山浦清美のお気楽トーク

省エネ、農業、飛行機、ボウリングのことなどテーマ限定なしのお気楽トークができればと思っております。

ハヤト瓜

2023-11-11 | 農業
 たった2個の種からご覧の通りの大繁殖です。まさに畑を覆いつくすような勢いです。ここ3,4年栽培は2~3個の種を植えておりますが、こんなに成長したのは初めてです。

 もう直ぐ霜が降りるという季節になり、やっと実を着けました。大きさは人の拳より大きいものもあります。大きめのものを収穫してみましたが、すぐに籠一杯になってしまいました。

 未だ未収穫のものが、この量の3倍位はありそうです。早速昼のおかずに胡麻和えと炒め物になりました。他に味噌漬けと粕漬にする為に皮を剥き半分にカットしたものを天日干ししております。
 しかしながら今年は大豊作で採れ過ぎです。当地ではあまり馴染みのない作物のようで、方々にに電話しても要らないとのことです。未収穫の分はどうしようかと途方に暮れております。

<2023/11/18 追記>
 貰ってくれる方が見つかりました。
 今年は瓜が採れずに酒粕が余っている方がいらっしゃって、以前食べたハヤト瓜の粕漬が美味しかったようで余っているなら是非分けてもらいたいとのことでした。
 そこで採り残しを収穫しました。

 これでも未だ1/3位は残っております。そろそろ寒にやられてしまいそうなので、勿体ないですけれど放置になってしまいそうです。
 
 

安納芋とシルクスイートの試し掘り

2023-10-29 | 農業
 今シーズンは天候のせいか生育不良のようでしたので、これまで試し掘りを躊躇しておりました。しかし、この頃朝晩は結構冷え込むようになりましたので、そろそろ頃合いかと思い、試しに安納芋とシルクスイートを2株ずつ試し掘りしてみました。
 次の画像のように、予想通り例年より小粒です。(左側がシルクスイート)



 後一週間ほど様子を見ようと思います。

 芋の切り口から白い汁が湧き出てきます。先日試し掘りした種子島紫はそうでもなかったのですが、これは糖度が高いことを窺わせます。2週間程貯蔵して試食してみることにします。

 種子島紫は同じ環境でも安納芋やシルクスイートと比べ大きく生育しております。元々強勢な品種なのかも知れません。とにかくたくさん採れます。未だ半分しか収穫出来ておりませんが、とてもですが自家消費するどころの量ではありません。カボチと共に月例会のストライク賞に提供したり、知人に配ったりしておりますがなかなか減りません。
 朝食のヨーグルトに混ぜたり、ご飯と一緒に炊いたりしてして消費促進しております。ポリフェノールや食物繊維を多く含むので健康にも良いかと思いますが、正直毎日は・・・。これにもう2種類の芋が・・・。

<参 考> 「サツマイモ(種子島紫)と落花生(おおまさり)の試し掘り




サツマイモ(種子島紫)と落花生(おおまさり)の試し掘り

2023-10-10 | 農業
 今年初めて栽培した種子島紫の試し掘りをしました。ついでに落花生もそろそろかと思い収穫してきました。

(種子島紫の畝)


(おおまさりの畝)


 種子島紫は1株、おおまさりは5~6株位です。


 おおまさりは贈答用と自家消費用に選別しました。大振りで殻に傷が無いものを選り分けると極僅かになってしまいました。


 サツマイモは甘さを増すために収穫して2~3週間は貯蔵しておくのですが、取り敢えず3個だけ試食してみることにしました。早速「安納芋を炊飯器で調理してみました 」でご紹介したお手軽調理法です。イモの方は炊飯器にまかせて、落花生の調理に取り掛かります。と言っても茹でるだけですが・・・。

 さて出来上がりは、

 皮は白っぽいのですが、切り口は鮮やかな紫色です。食感はホッコリとシットリの中間位です。収穫して直ぐなので甘さはあまりありませんでした。
 
 種子島紫はシットリ系と聞いておりましたので、少し収穫時期が早かったのかも知れません。この他にも安納芋とシルクスイートを栽培しておりますので食べ比べが楽しみです。
 しかし、この時期肥るんだよなー!!!


 

除草~とりあえず終了

2023-09-29 | 農業
 落花生(おおまさり)の畝の除草が終わりました。今日も30℃超えの予報が出ておりますので、残り4割ほどを午前中の涼しい内に一気に終わらせました。朝露に濡れ、やぶ蚊と格闘しながら何とか暑くなる前に完了しました。



ちなみに作業開始前の状況はこんなでした。


 後は草刈り機でボチボチやることにします。

 落花生はもう2ヶ所の畑で栽培しております。1ヶ所はこれに負けず劣らず草が繁茂しております。もう1ヶ所は入院前に除草しておりましたので、収穫までこのままで行けそうです。
 草はほんの少しでも手抜きすると手が付けられなくなってしまいます。何時も来年こそはちゃんとやろうと思うのですが、ついつい油断してしまいます。この性分何とかならないものですかね!!!

