になります。年々自生領域が増えていきます。相当量の搾油が可能だと思われます。




3-Biz候補(8)~ソーラー乾燥機作り

2015-09-18 | 月3万円ビジネス(3-Biz)
 自家栽培した野菜類を加工した切干大根、柚子パウダー、生姜パウダーなどを直売所で販売しております。加工工程で乾燥が必要です。現状では筵に広げて天日乾燥しております。しかし、大根や生姜などは含水量が多く、出来上がりに晴天日が数日必要となります。また、藁くずなどの混ざりものが発生したりするので、これらの除去にも手間がかかります。更に、天候に左右されやすく、生乾きのとき雨天が続いたりすると変色してしまい使い物にならなくなってしまうこともあります。できれば短時間で乾燥したいところです。
 筵に広げて扇風機などで風を当ながら乾燥すれば時間短縮が可能となりますが、これではエコとは言えません。

 そこで太陽光を利用して温風を作り、上から太陽光、下から温風を対象物に当てて乾燥する乾燥機を作ります。材料ももちろんタダで手に入る竹を活用することにします。一つ一つ手作りですから家庭で手軽に使えるコンパクトなものから、農家でも使用できるような大き目のものまで、ニーズに応じて作ることができます。

 これも立派な3-Bizになると思いますが、如何でしょうか?


3-Biz候補(7)~千歯扱き作り

2015-09-17 | 月3万円ビジネス(3-Biz)
 この冬、ライ麦脱穀のために自作してみました。材料は孟宗竹と針金ほんの少々で作りました。
本来ならば金属や木材で作るところでしょうが、身近にあって、かつタダで手に入るものを活用するということで竹を利用しました。ですから材料代は針金が1メートル程をあり合わせのものですので限りなくゼロ円です。

 若干改良点がありますが、十分に実用に耐えるものとなっております。自然農に興味がある方を対象にワークショップや販売といったビジネスが可能かと考えます。
将来的には、金属製のものや足踏み式の脱穀機にもチャレンジしてみようと思っております。

 参考までに、今回作成した千歯扱きをご紹介します。将来、歯数を増やせるように土台を大きめに作りましたが、この程度の歯数でも大丈夫なようです。







(脱穀中の様子)



(バラバラにして収納)





3-Biz候補(6)~太陽熱温水器作り

2015-09-16 | 月3万円ビジネス(3-Biz)
 前々からやりたかったのが太陽熱温水器作りです。(参考:「太陽熱温水器について」)

 以前、我が家の屋根には太陽熱温水器がのっかておりました。屋根瓦を取り換える際に、老朽化もあったので取り外してしまいました。しかし、配管用のホース類はそのままにしておりますので比較的簡単に取り付けが可能だと思います。しかし、新規に購入するとなると数十万はすると思いますので、自作してみようと思っている次第です。コンパクトさや高効率を追求しないとすれば、数万円の材料費で製作可能かと思われます。

 自分なりに工夫を凝らして実用的なものが作れるようになったら、ワークショップを開催したり、取り付け工事を受注するなどのビジネスに展開できるものと考えます。既に3-Bizで多くのビジネス例があることとは思いますが・・・。


消費税の軽減税率について(6)~還付方式(その2)

2015-09-15 | 政治・経済・社会
 ネット販売等に関する還付方式について財務省案では、宅配時に端末によってマイナンバーカードを読み込ませることで対応するとのことです。
宅配業者さんも大変ですね。いつも忙しそうに飛び回っている業者さんに余分な時間ロスを発生させます。それに宅配業者さんに徴税請負人みたいな仕事をさせて良いのでしょうか。一歩間違えば御用ともなりかねませんよ。従業員一人一人にこのようなリスクを負わせてよいものでしょうか?
おまけに、ネット通販の場合、配送した後にキャンセルとか返品とかもあるわけで、宅配業者さんが絡むと関係が複雑になりはしませんか。売買は直接には売り主と買い主の間のことであって、宅配業者さんは本来ならば関わりのないことでしょう。

