山浦清美のお気楽トーク

省エネ、農業、飛行機、ボウリングのことなどテーマ限定なしのお気楽トークができればと思っております。

携帯型心電計

2024-04-08 | ブログ
 心房細動アブレーション治療を受けて、もうすぐ7ヶ月が経過します。今のところ再発の兆しはないのですが、発症の原因(遺伝的要素が大きいとは言われていますが)が分からない以上、常に再発の危険に晒されているとも考えられます。ですから再発をいち早く察知して適切な治療を受けることが大切です。
 そのために毎朝血圧、脈拍、体重を測定し記録をつけています。と言いますのも血圧計に不規則脈波のエラー表示があり、これで不整脈があることが分かります。私の場合、高血圧の診察を受けた時に偶々看護師さんが見つけてくれました。エラー表示が出ていても、それが不整脈を示していることは知りませんでした。取説をちゃんと読んでいればもっと早くに気付けたかも知れません。
 しかしながら不整脈が発症して間もない時期には偶にしか出ませんので、一日一回の測定で見つけることは難しいものがあります。後で思えば初期の段階では稀に不規則脈波の表示が出るくらいで、再測定すれば正常に測定出来ておりました。それが段々頻発するようになり、ついには毎回出るようになりました。つまり、毎朝の測定ではかなり症状が進行しなければ分からないということです。
 そこで携帯して何時でもどこでも不規則脈波を検知できるようなものはないかと探してみました。先ず思い浮かべるのがスマートウオッチでしょうか。これは多くの機能を持った優れもののようですが、それなりに値段も張ります。
 そこでいっそのこと心電計にしてみようと考えたのです。それも気になったときに即座に測定できるということから携帯型のものを探してみました。ということで今回購入したのが、オムロン社製の携帯型心電計HCG-8060Tというものです。
 次の画像のように外形寸法30✕90✕7.4mm、重量24g(電池含む)といった超コンパクトなものです。

 それでもって1誘導心電図だけでなく6誘導心電図も測ることができるといった優れものです。データの取得、表示、データ保存はスマホのアプリで行います。また、スマホからメールで送ったり、印刷もできますので不整脈が発生した時の心電図を診断時の参考にしてもらうこともできます。

 早速、心電図を取ってみました。

(1誘導心電図)


(6誘導心電図)


 心電図の波形を読めなくてもアプリで解析結果を出してくれますので素人でも使えるようになっております。

 この心電計を常時携帯しておけば身体に何か異変を感じた時に即座に測定することができますので、再発の兆候をいち早く掴まえることが出来るようになるかも知れません。
 しかし、技術の進歩は目覚しいものがあります。このような製品がこの価格で世の中に出回るようになるとは元技術者として驚かされます。

 せっかくの機会ですので心電図が読めるように勉強してみようかな。自分の病気と付き合うためにも大切なことだと思いますし、それに何より知らないことを学ぶというのは面白いことです。これだから人生退屈しないんですよね。

<参 考>
心房細動アブレーション治療を受けました!」「心房細動アブレーション治療~3ヶ月経過」「心房細動アブレーション治療~6ヶ月経過

心房細動アブレーション治療~6ヶ月経過

2024-03-11 | ブログ
 心房細動アブレーション治療を受けて6ヶ月経過しましたので診察を受けてきました。12誘導心電図と問診の結果、特に異状は認められず順調に経過しているとのことで、抗不整脈薬2種類の内一つと抗凝固薬(血液サラサラ)は中止して良いそうです。ということで明日より抗不整脈薬1種類と降圧剤1種類の服用で済むようになりました。
 次回の診察は術後1年です。

 次のグラフは毎朝食前に測定した8月から本日までの血圧・脈拍・体重の推移グラフです。


 術後3ヶ月の診察以降のグラフを見ても安静時の脈拍は日ごとの高低はありますが低下傾向にあるように思われます。不整脈の症状が出る以前の1分間に60拍台になりつつあります。特に正月にボウリングをしなかった時期には50~60台の前半に落ち着いております。その後もボウリングをしなかった日の翌朝はかなり下がっているようです。ということはボウリングが心臓に負荷を掛けているのかも知れません。
 健康を維持するためには心臓に対して適度な負荷を掛けることも必要でしょうから、毎朝データを取ることによって過度な負荷が掛かっていないかをチェックできることが出来ますので今後も続けていきます。 
 体重の方は一時期減ってきておりましたが、正月を境に増加してしまいました。5~10kg程は減らしたいとの思はどこぞへ飛んで行ってしまったようです(笑)