除草~遅々として進まず

2023-09-26 | 農業
 先日投稿(「草だらけ・・・ 」)した落花生(おおまさり)の畝を昨日・今日と二日掛けて除草しました。しかし、未だ60%程度しか終わってません。

(1日目終了時点)


(2日目終了時点)
 畝の奥の方は落花生とオクラの混植栽培です。


 ちなみに作業開始前の状況はこんなでした。


 落花生の除草は時間が掛かります。というのは落花生の繁茂している下には落花生の実に繋がる子房柄が伸びているので、ただ単に株の周りの草を刈ってしまうわけにはいきません。ですから慎重に作業に当たらねばなりません。場合によっては上から一本一本抜き取るようにすることもあります。
 後一日あれば何とかなりそうですが、予定が入っており次の作業は金曜日になりそうです。天気予報では晴れるようですので早く救出してやらねばと思っております。

 しかし、あれだけ草に埋もれていた割には生育状況はそんなに悲惨なことにはなっていないようでホッとしております。後一月ほどお日様を存分に浴びてすくすく育って欲しいと思います。


草だらけ・・・

2023-09-23 | 農業
 除草を怠ると御覧の通り草だらけになってしまいます。この畝には落花生(おおまさり)が埋もれております。この夏は酷暑と体調が芳しくなかったことから、例年より除草作業が疎かになっておりました。



 サツマイモ(安納芋、シルクスイート、種子島紫)は入院前に除草とツル返しをしていたので埋もれずに済んでおります。



 退院後、二週間はウォーキング程度の軽い運動以外はしないようにとのことでしたが、余りにも酷くなってしまいましたので鎌で草刈りをしました。最初は脈拍を計りながら恐る恐る始めました。しかし、百姓の性か私の性格か、こんなチンタラやってられるかとつい何時ものスピードで草を刈り始めたのでした。しかし草刈り作業は思ったより運動負荷が高い(ボウリングよりも?)ようで、脈拍が高くなってしまいました。これはやばいと「後一週間我慢すれば元のようにできる。」と自分に言い聞かせ、一時間くらいで早々に撤退してきました。

 この畑には他にも色々な作物がありますが、今年はどれも生育状況があまり良くありません。天候も関係あるでしょうが除草が疎かになってしまったことが原因であろうかと思います。
 来年はしっかりしなければ!!!

 

井出上げ(農業用水取水口整備作業)~2回目

2023-07-16 | 農業
 農業用水の需要期を前にした6月の上旬に井出上げが行われております。例年ですとこの1回で終わりなのですが、梅雨時の大雨や台風で取水口が土砂で閉塞してしまうと臨時で井出上げが実施されます。
 今年は先週の大雨で取水口が閉塞してしまいましたので、本日6:00より土砂で埋まった取水口と導水路の開削作業を行いました。

 このように導水路は土砂で埋まっております。表面は砂だけに見えるところも下の方は大小様々な岩石が入り混じっておりますので、スコップが中々役に立ちません。かと言って他に有効な道具もなく人海戦術で片付けるしかありません。





 本日は20人程の人手が集まり、2時間ほど掛けて土砂を取り除き、河川より取水が可能になりました。



 今回の作業は滅茶苦茶ハードでした。大量の汗をかき脱水症状でフラフラ状態で帰宅しました。水分補給し1時間ほど睡眠を取ったらようやく回復し事なきを得ました。

 午後からボウリング大会がありましたので、素麺を胃袋に流し込んで会場に駆けつけました。
 結果は198-226-246(アベレージ:223.33)で4位入賞でした。早朝からの作業で疲れていたことで、逆に力みが出なかったのが幸いしたのかも知れません。

 ということで長い一日ではありましたが、それなりに充実したものであったように思います。

 さて今年は3回目の井出上げが無いことを祈るばかりです。しかし、過去には複数回の井出上げがあったことも何回かありました。私を含めてみな高齢者揃いですので、このような重労働が出来なくなってきております。何とかならないものですかね!?