 また、自販機による飲料品にも軽減税率を適用させるとなると自販機の変更が必要となります。一体全体全国にいかほどの台数が設置されていることやら。もっとも、清涼飲料水に軽減税率が必要かどうかということも疑問です。もっと他に軽減させるべき生活必需品があるのではないでしょうか。飲料は良くて酒類はダメといった理屈もわかりません。私からすれば、コーラや無果汁ジュースなどはビールと同じもの(嗜好品であって生活必需品ではない)に思えます。更に言えば、酒類には酒税が課せられており、それに加えて消費税が課されるといった、いわゆる二重課税の問題があります。
それから自販機のような無人の場合には、不正が行われ易くなることが考えられます。例えば、マイナンバーカード読取装置に仕掛けを施しデータを盗んでしまうとかいったことが横行しそうです。

 そもそも日常生活においてマイナンバーを頻繁に使用することは想定されていないことであろうかと思います。マイナンバーによって重大なプライバシーに関する情報が管理できるようになっております。この番号情報の取扱者は罰則を含めた管理義務が課されております。このような制度であるにも関わらず、一方では買い物をするたびに掲示させたり、宅配業者に読み取らせたりなど容易にカードを使わせようといった発想をするなどまったくもって理解できかねます。

 この還付方式に拘るならば、マイナンバーカードではなく「消費税還付カード」といった新たなカードを作った方が良いのではと考えます。あるいは無記名式の消費税還元ポイントカードでも良いではないですか、高々年間数千円のことでしょう。発行枚数を減らすには、対象者だけに還元額に相当する金額のプリペイドカードを交付するといったことも考えられます。このカードから消費税の2%支払い分だけ支払いの都度引いていくようにすれば、現金給付が他の用途に使われることも防ぐこともできます。

 そもそもマイナンバーカードが不評だから消費税還付を餌にして国民を釣り上げてしまおうなどといった助平心を起こしたこと自体が間違いなのです。
 高々年間数千円のために国民のプライバシーを危険にさらすような制度の導入を議論する必要があるのでしょうか。
 
<参 考>
消費税の軽減税率について(5)~還付方式





第21回佐賀市長杯アーチェリー大会(2015年)

2015-09-09 | スポーツ
 第21回佐賀市長杯アーチェリー大会が佐賀県立森林公園アーチェリー場で開催されました。

 選手の皆様、遠路多数ご参加いただき誠に有難うございました。次回も多数のご参加をお待ち申し上げます。

   大会結果 ⇒ 「第21回佐賀市長杯結果」

※ 大会結果につきましては、大会主催者よりデータの提供を受け、これをそのままット上に公開しているものです。
 従いまして、データの間違いなどがありましたら、主催者に直接お問い合わせくださいますようお願い申し上げます。


3-Biz候補(5)~自然栽培用野菜苗の提供

2015-09-08 | 月3万円ビジネス(3-Biz)
 私は市販の野菜苗を購入しません。自然栽培では種から(主に自家採取の固定種)が基本です。市販の苗は、化学肥料が用いられていたり、農薬が使用されていたりします。このような苗を自然栽培の圃場に移植したくはありません。また、苗の段階から自然栽培の圃場でも生き抜くことができるように鍛えておく必要があります。

 ということで種から苗を育てようとすると苗が不足しないように必要な苗より多めに準備してしまいます。定植後、枯れてしまった苗を補っても苗を余らせてしまうことがよくあります。このような苗を引き取ってもらえたら有難いと思います。

 一方で、家庭菜園など多品種少量の自然農的な栽培を手軽にやりたいと思っても苗作りからはと躊躇されている方や温床などを使った苗作りは大変だとお考えの方もいらっしゃると思います。

 そこで自然栽培用の苗を格安(市販価格より安く)で提供するビジネスは如何でしょうか。お互いのニーズがマッチするではありませんか。
 ただ、これで月3万円は現実的には無理な話です。あくまでも補完的なビジネスということになります。



消費税の軽減税率について(5)~還付方式

2015-09-08 | 政治・経済・社会
 報道によりますと自公両党が7日、消費税10%への引き上げ時に、酒を除く飲食料品について購入時10%払った消費税の内、2%分を戻す還付制度の導入に大筋合意したとのことです。