<参 考>
心房細動アブレーション治療を受けました!」「心房細動アブレーション治療~3ヶ月経過

心房細動アブレーション治療~3ヶ月経過

2023-12-22 | ブログ
 心房細動アブレーション治療を受けて1週間後の診察では順調に経過しているとのことでしたので、次は3ヶ月後ということになっておりました。
 先日、3ヶ月経過しましたので診察を受けてきました。12誘導心電図と問診の結果、特に異状は認められず順調に経過しているとのことでしたが、抗不整脈薬と抗凝固薬(血液サラサラ)は、次回の6ヶ月経過するまで継続ということでした。どうもアブレーション後6ヶ月というのが目安のようで、それまでに不整脈が出るようになれば再発ということのようです。
 無事6ヶ月経過すれば、抗不整脈薬と抗凝固薬は服用しなくて良くなるものと思われます。

 次のグラフは毎朝食前に測定した8月から昨日までの血圧・脈拍・体重の推移グラフです。
 


 アブレーションしたのが9/14です。それ以前の脈拍は乱高下しておりましたが、退院後(入院期間中の測定は無し)はピタリと70台に落ち着きました。二週間の安静期間満了で、ボウリングの練習を開始したところ脈拍が増加しました。やはり身体に急に負荷を掛けたため一時的に増加したものでしょう。その後は落ち着きを取り戻し減少傾向にありました。
 11/1~11/5はボウリング大会(「ジャパンオープンボウリング選手権~初参加」)参加のため測定しておりません。強行軍で大会に参加したためか、その後20日程は脈拍が増加傾向になってしまいます。その後ようやく減少傾向を示すようになり、ここ数日は60台の後半で推移しております。元々安静時の脈拍は60台の前半でしたので、もう少しで元に戻ることになります。
 このように毎朝測定していれば、万一不整脈が再発した場合には早期に発見できることに繋がりますので、これからも継続していこうと思っております。
 一応の目安として体重も測定しております。こちらの方はここ数ヶ月減少傾向にあります。あと5~10kg程は減らしたいと思っておりますが、中々難しいものがあります。

 ボウリングを継続したいがために受けたアブレーション治療です。お陰様で後遺症もなく楽にボウリングが出来るようになりました。そして目標にしていた大会にも参加できましたので、アブレーション治療を受けて正解だったと思っております。

<参 考>「心房細動アブレーション治療を受けました!

心房細動アブレーション治療を受けました!

2023-09-16 | ブログ
 数ヶ月前にかかりつけ医で血圧測定しているとき看護師さんから不整脈が出ているから検査した方が良いんじゃと言われ、心電図をとってもらいました。そしたら心房細動との診断を受けました。それまで何となくだるいとかいったことはありましたが、それは歳のせい位に思って気にしておりませんでした。
 先生曰く、放っておいても直ぐにどうこうということはないが、脳梗塞や心不全になる可能性が高くなるということでした。抗不整脈薬では進行を遅らせることは出来ても根治することはできないそうです。
 根治したいならカテーテルアブレーション(心房細動アブレーションとか経皮的カテーテル心筋焼灼術とも言うようです。)というのがあるので希望するなら何時でも病院を紹介しますとのことででした。もう半分はアブレーション治療を受ける気になっていましたが、その前に色々調べた方が良いのではないかと思い、結論を持ち越しにし、脳梗塞予防のため抗凝固薬(血液サラサラ)の服用を開始しました。
 カテーテルアブレーションをネットで調べてみますと多くの有益な情報が得られました。日本人の統計ではありませんが不整脈と診断されてからの5年生存率が75%程度(5年間の内に四人に一人は死亡)であるらしく、潜在的な不整脈も含めるともっと生存率が下がるのではないかと推測されておりました。一方、カテーテルアブレーション治療での重大な合併症(死亡を含む)の発生は0.1%程度であり、初期の心房細動であれば80%以上の根治率があることなどが分かりました。また、具体的な治療方法も病院のWebサイトやYouTubeで情報が得られました。
 これでほとんどカテーテルアブレーション治療を受けようと意志が固まっていました。それに駄目押ししたのが、学生時代の先輩と同期の友人でした。コロナで休止していたサークル仲間の集まりがあり、その常として持病の話に盛り上がるわけですが、先輩は既にカテーテルアブレーション治療の経験があり、同期の友人は脳梗塞で危ないところだったそうで、後で分かったことではその原因が心房細動だったとのことです。これで100%カテーテルアブレーション治療を受ける意志が固まりました。
 ということでかかりつけ医に相談したところ、その場で紹介状とオンラインで病院の予約をしていただきました。各種診療情報等も病院に送付してもらいましたので予約当日紹介状を持って行くだけで済みました。
 
