山浦清美のお気楽トーク

省エネ、農業、飛行機、ボウリングのことなどテーマ限定なしのお気楽トークができればと思っております。

藤川大輔プロのボウリングラボ

2022-07-30 | 藤川大輔プロファンクラブ(Club Daice)
 本日、藤川大輔プロファンクラブ「ボウリング理論セミナー(会員限定)~ボウリングラボ」が開催されました。今回でボウリングラボは4回目の開催です。毎回ボウリングに関する疑問・お悩み相談など目から鱗の知識や情報を分かりやすく解説してもらえます。



 本日のテーマは、「牽制ルール」「ストライクを連続させる」「スプリットの減らし方」「オイルパターン表の読み方と攻略法」「ボールの選択基準」と会員の皆様から寄せられた質問を中心に盛沢山の内容となりました。



 特に牽制ルールに関しては競技会に参加しても戸惑わないように「1レーン牽制」「2レーン牽制」「ボックス牽制」の違いを画像を用いて詳しく説明いただきました。



その他のテーマも藤川プロのボウリングに対する深い洞察力で切り込み、それでいて素人にも分かり易い解説がキラリと光りました。

 藤川大輔プロファンクラブは基本第4日曜日の月例会を中心に活動しておりますが、第5土曜日にはボウリングラボを開催しております。コロナが無ければ、ラボの後は懇親会という流れになるはずだったのですが・・・。残念なことに未だ懇親会が開けるような状況にはありません。
 その他、ファンクラブの活動として「Club Daice初遠征試合~菊陽ボウル(熊本県)」ホームを飛び出したりしております。

 このようにファンクラブは藤川大輔プロを囲み、和気あいあいとボウリングをエンジョイしております。ファンクラブは随時会員募集しておりますので、皆様も是非一緒に投げてみませんか!?



マクワ瓜

2022-07-28 | 農業
 今日も炎天下でサツマイモ(安納芋、シルクスイート)の除草作業でした。あまりもの暑さに耐えかね作業を切り上げようとしたとき、ふと目にしたのがマクワ瓜でした。適度に色づいております。これ喰ったら美味そうだなとついつい吸い寄せられてしまいました。匂いを嗅いでみましたら、未だ完熟ではなさそうですが、食べられないこともなさそうです。結局は喉の渇きに耐えられず1個だけ収穫してきました。



 一刀両断。やはり未だ熟しておりません。薫りはほんのりで果肉も固い状態でした。



 塩をまぶして冷蔵庫でキンキンに冷やしていただこうと思います。



 マクワ瓜は常温で追熟させることが出来るようですので、完熟まで待つ間に鳥からやられるより、ある程度のところで収穫して食べ頃まで追熟させる方が良いかもです。


除草に追われる日々・・・

2022-07-25 | 農業
 梅雨明けした後、戻り梅雨のように雨模様が続いておりました。お陰様で水田の水不足も解消とはいきませんが、何とか凌げそうになってきました。
 転じて畑の方はというと作物が草に覆われてしまっております。時間を見つけては除草に勤しんでおります(汗)

 落花生(おおまさり)です。溝は事前に草刈り機で除草済です。


 今回は丁寧に除草しまくりました。


 黄色い花が咲いています。


 受粉するとツル(子房柄)が下方に伸び地中に潜り込み結実します。


 カボチャも草で覆われてしまっております。これを地際から除草すると間違って作物まで刈取ってしまうことがあります。


 そこで高刈りにしてみました。作物の葉の上に出ている部分をカットしたり、作物から離れている場合でも地際から3~5センチ程のところを刈ります。茎も柔らかいので作業効率がかなりアップします。


 それでもそこそこの除草効果はありそうです。後はどれくらい長持ちするかです。落花生の畝の隣ですから簡単に比較できます。


 マクワ瓜は数日前に除草しました。その時数本間違って刈取ってしまいました。ということでカボチャの畝は高刈りにしたという次第です。
 あと数日で食べ頃を迎えそうです。草に埋もれているときに比べ丸裸状態ですので熟すのを鳥たちが狙っているかも知れません。


 さて、収穫のためとはいえ酷暑期の除草作業は実に辛いものです。あと何回除草作業をしなければならないのでしょうか!?