 購入時にレジでマイナンバーカードを提示する方式だそうな。還付して欲しけりゃマイナンバーカードを持ち歩けということのようです。国民の大多数はマイナンバーカードを持ちたくないといっているのにね。
 多分この方式の導入は無理だと思います。その理由について以下述べてみたいと思います。

1.酒を除く飲食料品の線引き
 このことは以前から指摘してきたところですが、何ら解決されません。国税庁のサイトでも指摘されておりますように、いわゆる「食料品の譲渡の範囲(飲食サービスとの仕切り)」問題です。これから議論が行われるでしょうが、線引きは永遠の課題となるでしょう。泥沼の裁判合戦になる可能性大です。

2.POSシステム更新
 マイナンバーカード対応できるPOSシステムに更新する必要があります。多大な費用が発生することでしょう。中小零細の店舗が果たしてこの負担に耐えられるでしょうか?
 この店舗では還付できないとなれば死活問題です。導入費用が捻出できなければ死ねというに等しいことです。政府は導入費用を全額負担してくれるのでしょうか?

3.ネット販売
 購入毎にマイナンバーを打ち込めっていうことでしょうか。それともカードリーダーを買えって言うことでしょうか。ハッカーの良いカモになるでしょう。マイナンバー制度の崩壊にも繋がりかねませんよ。

4.カードを忘れたら
 「それって自己責任でしょ!」で済まされるのでしょうか。もしカードを紛失したら即時発行してくれますか。数日でしたら我慢もしましょう。10日以上とか1カ月掛かってしまうとすれば、代替措置が必要でしょう。代替措置ができるとすれば、証拠資料(レシートなど)を添付して申告による還付もできるといった制度も必要でしょう。そうすると事務経費が大きくなってしまいます。

5.間に合わない
 2017年4月に10%に引き上げる予定だとすると、現実問題としてシステムの開発が間に合わないでしょう。報道によりますと、今後制度設計に入るとのことです。早くても半年位かかるでしょう。すったもんだすると一年位かかるかも知れません。それから、システム設計をしてとなれば、もう現時点で絶望的でしょう。

 まだまだ色々突っ込めるとは思いますが、これ位にしておきます。
挙句の果てがトラブル続出で大混乱となるしょうね。そこまでして軽減税率にこだわる必要があるのでしょうか。たった2%のために国民を大混乱させる意味が分かりません。もっとスマートに解決できる方法が他にあると思いますが・・・。


<参 考>
消費税の軽減税率は不毛な議論だ!」「消費税の軽減税率について」「消費税の軽減税率について (2)」「消費税の軽減税率について(3)~その先にあるもの」「消費税の軽減税率について(4)~たったの2%軽減ではやる意味ないでしょ!」「マイナンバー制度に思うこと

3-Biz候補(4)~無農薬茶葉関連ビジネス

2015-09-07 | 月3万円ビジネス(3-Biz)
 私は毎日のようにお茶を飲んでおります。日本茶の残留農薬基準は、主食である米に比べると相当に甘く設定されているようです。また、無農薬茶葉は高価で流通量も少ないようです。
 調べてみると茶葉を無農薬で栽培することは大変難しいこととされております。毎日口にするものが、このようなことで良いものかと考えていたとき、佐賀県で自然栽培茶を生産していらっしゃるといった新聞記事を目にしました。これに刺激を受け、早速茶の苗木を50本注文して自宅の畑と山の畑に植え付けてみました。(参考:「茶の苗木を植え付けました」)
 現在のところ順調に育っておりますので、2年後には自家製無農薬茶葉によるお茶を楽しめる予定です。来年も50~100本ほど植え付けてみようかと思っております。
 煎茶に加工したものを販売することもありかとは思いますが、茶摘み・加工のワークショップを開催し、皆で賑やかに一年分の緑茶を手作りする方が楽しいのではないかと思います。

 茶葉が収穫できるようになるまで数年かかりますので、その間は「月3万円ビジネス」で紹介されていた「無農薬緑茶自家栽培ビジネス(無農薬緑茶の自家栽培セット(苗、栽培ノウハウ)の提供))」といったことも面白いのではないかと思います。

3-Biz候補(3)~省エネグッズ作り

2015-09-06 | 月3万円ビジネス(3-Biz)
 私の専門分野を活かすとすれば、省エネ関連ビジネスでしょうか。色々な省エネグッズを製作するワークショップです。太陽光活用、エアコンの効率を上げるものなどなど沢山テーマがありそうです。