サヤインゲン~開花

2023-06-09 | 農業
 4/19に播種したサヤインゲンが開花しました。サヤインゲンは久々に栽培しております。私の好物なのですが、何故か作付けを忘れてしまうのです。そこで今年は忘れないうちにと早々に注文しておりました。そしたら何としたことか注文したことを忘れてまた注文してしまったのです。
 そこで時期をずらして5/22に第2弾を播種し、今のところ順調に成長しております。

 今回開花したのは、4/19に播種した分です。



 サヤインゲンにはツルありとツルなしがあるようですが、私はツルありしか栽培したことがありません。ツルありインゲンは誘引してやる必要があります。皆さんはネットなどを利用してあるようですが、私は麻紐(バインダー紐)を用いております。以前は私もネットを使っておりました。しかし、撤去作業が大変なので麻紐を使うようになりました。設置するときには結構手間なのですが、撤去は簡単になります。
 エンドウ豆なども麻紐で行っております。後作にキュウリなどの誘引が必要な作物を栽培すれば、そのまま使えます。不要になれば放置してしまっても構いません。麻縄を切って土の上に巻き付いた作物と共に置けば自然に腐食して土に還ります。

 さて、今年は例年の2倍作付けしておりますので、夏場の食卓を賑わしてくれることを期待しております。


落花生(おおまさり)~開花

2023-06-08 | 農業
 4/20に播種し、5/5頃に発芽していた落花生の第1回目の除草を行いました。この時期の落花生の株はまだ小さく草に埋もれてしまします。除草作業中に、ついうっかり落花生を刈取ってしまうことがよくありますので細心の注意が必要です。
 周辺の草を刈取って落花生を救出しますと、既に開花しているのがありました。



 落花生からは想像できないような黄色い可憐な花です。受粉すると子房柄が伸びて地中に潜り込み鞘が成熟して落花生となる何とも不思議な植物です。地上で成熟すると旨すぎて残らず食べられてしまうから、生き残り戦術として地中に潜るという選択をしたのかも知れません。それとも重い種子を地上で支えるには植物体がそれに耐えうる必要があります。そのためには植物体を頑強にするためにより多くの養分が必要となります。種子を地中に潜り込ませれば重力に耐える必要もなくなり、その分を種子の充実に回すことが出来ます。
 などなどと落花生の花を眺めながら、つらつらと暫し妄想に駆られたのでした。

<参 考> 「落花生(おおまさり)~発芽


青山椒の収穫

2023-05-21 | 農業
 我が家には山椒の木が3本あります。昔からある1本は棘が多いので、10年くらい前に棘の少ない品種の苗木を2本植え付けました。

 山椒の若葉は木の芽として食したり、未熟の実は青山椒、熟した実は黒山椒と呼び食材や香辛料として重宝します。
 今年も画像のように山椒が実りましたので、青山椒として収穫しました。





 1本の木からこれ位の収量がありました。



 結構念入りに摘んでも収穫漏れがありますので、これらは成熟させて黒山椒として収穫することにします。

 我が家では青山椒は主に佃煮に加工しております。ちりめんじゃこを混ぜれば「ちりめん山椒」としても楽しめます。夏場に食欲が衰えた時(滅多にないのですがww)などの食欲増進効果は抜群です。


ニンニクの収穫

2023-05-16 | 農業
 例年より十日ほど早いのですが平戸ニンニクを収穫しました。総数では95球でしたが、まぁまぁのは80球程度でしょうか。



この後天日干しして来シーズン用の種球を残し、それ以外の種球はバラして外皮を剥き冷凍保存します。冷凍保存しておけば必要な分だけ取り出し、そのまま使用できますので超便利です。

 収穫の際には株を引き抜いて畝上で暫く乾かすのが通例のようですが、私は抜いた株をその場で根と茎を切断してしまいます。種球以外は畝上に草マルチとして置いて土に還します。



 今シーズンは草マルチ(参考「草マルチの効果~2ヶ月後の様子 」)のお陰で除草作業の手間が激減しました。ですから、来シーズンは水田から転換した畑(参考「水田から自然農の畑へ~畝立-その5」)でも栽培しようかと考えております。ということで今シーズン収穫できた種球の半分程度は来シーズン用に確保しておかねばなりません。

 我が家ではニンニクの消費量が多く、今年は冷凍保存しておいた分では足りませんでしたので、数年前に作っておいた醤油漬けニンニクまで使用する羽目になりました。来シーズンのためとはいえ、半量しか使えないのは痛いですね。よくよく慎重に使わねば・・・。それとも別の品種にも挑戦してみるというのも手ですよね。今一度プランを練り直してみることにします。


草マルチの効果~2ヶ月後の様子

2023-05-09 | 農業
 前回の草マルチの投稿(「草マルチの効果~1ヶ月後の様子 」)から1ヶ月経過しました。投稿した日に草マルチを突き破った草を刈り、溝に生えた草を刈取って草マルチの補充を1回だけ行った以外、除草作業は一切しておりません。
 それから1ヶ月が経過した時点(最初の投稿(「草マルチの効果」)から2ヶ月経過)での状況は次の画像のようになっております。





 成長力旺盛な草がマルチのバリアを突き破ってはいるものの、その数は僅かでマルチしていない所と比べると概ね草は抑制出来ていると言えるでしょう。この1ヶ月何にもしていないのにも関わらずです。やはり草マルチの効果は絶大というべきものでしょう!

