山浦清美のお気楽トーク

省エネ、農業、飛行機、ボウリングのことなどテーマ限定なしのお気楽トークができればと思っております。

改憲へ向けての諸条件が整いましたが・・・

2016-07-11 | 政治・経済・社会
 昨日の参議院議員選挙の投開票結果で改憲勢力が衆参両議院とも三分の二以上を占め、いよいよ改憲へ向けての諸条件が整ったこととなります。現衆議院議員の任期満了がタイムリミットということでしょうから、時間はそんなに多く残されていません。改憲勢力にとっては千載一遇の好機とばかりに一気呵成にことを進めたいところでしょう。ただ、拙速にことを運ぶとロクなことはありません。しくじれば、二度と改憲のチャンスは訪れないでしょう。

 改憲反対勢力は、選挙公約に改憲が入っていなかったことを理由に改憲の議論そのものも阻止しようといったことになろうかと思われます。しかし、争点隠しや選挙公約無視が常態化していることを有権者が知らぬはずもなく、それを踏まえた上での投票結果であることを受け止める必要があるように思われます。即ち、有権者が望むところの景気回復に対する有効な処方箋を提示できなかったことを思い知るべしということかと考えます。要は、改憲、立憲主義云々より、今日明日の生活のことを第一義に考えているということです。民進党も一時期政権を担っていたのですから、現与党への対案を明示すべきところであったのにも関わらず、これが有権者の理解を得られなかったのです。
 
 ですから結果は結果として冷静に受け止め、今後本格化するであろう改憲論議の深まりに期待したいものです。入り口で反対ばかりしていては、今回の選挙の同じ轍を踏むことになります。
 有権者も最終的には国民投票によって最終判断を行うことになるのですから、一人一人が真剣に憲法を考える良い機会と捉えることが必要なことではないでしょうか。


<参 考>
憲法改正について思うこと」「日本国憲法を読んでみよう!」「憲法第9条について」「自民党の日本国憲法改正草案について
 

晴気城址へのアクセス道整備について

2016-07-04 | ブログ
 先日地区の会合で、西晴気地区から晴気城址への山道が台風や大雨の影響で荒れ放題となっていることが話題となり、「何とかしなければねー」といったことが話し合われました。これといった結論には至りませんでしたが、修復に向けての共通認識はできたような気がします。
 実は我が家でもこの山道沿いに耕作放棄したミカン畑や山林(杉、檜)を所有していることから、何とかせねばとは思っていたところでした。一昨年は台風で数本の杉が倒伏し道を塞いでしまっていたので撤去作業を行ったところでした。5年位前までは軽トラで行けたのですが、現在は全くアクセス不能で、チェーンソーを持って麓から登らざるを得ない状況になってしまっておりました。

 さて、いざ山道整備を実行するとなると様々な困難が待ち構えております。先ずは、費用負担の問題です。この山道沿いには10人ほどの所有者がおりますが、そのほとんどは高齢者で、現在林業に従事している人はおらず、山林を持て余しているというのが現状です。これらの方々に費用負担や労務負担を求めることは到底できそうにありません。

 残る手は、地元有志でやるしかありません。そこで問題になるのが、この事業(大袈裟ですが)をやる意味です。今更、晴気城へのアクセス道を整備して何の意味があるのかという素朴な質問に答える必要があります。
 
 私は、基本的によそ者ですから小さいころに晴気城で遊んだとかいったノスタルジックな思い入れはありません。第一、晴気城なる処へ行ったことすらないのです。

そこで色々と晴気城のことを調べていると、次のサイトを見つけました。
 ⇒ 肥前・晴気城

 この方が書かれている「東麓の本龍院から続く農道を使って上っていったが、途中で荒廃し藪の中に道が消える。」というのが、まさにこの山道のことです。掲載されている写真の中には、我が家から10m程のところから撮影されていると思われるものもありました。
たまに晴気城址に行ってみたいのですがと聞かれることもありますので、同様の趣味をお持ちの方も結構いらっしゃるのでしょうね。

 このような皆様に晴気城址へ安全にアクセスできるように山道を整備し、道案内を要所要所に設置出来ればと思っているのですが・・・。

 このような事業に行政が手を貸していただければ大変に有難いのですが、財政難のおりなかなかこのようなことに予算がつくとは思えません。結局は地元で何とかするしかないのでしょうが、それには先にも述べましたように強い動機付けが必要になります。

 前途多難ですね。何か良い知恵をお持ちの方いらっしゃいませんか?