山浦清美のお気楽トーク

省エネ、農業、飛行機、ボウリングのことなどテーマ限定なしのお気楽トークができればと思っております。

3-Biz候補(3)~省エネグッズ作り

2015-09-06 | 月3万円ビジネス(3-Biz)
 私の専門分野を活かすとすれば、省エネ関連ビジネスでしょうか。色々な省エネグッズを製作するワークショップです。太陽光活用、エアコンの効率を上げるものなどなど沢山テーマがありそうです。

 手始めにこのようなものは如何でしょうか? ⇒「浄化槽ばっきブロアーの省エネ装置

 この装置は、かつて製品化を目指して開発しておりましたが諸事情により製品化を断念(参考:「浄化槽ばっきブロアーの省エネ装置の開発断念」)したものです。
 これなどは比較的簡単かつ安価に手作りができますので、ワークショップに適するのではないかと思っております。そして何より、効果は抜群で環境にも優しい取り組みでもあります。製品化して商売するには無理がありますが、助平心を抜きにすれば社会的にも有用なものになります。まさに「月3万円ビジネス」的と言えるのではないでしょうか?





3-Biz候補(2)~山林活用関連ビジネス

2015-09-06 | 月3万円ビジネス(3-Biz)
 我が家には50年以上前に植樹した杉と檜の山林があります。30年位前までは、間伐や枝打ちなどの管理作業を行っておりましたが、その後は無管理状態が続いております。台風による風倒木で山道を塞いでいるので、除去してくれとクレームがたまにあります。そのたびチェーンソーを担いで山に入って除去作業をするくらいです。
 せっかくの山林ですから活用したいのは山々ですが、これといった妙案が浮かびません。「月3万円ビジネス」で「薪ビジネス」というのが紹介されております。杉材で良ければ可能かと思いますが、調べてみると薪ストーブの薪に針葉樹は適さないとのことです。
 ただ、2702mさんの薪ストーブブログに次の記事があります。⇒「針葉樹はダメなのか?
このブログ記事によれば、針葉樹でも十分乾燥させればストーブに悪さをすることはないようですが、広葉樹より早く燃え尽きてしまうということです。このような性質を理解したユーザーに使ってもらえるとしたら、杉材を活用した「薪ビジネス」の可能性もあります。
 そこで、火持ちに関して情報を調べておりますと、群馬 薪ストーブ 軽井沢暖炉さんのサイト記事にたどり着きました。⇒「知って得する薪のいろいろ情報
この記事によれば、薪として樫の木が最も適するようです。クヌギも候補となりそうです。昔の雑木林には、これらの木々が多くみられ、連れ合いに聞くと子供のころ入会山で薪拾いをしていたそうです。しかし、それらは開墾され果樹園になったり杉や檜が植樹されております。これらも現在では果樹園は廃園になり、山林は無管理状態となっております。耕作放棄された果樹園は、荒れ放題です。蔦、茨、竹などが生い茂り、人が入ることを妨げております。また、いつの間にやらニセアカシアの巨木があちこちに目立ち始めております。数年前に再開墾した元ミカン畑にもニセアカシアが4、5本はびこっておりました。



これらを薪として活用できれば有難いと思いますが、それには大変な労力が必要となりますので現実的ではないでしょう。

 話は変わりますが、先日、杉山の伐採について調べておりますと、伐採には許可が必要とのことです。そして伐採許可条件として伐採後2年以内に植樹(杉を植えなければならないかは不明)することとなっているとのことです。根拠法までは調べておりませんが、伐採後裸山になってしまうことを防止することが法の趣旨だと考えられますので、広葉樹を植樹しても問題ないと理解します。しかし、人に聞くと杉でなければならないとのことです。私見では、広葉樹の方が防災的には望ましいと考えておりますが・・・。森林組合等への配慮もあってか、杉でなければならないといったことになるのではと邪推しております。
今さら杉などを植えても採算は合わず、管理もできず、後継者もいないとなれば、まったくもって意味のないことのように思われます。それよりも伐採して元の雑木林に戻すことが、後世の皆様にとって良かれと思うのであります。

 話を元に戻します。行く行くは広葉樹林に戻すことを前提とし、かつその間ある程度の収益を得るといった観点から考えてみます。
 針葉樹を伐採してしまうと、再び針葉樹を植樹しなければならないことになります。そこで伐採は諦めて、間伐のみを行うことにしたいと考えます。間伐材を切り出すのは大変なので、先ずは杉皮の活用をしてみます。これは「月3万円ビジネス100の実例」で紹介されていたビジネスです。次に、その場で薪割りをしてしばらく乾燥させます。空き時間を利用して薪集めを行い、自宅に持ち帰り本格的に乾燥してストックしておき、注文に応じて販売します。このようにして針葉樹を少しずつ減らしていきます。
 さて、その後何を植樹するかです。ニセアカシアは成長が早く4,5年で使用可能になるかもしれません。ただ、強風によって倒木しやすく雑木林形成には適さないようです。また、外来種ですので生態系に悪影響を及ぼす(既に、影響を与えているかも知れませんが・・・)ことも考慮しておかなければならないと思います。
 ここはやはり、樫、ブナ、クヌギなどが適するのではないかと思います。あるいは、栗や柿などの果樹も考えられると思います。樹種も一種類に限らず、複数の樹種を植樹していくことが大切だと考えます。
 このようなことを私一人がやっても大した意味はありませんし、一人でできるものではありません。第一に人手が足りません。
 そこで、針葉樹の間伐作業までは私がやりますので、切り倒した木の皮剥ぎや薪割りのワークショップを実施します。杉、檜の皮は持ち帰っていただきます。薪は乾燥後、提供していただいた労務に応じて、格安で販売するようにします。また、広葉樹の植樹作業に協力いただいた皆様にも、同様に薪の供給をします。
 果たして、このようなビジネスは成立するや否や。このようなアイデアにつき皆様のご意見を伺いたいと思っております。
 それから、何か別の良いアイデアをお持ちでしたら是非ともお聞かせいただければと存じます。


<2015/09/08 追記>
 その後少し調べてみましたら、伐採は許可申請ではなく、届け出だそうです。また、2年以内の植樹も許可条件ではなく、森林法で規定されているそうです。植樹する樹種も予め決められているようですので、勝手な樹種を植樹できないこととなります。また、間伐するのにも届け出が必要なようです。
 このように山林に関しては、がんじがらめになっておりますので、色々なビジネスを実行するのはかなり難しく思います。
 ここでメゲナイのが私の性分です。行政書士として何らかの役割を果たすことができるかもしれません。今まで何の関心もなかった分野ですが、本格的に森林法関連を調べてみようと思います。