 初回受診は血液検査、X線直接撮影、12誘導心電図、心エコーの検査があり、その時に治療予定日(3泊4日)が設定されました。
2回目の受診は造影CT検査でした。これで心臓内に血栓が無いことと心臓の形状が治療に不適でないことが確認されたので、愈々予定通りに進めることとなりました。

 初日は14時からの入院でした。入院手続きの後、X線直接撮影、12誘導心電図の検査を受け、入院病棟へ向かいました。病室では荷物の整理を終えればこれと言ってすることもありません。こういう時には読書が一番ということで持参した文藝春秋を読み始めました。病院内はWi-Fiが使えたので助かりました。それと後で述べますがノイズキャンセリング機能付きのヘッドフォンを持参していたのが役に立ちました。
 そうこうするともう夕食の時間です。減塩食ですが、家で食べているのと同じ程度でしたので美味しくいただけました。勿論完食です。
 2日目はいよいよ治療当日です。私は2番目で14時から開始予定ということで、朝と昼が禁食となってしまいました(涙)
午前中は水分だけで空腹を抑えてひたすら読書に勤しみました。治療の1時間前位から点滴が始まり、予定時刻にベッドのままカテーテル室に運ばれました。手術台の上に横たわり、後はなされるがままです。酸素マスクをあてがわれ、麻酔の薬を入れますよといわれ点滴の管から何となく冷たいものが多量に腕の中に入ってきたように思えた刹那、それから目覚めるまで何の記憶もありません。
 「無事終わりましたよ!」との声掛けにもぼーっとして生返事しかしていなかったようです。その後、目覚めたのが19時頃でした。主治医から家内に16:30頃に連絡があったそうなのですが、それまでこんこんと眠り込んでしたようです。どうも私は麻酔が効き易い体質なのかも知れません。その後もうつらうつらしていて、次に目覚めたのが20時過ぎに看護師さんから夕食が出てますよと起こされた時です。これでやっと飯が食えると思って本格的に覚醒した模様です。しかし、夕食を見てガッカリでした。小さいパンが2個と苺ジャムと牛乳のパックだけなのです。それでも当日初めての固形物ですから、腸に浸み込むように思えました。
 カテーテルは右足の鼠径部から穿刺しますので、治療後は圧迫止血し足が動かないようにベッドに固定されております。6時間後止血確認の上23時頃やっと足の固定が解除されました。これで自立歩行が可能となり、この開放感たるや何とも言えぬものがありました。
 3日目は朝早くに主治医が止血の確認を行い圧迫止血を止め抜糸となりました。点滴の方は何もなければ3時間程度で終了ですが、私の場合血圧が100を切っていたのでしばらく継続となりましたが、これも昼前には終了し、いよいよフリーの身となった次第です。午後からX線直接撮影、12誘導心電図の検査を受け、問題なければ翌日退院といった運びになります。
この日は3食とも当然のことながら完食でした。それでも何時もの食事に比べたら全然足りないので間食したくなります(笑) 
 4日目は朝食後、退院の許可が出ましたので荷物の整理、次回受診日、内服薬の受け取りなどして10時過ぎに病院を後にしました。
 余談ですが、入院するときには耳栓とアイマスクは持って行くことを強く推奨します。個室だったら問題ないのですが、それ以外では必需品と言えそうです。今回私は4人部屋だったのですが大鼾の三重奏が奏でられました。もしかしたら私を含めた四重奏だったかもしれませんが(笑)
携帯はマナーモード、通話は談話室でと言うことになっているのですが、そんなことお構いなしに大声で喋りまくりです。それから人によっては消灯後にトイレに行くとき天井灯をつける人がいたり、私を含め病院は年寄りが多いので起床前の暗い時から起きだし照明をつける人がいます。実はこれは今回の入院で両方とも経験したことです。
 先にも書いたように私はノイズキャンセリング機能付きのヘッドフォンを耳栓替わりにしました。一晩中音楽を聴くことになってしまいましたが・・・。

 これが私が受けたカテーテルアブレーション治療の大まかな流れです。これであんなに不規則だった脈が規則正しく打つようになったのです。現代医学の力は実に素晴らしいものがあります。