<参考> 「落花生(おおまさり)~救出作戦?」「除草、除草、除草」「休耕田の除草~高刈り


牽制ルールについて(3)

2022-07-19 | ボウリング
 先日出た試合は多くの健康ボウラーが参加されておりました。同ボックスにも両隣のボックスにもいらっしゃいました。最近の試合はほとんど1レーン牽制で実施されております。しかしながら、そんなに多くはないのですが1ボックス牽制で投球されている方もいらっしゃいます。このように牽制ルールが混在していると無用なトラブルが発生することもあります。この辺りの事情は末尾の<参考>に当該過去記事へのリンクからご参照ください。

 私も健康ボウリングからスタートしましたので、ある程度の事情は分かっているつもりです。健康ボウラーには老若男女色々な方々がいらっしゃいます。そしてボウリング歴も何十年から超初心者まで様々です。健康ボウリングのリーグ戦でも牽制ルールに限らず色々なもめ事が発生していると聞きますし、私も何度か嫌な思いをしたこともあります。
 健康ボウリングを始めるにあたっては5日程度の健康ボウリング教室を受講されているはずで、そこでは基本的なマナー、エチケットそれに危険行為についての基礎知識も座学で教えられているはずです。しかし、あえて言えば特定の方がその最低限のルールが守られていない(座学で教えてはいても聞いてないのかも!?)のです。
 今まで一番危険だと思ったのが、私が助走を開始すると直ぐに左隣のレーンのボウラーが脱兎のごとく助走を開始し、ほぼ同時投球となってしまったことです。私は遅いレーンでしたので20枚目位を投げておりましたのでかなり左側でフィニッシュしております。左のボウラーは10ボードを真っ直ぐに投げるタイプで投球後身体が右に流れてケンケンしてきます。あわや衝突しそうになりました。そのことが今でもトラウマになってしまい、隣のボウラーが早くアプローチに上がるタイプだったら投球順を譲るようにしております。しかし、タイミングによっては私が先に上がらざる得ないときがあります。その場合には、後ろの気配を気にしながらのセットアップとなります。助走を開始する前に後方に気配を察知すると気もそぞろととなってしまい、投球に集中できなくなってしまいます。

 それからレーン牽制とは関係ないのですが、ある健康ボウラーがコンソールテーブルに凍らせたペットボトルを置かれておりました。タオルで外側を巻いてありましたが、結露した水滴がフロアーに点々と落ちておりました。運悪く私や他のボウラーが気付かずに踏んでしまいました。助走を開始した直後大きく違和感を感じましたので投球を中断しました。このまま投げていたら恐らくレーンにダイブしていたことでしょう。フロアーやアプローチは水気が禁忌であることは教室で教えられているはずなのに、そんな基本的なことも守られていないのです。年配者が多い健康ボウリングです。一歩間違えば大怪我になりかねません。

