これまで雑草対策には色々と取り組んで参りました。例えば、草マルチ(「ニンニク栽培~除草」)や高刈り(「休耕田の除草~高刈り」)などが代表例ですが、これらも決定的な決め手にはならず、除草の手間は減ったとはいえ相変わらず除草作業が重くのしかかっております。兼業農家の我が身にとっては、他にも仕事を抱えておりますので、ややもすると手抜きせざるを得ないこともあり、結果草茫々となり果てることが再々でした。特に根菜類のニンジン、大根、ゴボウなどは失敗の連続といった惨憺たる結果を招いております。
これまでの経験から草マルチに効果があることは分かっているのですが、この時期にマルチするのに十分な草を得ることが難しいのです。そこで草マルチについて調べておりますとYouTubeで末尾の参考欄の動画を見つけました。この方法は謂わば雑草を雑草を以て制すといった誠に理に適った方法であると思われます。まさに親子2代に渡り自然農法に取り組んでこられた経験と知恵から生み出されたものだと思います。
そこで早速私も取り組んでみることにしました。しかし、昨日はあいにく雨が降っておりましたので、逸る気持ちを抑え自分なりのアレンジをするつもりで頭の中でシミュレーションをして過ごしておりました。このような時は何故だか凄くウキウキした気分になります。しかし、天気予報では曇り時々雨でしたので、半分諦めておりました。
ところが今朝目覚めると薄日が差しているではありませんか。何たる僥倖でしょう、飛び起きて早速作業に取り掛かりました。
次の画像は今シーズンに根菜類の栽培を予定している畝です。ほぼ草に覆われております。

次の画像は、鎌で粗方草を刈取ったところです。

刈取った草は隣のニンニクの畝の草マルチの補充に使いました。

根マルチ作製には水稲用の育苗箱を用いることにしました。動画では別の場所で根マルチを育てるようになっておりましたが、私は使用する畝上で行うこととしました。使用する土も栽培する畝の土、それも表土を薄く削り取って育苗箱に入れました。これは土壌環境を大きく変えないようにとの配慮からです。
また、動画では麦など生育の速いものを用いてありましたが、手持ちの種子で適当なものがありませんでしたので、その土壌中にあるであろう雑草の種に期待することにしました。
作業していたら小雨が降ってきましたので、取り敢えず10箱出来たところで作業を中断しました。

空の育苗箱は取り敢えず並べておいて畝上の草がどのように変化するかを調べることとしました。残りは明日以降天候の回復を待ってからの作業となります。
さて今後の展開が楽しみです。この方法が上手く行けば、自然農を実践していく上で大いなる支えとなってくれれでしょう。
改めて中谷さんに感謝です。今後も中谷自然農園さんの動画で学ばせてください。
<2025/03/07 追記>
本日は晴天に恵まれましたので、残りの作業を終了しました。後は草の発芽と成長を待ちます。時折観察して土壌が乾燥しているようでしたら水掛を行うつもりです。雑草を栽培するなんて初めての経験です(笑)
実はこの方法は水稲の田植えをした後に余った苗の処理と同じなのです。通常は補植用に何箱か残しておく以外は、逆さま(根を上に)して畔や圃場に置いて処分(その内枯れて土に還ります)しております。置いたところには暫く草が生えてこないことを経験的に知っているはずです。そのことを知ってはいても、他のことに応用できるか否かが凡人と賢人の違いなのですね。
<参 考>
これまでの経験から草マルチに効果があることは分かっているのですが、この時期にマルチするのに十分な草を得ることが難しいのです。そこで草マルチについて調べておりますとYouTubeで末尾の参考欄の動画を見つけました。この方法は謂わば雑草を雑草を以て制すといった誠に理に適った方法であると思われます。まさに親子2代に渡り自然農法に取り組んでこられた経験と知恵から生み出されたものだと思います。
そこで早速私も取り組んでみることにしました。しかし、昨日はあいにく雨が降っておりましたので、逸る気持ちを抑え自分なりのアレンジをするつもりで頭の中でシミュレーションをして過ごしておりました。このような時は何故だか凄くウキウキした気分になります。しかし、天気予報では曇り時々雨でしたので、半分諦めておりました。
ところが今朝目覚めると薄日が差しているではありませんか。何たる僥倖でしょう、飛び起きて早速作業に取り掛かりました。
次の画像は今シーズンに根菜類の栽培を予定している畝です。ほぼ草に覆われております。

次の画像は、鎌で粗方草を刈取ったところです。

刈取った草は隣のニンニクの畝の草マルチの補充に使いました。

根マルチ作製には水稲用の育苗箱を用いることにしました。動画では別の場所で根マルチを育てるようになっておりましたが、私は使用する畝上で行うこととしました。使用する土も栽培する畝の土、それも表土を薄く削り取って育苗箱に入れました。これは土壌環境を大きく変えないようにとの配慮からです。
また、動画では麦など生育の速いものを用いてありましたが、手持ちの種子で適当なものがありませんでしたので、その土壌中にあるであろう雑草の種に期待することにしました。
作業していたら小雨が降ってきましたので、取り敢えず10箱出来たところで作業を中断しました。

空の育苗箱は取り敢えず並べておいて畝上の草がどのように変化するかを調べることとしました。残りは明日以降天候の回復を待ってからの作業となります。
さて今後の展開が楽しみです。この方法が上手く行けば、自然農を実践していく上で大いなる支えとなってくれれでしょう。
改めて中谷さんに感謝です。今後も中谷自然農園さんの動画で学ばせてください。
<2025/03/07 追記>
本日は晴天に恵まれましたので、残りの作業を終了しました。後は草の発芽と成長を待ちます。時折観察して土壌が乾燥しているようでしたら水掛を行うつもりです。雑草を栽培するなんて初めての経験です(笑)
実はこの方法は水稲の田植えをした後に余った苗の処理と同じなのです。通常は補植用に何箱か残しておく以外は、逆さま(根を上に)して畔や圃場に置いて処分(その内枯れて土に還ります)しております。置いたところには暫く草が生えてこないことを経験的に知っているはずです。そのことを知ってはいても、他のことに応用できるか否かが凡人と賢人の違いなのですね。
<参 考>
この方法、私もやってみたいと思いながら、なかなか手がつきませんでした。
発想が面白いですね。
今後の展開、楽しみにしています。
コメントありがとうございます。
まさに草の天地をひっくり返すということでも逆転の発想ですね。
経過を随時投稿していきますので、これからもご愛読願えたらと存じます。
遅生さんの「故玩館ブログ」
私は書や焼き物に興味がありますので、毎回楽しみにしております。
今後ともよろしくお願いします。
リアクションのみならず
フォローまでして下さり
感謝しております、、
自然農法 を根底に
考えられていらっしゃるんですね、、
今後ともどうぞ宜しくお願い
致します(^.^)(-.-)(__)575
https://blog.goo.ne.jp/575
コメントありがとうございます。
目指すところは自然農ですが、失敗が多く試行錯誤しながらやってます。
俳句とかやりたいのですが季語の知識も乏しいので、取り敢えず川柳カテゴリに駄句を投稿しています。しかし、これもセンスが無くて標語みたいなのが多くなってます(笑)
当方こそよろしくお願いします。