 手始めにこのようなものは如何でしょうか? ⇒「浄化槽ばっきブロアーの省エネ装置

 この装置は、かつて製品化を目指して開発しておりましたが諸事情により製品化を断念(参考:「浄化槽ばっきブロアーの省エネ装置の開発断念」)したものです。
 これなどは比較的簡単かつ安価に手作りができますので、ワークショップに適するのではないかと思っております。そして何より、効果は抜群で環境にも優しい取り組みでもあります。製品化して商売するには無理がありますが、助平心を抜きにすれば社会的にも有用なものになります。まさに「月3万円ビジネス」的と言えるのではないでしょうか?





3-Biz候補(2)~山林活用関連ビジネス

2015-09-06 | 月3万円ビジネス(3-Biz)
 我が家には50年以上前に植樹した杉と檜の山林があります。30年位前までは、間伐や枝打ちなどの管理作業を行っておりましたが、その後は無管理状態が続いております。台風による風倒木で山道を塞いでいるので、除去してくれとクレームがたまにあります。そのたびチェーンソーを担いで山に入って除去作業をするくらいです。
 せっかくの山林ですから活用したいのは山々ですが、これといった妙案が浮かびません。「月3万円ビジネス」で「薪ビジネス」というのが紹介されております。杉材で良ければ可能かと思いますが、調べてみると薪ストーブの薪に針葉樹は適さないとのことです。
 ただ、2702mさんの薪ストーブブログに次の記事があります。⇒「針葉樹はダメなのか?
このブログ記事によれば、針葉樹でも十分乾燥させればストーブに悪さをすることはないようですが、広葉樹より早く燃え尽きてしまうということです。このような性質を理解したユーザーに使ってもらえるとしたら、杉材を活用した「薪ビジネス」の可能性もあります。
 そこで、火持ちに関して情報を調べておりますと、群馬 薪ストーブ 軽井沢暖炉さんのサイト記事にたどり着きました。⇒「知って得する薪のいろいろ情報
この記事によれば、薪として樫の木が最も適するようです。クヌギも候補となりそうです。昔の雑木林には、これらの木々が多くみられ、連れ合いに聞くと子供のころ入会山で薪拾いをしていたそうです。しかし、それらは開墾され果樹園になったり杉や檜が植樹されております。これらも現在では果樹園は廃園になり、山林は無管理状態となっております。耕作放棄された果樹園は、荒れ放題です。蔦、茨、竹などが生い茂り、人が入ることを妨げております。また、いつの間にやらニセアカシアの巨木があちこちに目立ち始めております。数年前に再開墾した元ミカン畑にもニセアカシアが4、5本はびこっておりました。



これらを薪として活用できれば有難いと思いますが、それには大変な労力が必要となりますので現実的ではないでしょう。

 話は変わりますが、先日、杉山の伐採について調べておりますと、伐採には許可が必要とのことです。そして伐採許可条件として伐採後2年以内に植樹(杉を植えなければならないかは不明)することとなっているとのことです。根拠法までは調べておりませんが、伐採後裸山になってしまうことを防止することが法の趣旨だと考えられますので、広葉樹を植樹しても問題ないと理解します。しかし、人に聞くと杉でなければならないとのことです。私見では、広葉樹の方が防災的には望ましいと考えておりますが・・・。森林組合等への配慮もあってか、杉でなければならないといったことになるのではと邪推しております。
今さら杉などを植えても採算は合わず、管理もできず、後継者もいないとなれば、まったくもって意味のないことのように思われます。それよりも伐採して元の雑木林に戻すことが、後世の皆様にとって良かれと思うのであります。