 話をレーン牽制に戻しますと、この前の試合の時もまたほぼ同時投球になってしまいました。歳の頃は60~70歳位の左ボックスの小柄なお姉さまでした。失礼ながら年の割には身体の動きが敏捷で、同ボックスでも隣のボックスでもレーンが空いてさえいれば助走開始前でもアプローチに上がります。そしてやおらセットアップを開始し、準備万端今か今かとスタートを待っております。そして隣のレーンの投球者が助走を開始すると間髪を入れず助走をスタートしていました。隣で見ていて危ないな-と思いながら、自分の時には用心しなくちゃと思い、お姉さまがアプローチに上がりそうなタイミングの時には譲って先に行ってもらっておりました。そんな折、お隣さんはボールがまだ返ってきていないので、まだ余裕があると思って先にアプローチに上がりました。私は7歩助走で最初の3歩はかなりゆっくりと歩きます。そしたら、くだんのお姉さんがいつの間にかアプローチに上がり高速助走で私を追いかけてくるではありませんか。ここで投球中止したら逆に危険な状況かと思い投げはしましたがフィニッシュの蹴り足は少なめに流してレーンからはみ出さないようにしました。この一件で相当ヒヤリとさせられ、昔の記憶がフラッシュバックしてしまいました。万一ぶつかってしまったら体重の重たい私ですから相手方に怪我をさせてしまうかも知れません。
 隣レーンの投球者が助走を開始したらアプローチに上がって良いわけですが、せめて隣レーンの投球者がフィニッシュ姿勢を取り静止して安全と判断されるまでは助走開始を待っていただきたいものです。投球者の中にはバランスを崩して隣のレーンに入り込んで来ることもあります。また、フィニッシュ後に立ったまま、あるいは後退りしながらボールの行方を追いかけ、結果によっては相当なリアクションでもって隣レーンに躍り込んでくる方もいらっしゃいます。このように何が起こるか予測不可能な以上、自分の走路の安全が確保できる見通しが立ってからスタートを切るようにした方が良いと思われます。これがお互いの身を守ることに繋がると思います。

 更には、1レーン牽制でもタイミングによっては同ボックス連投されると先に投球準備が整っている隣ボックスの投球者が待たされることがあります。投球順を譲られたり、自分のボックスが他のボックスより遅れているなど特別の事情が無い限り、同ボックス連投せず隣のボックスの投球者に譲っていただきたいものです。
 例えば、自分のボックスが4人打ちで、隣が3人打ちだとするとどうしても4人打ちの方がゲーム進行が遅れます。そんな場合には進行が速いボックスが遅れたボックスに投球順を譲るなどして全体の進行をスムーズにするなどの配慮があっても良いのではないかと思います。得てしてゲーム進行が速いボックスほどボックス連投が頻繁にあり、その煽りで隣のボックスのゲーム進行が遅れたり、増々遅れさせてしまう要因になっていることもあります。

 今回の話題はレーン牽制というより、それ以前の問題なのです。どうしてそんなに早く投げたがるのでしょうか。私にはさっぱり分かりません。
 私も競技会などに出始めたころは「健康ボウラーだからね~。」と散々に嫌味を言われてきました。もしかしたら今でも言われているかも知れません。大会に出場する前に色々と調べたり、センターのスタッフに確認していても不十分なところがあります。それでも謂わば慣習的なローカルルールみたいなものもあったりして戸惑うこともあります。これで参加者同士のトラブルに発展してしまい人間関係がギクシャクして大会参加をやめてしまったり、果ては特定のボウラーがセンター出入り禁止になったなどといったケースにも発展します。

 目的は何であれ皆ボウリングが好きでボウリング場に集っているのです。楽しくやりましょうや!
 ただし、ルールやマナーは守りましょう。健康ボウラーだから許されるというものではありません。それはお互いのためでもあるのですから。


<参 考>
牽制ルールについて」「牽制ルールについて(2)

5歩助走と7歩助走の違い(投球動画の分析)

2022-07-14 | ボウリング
 過去に何度も投球動画を撮ってフォームの修正の参考にしてきました。動画の分析にはストップモーション(ポーズ)やコマ送りなどでかなり細かく見てきたつもりでした。しかし、動画をキャプチャーして比べてみると違いが歴然とします。少々手間でも早くやっておくべきでした。

 前置きはこれ位にして、早速各チェックポイントについて見ていきたいと思います。
 バックスイングのトップでは右足に体重が乗っており、トップに達すると同時ないしは前にスライド(左足)がスタートしていることが望ましいとされております。
 しかし、5歩助走の映像では右膝は伸びきっており、やっと踵が着いたばかりといった状態です。一方、7歩助走では右足に重心があり、既にスライド足も始動しております。

<バックスイングトップ(5歩助走)>


<バックスイングトップ(7歩助走)>



 スイングアームが水平となるタイミングにおいては、PBA選手の統計データではスライド中~スライド終盤となっているというのが大多数であるそうです。
 5歩助走の場合スライドが始まったばかりですが、7歩助走の場合は停止直前となっております。