 心房細動と診断された場合に抗不整脈薬を用いて進行を遅らせるかカテーテルアブレーション治療で根治を目指すかの選択肢があります。どちらを選択するかはリスクと利便性の衡量、あるいはそれぞれのライフプラン等々によって様々であろうとは思います。
 私の場合にはボウリングを続けたい一心でカテーテルアブレーション治療による根治を目指しました。息苦しい中での投球はとてもではありませんが楽しめるものではありません。試合であればこそ力を振り絞って投球することも出来ておりましたが、それも限界を迎えつつありました。
 今回、治療を終えて一応不整脈は治まっております。再発の可能性は残されてはいるものの、取り敢えずは健康を取り戻すことが出来ましたので、2週間の安静期間を経た後、ボウリングの練習を開始する予定です。大会まで1ヶ月程しかありませんが猛練習して臨みたいと思っております。しかし2週間のブランクは大きいですね。
 これまでコロナで15日程休業になった時以来の出来事です。この時には調子を戻すのに結構時間が掛かったように思いますが・・・。
 
 最後に不整脈を見つけてくれた看護師さん、病院の紹介の労を取っていただいたかかりつけ医の先生、そして治療をしていただいた病院の先生方、看護師、その他医療従事者の方々に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。


いまどきモクレンの花が・・・

2023-08-24 | ブログ
 未だに酷暑が続き雨不足で庭木も疲れ果てているようです。モクレンの木も一部葉が落ちてしまっております。
モクレンと言えば春先に枯れ木に花が咲くが如くといったイメージがあるのですが真夏に花を咲かせておりました。水不足で葉が落ちてしまったせいなのでしょうか。まだまだ幼木なので少し心配です。何とかこの夏を乗り切ってもらいたいと願っております。



<参 考> 「モクレンの開花」「モクレンの開花


カササギが庭木に営巣

2023-06-07 | ブログ
 最近カササギ(カチガラス)の鳴き声が頻繁に聞こえるようになりました。カササギは韓国語で「カッチ」と言うそうです。だからカチガラスと言うのかも知れませんし、嘴を「カチカチ」とな鳴らすことから来ているのかも知れません。

 カササギのことは以前「佐賀弁・筑後弁お国言葉比較考(15)-「かささぎ」」でもご紹介したことがあります。次の画像の通り見た目はまぁまぁ格好いいのですが、鳴き声が何ともまぁ麗しくないのであります。



 そのカササギが屋根の上や電線などに止まって頻繁に鳴いているのです。しばらく観察しておりますと何と庭木に潜り込んでいくではありませんか。



 画像の主幹の枝分かれのところの赤丸に巣を作っております。右上の赤丸のところに一羽止まっております。

 以前は電柱に巣作りしているのをよく見かけましたが、電力会社が色々と対策をしているので最近はあまり見かけなくなっておりました。それで我が家の庭木が選ばれたのでしょうか。ただ結構困りものでもあります。何せ天然記念物様ですから子が巣立ちするまでおいそれと近づくこともできないし、ましてや庭木の手入れなどもっての外ということになります。

 それと我が家の農業用倉庫にはここ数十年に渡りツバメも営巣しています。巣の真下に軽トラを駐車しておりますので、糞害が半端ではありません。しかし、ツバメは虫を捕獲してくれるし、私に慣れ親しんでくれているようで何となく愛おしく思っております。
 カササギもそうなってくれると良いのですが・・・。

 そうそう、昔からの言い伝えで、カササギが低いところに巣造りする年には台風が多いというのがあります。そうならないように願うばかりです。

 
 

新聞配達員不足!?

2023-02-21 | ブログ
 これまで何十年も購読してきた某全国紙の販売店が配達員の不足により、来月より地元地方紙の販売店に配達を委託するとのことになったとのことです。来月からは集金その他全てそちらになりますとの一方的でいきなりの通告でした。購読を継続するかどうかもそちらと話してくださいとのことです。確かに当地は田舎ですし、全国紙を購読している世帯も多くはありませんので致し方ないことかも知れません。
 ということで、さしあたって購読自体には問題はないのですが、最近の紙面は大して面白くないし、ネットニュースでも十分かなと思っていたところですので、これを機に新聞購読を止めてしまおうかと思い、連れ合いに相談しましたところ地元の情報とかラテ面がないと不便だと言います。ということで、しばらく検討することにしました。