 話を元に戻します。行く行くは広葉樹林に戻すことを前提とし、かつその間ある程度の収益を得るといった観点から考えてみます。
 針葉樹を伐採してしまうと、再び針葉樹を植樹しなければならないことになります。そこで伐採は諦めて、間伐のみを行うことにしたいと考えます。間伐材を切り出すのは大変なので、先ずは杉皮の活用をしてみます。これは「月3万円ビジネス100の実例」で紹介されていたビジネスです。次に、その場で薪割りをしてしばらく乾燥させます。空き時間を利用して薪集めを行い、自宅に持ち帰り本格的に乾燥してストックしておき、注文に応じて販売します。このようにして針葉樹を少しずつ減らしていきます。
 さて、その後何を植樹するかです。ニセアカシアは成長が早く4,5年で使用可能になるかもしれません。ただ、強風によって倒木しやすく雑木林形成には適さないようです。また、外来種ですので生態系に悪影響を及ぼす(既に、影響を与えているかも知れませんが・・・)ことも考慮しておかなければならないと思います。
 ここはやはり、樫、ブナ、クヌギなどが適するのではないかと思います。あるいは、栗や柿などの果樹も考えられると思います。樹種も一種類に限らず、複数の樹種を植樹していくことが大切だと考えます。
 このようなことを私一人がやっても大した意味はありませんし、一人でできるものではありません。第一に人手が足りません。
 そこで、針葉樹の間伐作業までは私がやりますので、切り倒した木の皮剥ぎや薪割りのワークショップを実施します。杉、檜の皮は持ち帰っていただきます。薪は乾燥後、提供していただいた労務に応じて、格安で販売するようにします。また、広葉樹の植樹作業に協力いただいた皆様にも、同様に薪の供給をします。
 果たして、このようなビジネスは成立するや否や。このようなアイデアにつき皆様のご意見を伺いたいと思っております。
 それから、何か別の良いアイデアをお持ちでしたら是非ともお聞かせいただければと存じます。


<2015/09/08 追記>
 その後少し調べてみましたら、伐採は許可申請ではなく、届け出だそうです。また、2年以内の植樹も許可条件ではなく、森林法で規定されているそうです。植樹する樹種も予め決められているようですので、勝手な樹種を植樹できないこととなります。また、間伐するのにも届け出が必要なようです。
 このように山林に関しては、がんじがらめになっておりますので、色々なビジネスを実行するのはかなり難しく思います。
 ここでメゲナイのが私の性分です。行政書士として何らかの役割を果たすことができるかもしれません。今まで何の関心もなかった分野ですが、本格的に森林法関連を調べてみようと思います。





3-Biz候補(1)~自然卵販売、自然養鶏雛育成など自然卵関連ビジネス

2015-09-02 | 月3万円ビジネス(3-Biz)
 平飼い卵販売は「月3万円ビジネス」で既に「卵を1日20個売るビジネス」として紹介されております。
 私自身、「自然卵養鶏カテゴリ」で書いておりますように養鶏を既に始めておりますので、一番親和性が高いと思います。

現在の20羽の鶏を飼育中ですが、一日1,000円売るには50円/個として20個の採卵が必要です。そうすると後10羽程度増やす必要があります。この程度の増羽でしたら、鶏舎もそのままで大丈夫そうですし、餌の確保も問題ありません。ということで、My 3-Bizの第1候補として挙げられるでしょう。

 また、関連ビジネスとして、これから小規模の自給的養鶏をしようとしている方々のサポートを行うビジネスも考えられます。まず必要となるのが鶏舎です。また、産卵箱、育雛箱、給水器、給餌器などの鶏舎内什器なども必要です。
これらをキットにして販売したり、ワークショップで作ったりすることなどもありでしょう。

 それから、鶏は数年で更新する必要があります。初生雛を導入すると卵を産み始めるまでに半年くらい掛かりますし、育雛箱なども必要となり、かなり面倒です。そこで幼雛、中雛、大雛まで育ててから小羽数でも販売するビジネスもできるのではないでしょうか。雛の販売はありふれていると思われるでしょうが、大きく異なるのは餌です。自然卵養鶏用の鶏とするため、市販の配合飼料などは一切使用せずに初生雛から自家製飼料と緑餌で育てます。
 
 更に、飼い始めて苦労するのが餌の確保です。市販の配合飼料では自然卵とは言えません。そこで、自然栽培されたトウモロコシを主原料にした、自家製発酵飼料を販売するビジネスが考えられます。

 ということで、自然卵関連ビジネスは3-Bizの宝庫となるかもしれません。今後、深堀してみるつもりです。