<スイングアーム水平(5歩助走)>


<スイングアーム水平(7歩助走)>


 スイングの最下点では既にスライドが停止しているか遅くとも停止と同時が良いとされております。私の場合、5歩助走でも7歩助走でもほぼ停止と同時となっておりました。せっかくスイングアームが水平の7歩助走で手遅れの状態を作っているにも関わらず最下点では5歩助走と同じタイミングとなってしまっております。これは力によってスイングを早めてしまっている証拠です。

<スイング最下点(5歩助走)>


<スイング最下点(7歩助走)>


 5歩助走の時、フォロースルーの右手の甲が見えており、かつやや右の方に流れているように見受けられます。おそらくは引っ掻き上げをしたのではないかと思われます。

<フィニッシュ(5歩助走)>


<フィニッシュ(7歩助走)>


 以上はスイングとフットワークの同期についてチェックポイントからどのようにずれているかを見てきました。私の場合総合的にみて7歩助走が適しているようです。ただ、スイングアームが水平になった以降に無理やりスイングスピードを上げているところを改善することが今後の課題となります。

さて、では何故に5歩と7歩と歩数を変えただけでこのような違いが出てきてしまうのでしょうか。これは私の推測ですが、プッシュアウェイは進行方向に対してある速度で差し出すことになります。したがってボールの質量/体重に差し出す速度を乗じた分の減速(私の場合ではプッシュアウェイしたボールスピードの約8%)が生じます。5歩助走の場合には2歩目に当たり、まだ加速の段階にあります。一方、7歩助走では4歩目に当たり5歩助走に比べ大きな速度となっております。ですから7歩助走の方がアプローチを歩く速度に対する減速の割合が小さく、相対的にスイングに対してフットワークが速めに進行することになります。このことはシャドウでやった場合には減速要因が現れませんので、スイングとフットワークが同期しているのに、実際にボールを持って行うと上手く行かなくってしまうという実態と合致します。
 それから、心理的な要因もあるかも知れません。私の場合、5歩助走の1歩目はほんの僅かしか踏み出しません。ですから、ほぼ静止したようなものです。それから右足と同時にプッシュアウェイ動作に入ります。ここまではタイミング的には問題ないと思います。一時期これを変更しようと藻掻いていた時期もありました。(参考:「プッシュアウェイ開始のトリガー」)
しかし、これでも根本的な解決には至りませんでした。どうしても自動調整装置が働いてしまって同期ずれを自ら招いてしまうのです。
 これを7歩助走にすると上手く行くようになるのは、7歩助走でプッシュアウェイを開始するのは4歩目に当たります。この時点で5歩助走の場合はほぼゼロであった歩くスピードはある程度ついております。そのまま惰性でもう止まれない状態を作ってやることで自動調整装置を無力化ないしは能力を低下させることが出来ているのではないかと思われます。

 このように理由はともあれ、私の場合には7歩助走にすることによって解決できました。しかし、5歩助走のままで解決したければ減速分を打ち消すように力強く加速してやる必要があります。5歩助走の3歩目を大きく踏み出すというフットワーク方法が最近注目されているようですが、もしかしたらこの問題を解決するために生まれたというのは考えすぎでしょうか。私もこれにチャレンジしてみようと藤川プロに相談してみたら、わざわざアプローチにステップ毎の目標点にテープで貼っていただいたのですが、ものの30分もしない内に断念してしまいました。アプローチをゆっくりと歩く私には合っていないようです。藤川プロからは色々考えてやってみて学ぶのも必要なことだと慰めていただきました(涙)
 それからプッシュアウェイではなくプッシュダウンすることで減速要素を小さくすることが出来ますので、これも試してみる価値がありそうです。試したことはありませんがプッシュプルという方法もあるとかですが、これは加速要因になるのでしょうか。しかし、無理やり引っ張り上げるわけですから、ただでさえ力が入る私にとっては禁じ手になるものと思います。
 更には、5歩助走の1歩目を大きく踏み出しプッシュアウェイ開始時のスピードを上げておくという手があるかも知れません。
 心理的な要因は私固有の問題であるので特に議論の余地はないと思われますので、これ以上述べることはありません。
 このように細かく分析してみて初めて気づきが得られます。そうすれば改善方法も色々と見つかるでしょう。その中で自分に合ったものを選択して行けます。ただ、漫然と動画を眺めていただけでは何にも始まらないということを今更ながらに思い知らされました。

