山浦清美のお気楽トーク

省エネ、農業、飛行機、ボウリングのことなどテーマ限定なしのお気楽トークができればと思っております。

衆議院解散について思うこと

2017-09-28 | 政治・経済・社会
 本日、臨時国会冒頭で衆議院が解散されることになっております。この度の臨時国会は憲法第53条の規定により、野党側の要求によって招集されたものであるにも関わらず、全く審議も行われず、いきなり解散では解散権の乱用と言われても仕方のないことではないかと思います。

 以前、「解散権は首相の大権と言いますが・・・」「解散権は首相の大権と言いますが・・・(2)」で指摘しておりますように、7条解散は制限的に行われるべきものと考えております。
 今回の衆議院解散は国論を二分するような論点がある訳でもないのに如何にも唐突な印象をぬぐい切れません。首相の記者会見を聴いても得心できるものではありませんでした。森友・加計隠しと言われても仕方ないのではないでしょうか。


 既に解散の閣議決定が為された模様ですので、今更何をかいわんやといったところです。しっかりと有権者の権利を行使することしかありません。
 しかし、解散の情報が流れてからの激動の政治ショーを見ていると誠に面白いとしか言いようがありません。
「希望の党」なるものが出現し、その熱気で民進党を溶融させつつあります。以前にも「エンドレスが強制終了とは」で書いておりますように、前原代表は相変わらず先の見通しがつかないようです。このような大事は秘中の秘でなければならないのに報道にダダ洩れでは洒落にもなりません。民進党は無くなるべくして無くなったといったことでしょう。民進党を支持してきた方々の心中お察し申し上げます。
 さすがに前原代表は一国一城の主である自覚からでしょうか、希望の党からではなく無所属で出馬されるとのことです。どんな手を使っても安倍政権を倒したいとお考えならば、安倍首相の選挙区で立候補し、一対一の対決をなさったらよろしいのでは?
それでこそ、民進党を解党(?)に追いやった代表者たる責任を取ったといえるのではないでしょうか。
 

 

「経済数学の直観的方法-確率統計編」

2017-09-24 | 本と雑誌
 買っちゃいました。先日ご紹介した「経済数学の直観的方法-マクロ経済学編」は、まだ上級編を読み込んでいる最中ですが、なかなか面白く大変興味深く感じましたので、「確率統計編」も入手しました。

 長沼伸一郎著「経済数学の直観的方法-確率統計編」講談社






「経済数学の直観的方法-マクロ経済学編」

2017-09-06 | 本と雑誌
 随分と前に「株価予測は可能か?」といったタイトルで書いておりますが、株価予測の可能性について私は懐疑的に考えております。記事はそれこそ直観的に思ったことを綴っただけで、何の根拠も裏付けもありません。浅学の身ではそのことを論理的に説明することすらできないもどこしさがあります。
 また、金融工学なる学問体系もあり、それなりの実績(?)もあるようですし、社会に少なからぬ影響を与えていることを考えると、今更ながら興味が湧いてきました。
 しかしながら、一から経済学を学びなおすなどといったことは馬鹿げていると思い、色々と調べていると今回ご紹介した書籍に巡り合いました。


 長沼伸一郎著「経済数学の直観的方法-マクロ経済学編」講談社

これが面白ければ

 長沼伸一郎著「経済数学の直観的方法-確率統計編」講談社

も読んでみるつもりです。

 実は、長沼伸一郎著「物理数学の直観的方法-普及版」を以前読んだとき、このような著書が自分の学生時代にあったらと感動した思いがあったのです。さて、この本との出会いで私の考えが変わるのかどうか楽しみでもあります。