 しかし、問題は草の量を確保できるかに掛かっております。草マルチの量が少ないと抑制効果がガタ落ちしてしまいます。作物周辺の草だけでは足りません。今回は溝や他の畝の草を刈ってこの畝に集中させたからこそできたことです。草を刈った畝は手薄になってしまいますので、全ての畝に草マルチを施すというのは難しくなってきます。かと言って他の圃場から草を持って来るというのも考え物です。草マルチが必要ない背の高い作物などを周辺で栽培するなど色々と工夫が必要でしょう。

 これで草マルチは除草作業軽減に効果的であることが概ね実証できたと思います。そして草マルチ用の草の確保が今後の課題として見えてきました。

 さて、これでまた考える楽しみが増えました。色々と思い悩み苦しみ、試行錯誤しながら問題解決することは私の楽しみでもあります。これは百姓仕事に限らず人生の全ての部面において言えることです。
 まぁ、残り少ない人生ですから、気負わずやっていこうと思いますが・・・。


落花生(おおまさり)~発芽

2023-05-05 | 農業
 4/20に蒔いた落花生(おおまさり)が発芽しておりました。1か所に1鞘(2~3粒)ずつ蒔いております。落花生はポット育苗する方が多いようですが、ポット数が多くなり大変なので直播にしております。直播の場合、鳩やカラスなどの野鳥の被害に遭うこともありますが、それも仕方ないことです。今年は3枚の畑に分散して都合5畝に栽培しております。
 落花生は百姓を始めた時から毎年栽培しておりますから今回で14回目になります。元々はマメ科の植物を栽培することで土壌に窒素分を補給することが目的でしたが、初めて食した茹でピーナッツの美味さが忘れられず毎年栽培しております。おそらく、穀類を除けば、他の作物よりも断トツで栽培面積が広いと思います。それに病害虫の心配もほとんどありませんし、除草以外は手間いらずというのも気に入っております。忙しくて除草をさぼったとしてもちゃんと収穫出来ておりますので、もしかして除草すら不要かも知れません。私のような俄か百姓&兼業農家であっても失敗なく栽培が出来ておりますし、土壌への養分補給もできます。しかも収穫後の楽しみもあるという、まさに一石二鳥、三鳥の作物なのです。栽培しないという選択肢は全くありません。
 ただ唯一の欠点は、茹でピーが美味しすぎるということでしょうか。一旦食べ始めたら止まりません。大皿2~3皿位はペロリと平らげてしまいます。結果、栄養過多に陥るのは必然の理ということになるのです。
 茹でピーは冷凍保存できます。自然解凍で食べられますので、真夏に半解凍の茹でピーと冷えたビールの取り合わせは至福のひと時をもたらすことでしょう。








オクラ~発芽

2023-05-02 | 農業
 4/19に種蒔きしたオクラが発芽しておりました。2粒蒔きで160粒ほどありましたので、50~60株以上は確保できると思います。
何といってもオクラとゴーヤーは夏バテ防止の野菜として我が家では欠くことが出来ません。ゴーヤーは零れ種で勝手に生えてきますので、ここ15年位は何もせずに収穫だけしております。
 オクラは10株ほどあれば食べきれない位に収穫できます。食べ切れない分は、さっと湯がいて冷凍保存しておくこともできますので重宝します。
 株間には落花生(おおまさり)を蒔いておりますが、こちらの方は未だ発芽の確認が出来ておりません。オクラは多くの栄養分を要求するので、マメ科の植物を混植することで窒素の補給ができるのではないかと期待しております。






ニンニクの(花)芽

2023-04-16 | 農業
 今年もニンニクの花芽が伸びてきました。この花芽をそのままにしておくと本来収穫したい種球(球根)が大きくならなくなります。そこで、この花芽を摘まえてやる必要があります。花芽自体は手でポキンと折れるので大した手間ではありませんが、取りこぼしが発生しますので、それなりに集中して作業する必要があります。



 摘まえた花芽は捨ててしまったりなどと勿体ないことはしません。これがまた美味なのです。焼き鳥屋でベーコン巻きにしてあるのを見かけたことがあると思います。それも美味しいのですが、私は豚肉や鶏肉と炒めるのがお気に入りです。醬油ベースでも良いし、味噌炒めにしても中々のものです。



 今夜はこの時期しか食べられない旬の味を楽しむことが出来ます。冷凍すれば長期保存ができるようですが、そんなにたくさん採れるものではありませんので、すぐ使い切ってしまうでしょう。

 ニンニク栽培はあまり手が掛からないし、イノシシも好まないようですので、来シーズンは山の近くの畑にニンニク栽培の軸を移し作付面積を増やそうかと考えております。