 今後の課題も明確になりました。これを改善していくことは当然のこととして、もう一つの重要課題である肩が廻ってしまうことを何とかしなければなりません。これも後方から撮った動画によりスイングラインとスライド足の位置関係を確認することで何がしかの気づきを得ることが出来ればと思っております。


またまた7歩助走に!

2022-07-12 | ボウリング
 これまでスイングとフットワークの同期が怪しくなると思い出したかのように7歩助走かブラブラ歩きにしてきました。しかし、しばらくするといつの間にか5歩助走に戻ってしまいます。別に5歩助走にしなければならないという理由があるわけでもありません。それほどまでに5歩助走が染みついてしまっているのでしょうか?

 昨日のリモ練で藤川プロから「スイングとフットワークが合ってないことがある」と指摘を受けました。以前は「合っていない!」でしたので格段の進歩があった模様です(笑)
 ですが、合っていないことがあるというのが曲者です。合わなくなる原因の追究、そしてその矯正となるとまた泥沼にはまってしまいそうな気がします。
 ブラブラ歩きや7歩助走ならば何の問題もなくできている(藤川プロに5歩助走と7歩助走での違いを動画で確認してもらいました。)のです。であるならば一層のこと7歩助走にしてしまえば悩む必要もなくなります。そこで、これからは7歩助走を定着させるべく、少なくとも半年は5歩助走に戻らないことにしました。
 半年後に5歩助走にしなければならない積極的な理由があり、5歩助走でも確実にスイングとフットワークの同期が取れるようになっていない限り5歩助走には戻らないことにします。
 これ位の決意表明をしない限り、また戻ってしまいそうな意志薄弱な自分がそこにいるのです(汗)

<参 考>
7歩助走にしてみました!」「7歩助走-再び


「無音リリース」を目指す!

2022-07-11 | ボウリング
 私にとって「無音リリース」で投げていらっしゃる方々は羨望の的であります。何時の日にか私もと思いはするものの、人一倍大きな着床音をボウリング場内に響き渡らせているのが現実です。これでも投球フォームの改善により幾らかはましになったとは言え無音には程遠いものがあります。
 ところで何故無音リリースかというと、放物運動から水平運動への移行がよりスムーズに行われることにより、推進エネルギーや回転エネルギーのロスが少なくなるということが挙げられます。またバウンドなどによって発生する不確定要素の発生も抑制できます。それに何より「カッコイイ!」というのが最大の理由です(笑)

 着床音を小さくするためにはボールのレーンに対する着床角を小さくする必要があります。このためにはボールの落下速度を小さくすることと水平方向の速度を大きくすることが求められます。
 言うまでもなくボールは自然落下運動をしますので、落下速度が最小になるのは鉛直方向の初速度がゼロの時です。すなわち水平方向に投射される場合となります。それと投射される位置が低くなるほど着床点での落下速度も小さくなります。
 一方水平方向の速度はリリースされるまでは振り子運動だと仮定するとこれも振り子の最下点で投射した時に最大となります。
 以上から無音リリースに近づけるためには、より低い位置から振り子の最下点でリリースできれば良いということになります。
 理屈上はそうなると思われるのですが、いざそれを実現するとなると様々な問題を克服しなければなりません。

 先ず第一は、低い位置からのリリースするということです。理想は以前ご紹介した”Mike Fagan”の投球動画(「投球フォーム改造~最終段階!?」)のようにレーンに付くか付かない位のぎりぎりのところでリリースするということでしょうが、私の場合ボールの中心が脛(膝と踝の中間)辺りを通過しております。これをもっと下げるには更なるフォームの修正が必要となります。
 次にリリースのタイミングです。スイングの最下点でリリースできればベストでしょうが、これはこれで難しいものがあります。先ずは一定の位置でリリースできることが重要でしょう。私の場合以前から着床点が前後にばらついていると指摘されておりました。これを克服するために「ドット・ボウリング」にしてみました。これでもまだ駄目なのでサムホールを本当に抜けるだろうかと言う位いにきつく調整しております。それでも不思議と抜けてくれるんです。これで握りしめが無くなり、ほぼ一定の位置でリリースできるようになってきました。
 今後の課題としてはフラットスポットをもう少し長く取れるようになれればと思っております。これでもスイングとフットワークの同期の調整を半年以上かけて、やっと僅かばかりのフラットスポットを作ることが出来るようになったのですが・・・。
 気の遠くなるような悪戦苦闘となるでしょうが、これが確実にできるようになった段階でリリース位置を下げていくことにより無音リリースが出来るようになるかもです。
 
 と自分では考えておりますが、色んな無音リリースの動画を参考にさせていただき、自分なりにアプローチしていきたいと思っております。
 無論、一番身近にいらっしゃる藤川大輔プロの無音リリースが最大のお手本ですし、多くのアドバイスもいただいております。しかしながら指摘された事項を克服できないもどかしさもあります。無音リリースの前にやることがあるだろうと言われれば、その通りでしょう。しかしながら、無音リリースは憧れでもありますので、是非とも到達したい目標として掲げたいと思っております。
 
 アベレージ200アップはどうなったと言われそうですが・・・(汗)
 こじつけかも知れませんが、無音リリースもその一里塚だと認識しております。
 
<2022/11/10 無音リリース関連記事追記>
全ては無音リリースに収斂しているのか!? 」「「無音リリース」を目指して(1) 」「「無音リリース」を目指して(2) 」「「無音リリース」を目指して(3)


月間アベレージ(6月)

2022-07-01 | ボウリング
 6月の月間アベレージは176.6となり、4ヶ月連続の180超えは達成できませんでした。
 ストライク率は39.1%⇒36.5%⇒42.9%⇒43.7%⇒43.9%⇒39.8%とこれも同様に4ヶ月連続で40%台はキープできませんでした。スプリット率は8.8%⇒10.6%⇒8.5%⇒8.9%⇒10.4%⇒9.7%と僅かに下がりましたが10%に近い水準で推移しております。
 10ピンカバー率は56.9%⇒60.0%⇒60.3%⇒76.9%⇒59.3%⇒63.0%と普通に戻ったという感じです。結局スペア練習はなかなかできず、この結果を招いてしまったようです。
 7月こそ「スペア練習月間」としたいと思っております。といってもスペアに特化した練習は取りにくいもので・・・。そんなこと言っているから上達しないんでしょうよ!









試合結果(6月)

2022-07-01 | ボウリングアベレージ200アップ大作戦
 6月の試合アベレージは174.89で4ヶ月連続180超えはなりませんでした。しかもプラスは1試合もないという体たらくに終わってしまいました。先月の後半から不調に陥ったまま脱出できないまま喘いでおります。
 投球フォームの修正も微調整といった段階で良い感じになってきておりますので、これといった原因は分かりません。もっとも原因が分かっていたら、もうとっくの昔に治ってますよね(笑)
 とにかく大崩れしてしまうことが再々です。オイルの変化に対応出来ないことから投球フォームの乱れに繋がり、修正できないままメンタル崩壊といったパターンに陥っているのでしょう。藤川プロから「試合の時の合格基準を落としなさい」とアドバイスを受けました。練習の時は高くすることが必要ですが、試合にそれを求めても良いことはないということです。
 7月は暑さに負けずに、気負わず試合に挑むつもりでおります。
 
<毎試合アベレージ推移グラフ>




<月間アベレージ推移グラフ>