 新聞配達は大変な仕事だと思います。実は私も別の某全国紙の新聞配達を小5の正月から中3の12月までやっておりました。当時の新聞購読料は月1,000円程度で配達員の手取りは1世帯当たり一月90円(集金すると100円)でした。今みたいに新聞休刊日も多くなく、確か1月2日ともう一日くらいだったような記憶があります。それこそ雨が降ろうが、雪が降ろうが、雷が鳴ろうが、台風がこようが毎日々々早朝から自転車で配達しておりました。片田舎ですので夕刊はなく、朝刊だけの配達ですので学生のアルバイトにはうってつけだったのです。
 このようなバイトをしたのはもちろんお金を稼ぐためです。貧乏人の子倅が何かしようと思うと金が必要になります。私の場合には「アマチュア無線」をやりたくて、家業である百姓の手伝いの他色々とやってきました。もちろん新聞配達もその一環でした。
 このような経済状況ですから進学しようとも思っておりませんでしたが、父から自分の親友が高校を退学させられ、苦学して大検を受けて東大を受験し、今では東大の教授になっていると諭され、とにかく勉強だけはやれと教えられて育ちました。大学へ行きたいなら新聞奨学生といった販売店に住み込み新聞配達をしながら大学に行くこともできると言われました。相当に苦学されたことでしょうが、多くの方々が大学に進学して学ぶことが出来たことでしょう。このように新聞配達は多くの苦学生によって支えられてきたともいえるでしょう。しかし、現状は働きながら学ぶより、もっと手っ取り早く金を得ることに重きを置かれており、そしてそれが可能な社会になっているのかも知れません。ですから新聞配達員になろうなんて考える人もいなくなってしまったのでしょう。
 私の場合、幸いにも近場の国立大学に合格することができ、奨学金も貰えることになりましたので何とか進学できたというわけです。

 だいぶ脇道に逸れてしまいました。話を戻しますと現在の新聞配達の構造は変わっているかとは思いますが、新聞販売店の収益は配達部数に比例していることは、まず間違いないでしょう。そうしますと住宅の密集地と疎らな所を比べたら当然のことながら密集しているところが効率が良い訳です。ですから経済合理性から言えば、片田舎の配達はやりたくないというのが本音でしょう。ましてや、全国紙と地元紙を比べれば、田舎程全国紙の比率が下がります。結局、片田舎への配達は割に合わないから積極的に拡販活動をしなくなり、増々比率が低下してしまうことになります。
 更には、現代では情報の入手手段が多様化しておりきます。ネット環境さえあれば紙媒体の情報は不要になるかも知れません。これらが相まって新聞の発行部数は減少していき、ひいては新聞社の収益が悪化します。そうすると合理化の名のもとリストラが行われ、情報や記事内容の品質が低下し、増々購読者の減少に拍車がかかるといった悪循環に陥ってしまいます。
 
 大手全国紙だとふんぞり返っていると早晩しっぺ返しを食らうことになりますよ!!!
 先ずは紙面の充実が一番重要でしょう。スポーツ情報なんか新聞で読むより、他の媒体の方が良いに決まっているのにスポーツ記事が多過ぎです。
 たまには世間をあっと驚かせるような特ダネ記事を書いてくださいよ!!!!!!!


 

カラスの大群

2023-01-28 | ブログ
 先日の寒波襲来で午前中から雪交じりの強風が吹いているなか、急にけたたましいカラスの鳴き声が聞こえてきました。何事かと思い外を見るとカラスの大群が飛来しておりました。撮影のため窓を開けると驚いたのか一斉に飛び立ちました。



 しかし、強風に煽られ風上に飛行が出来ず結局は隣の田んぼに移動して風を避けたようです。田んぼにも相当の数のカラスがいますが、電線にも2スパンに渡りズラリと並んでおります。



 その後、風が少し弱まった隙を窺い山の方に少しずつ移動していきました。

 このようなカラスの大群を見たのは初めてでした。夜間に塒に集まるのなら分かりますが、昼間に大群で行動するものではないと思っておりましたので意外に感じました。餌を求めて方々に出かけてはみたものの、諦めて塒に山中の塒に戻る途中なのかななどと想像を膨らませてみました。




過酷な環境でも生き抜く力

2022-05-08 | ブログ
 かれこれ10年ほど前でしょうか、庭石の割れ目から発芽しているのを見つけました。鳥が種子を運んだのか、偶々石の割れ目に入り込んだのか分かりません。偶然とすれば石の周囲にはモチノキと山茶花がありますので、その何れかだと思われます。鳥が運んで来たとしたら別の木かも知れません。
 それにしても物凄い生命力に感動します。あまり大きくなり過ぎないように時折剪定しておりますが、それ以外は何も手を加えず、あるがままにしております。
 庭という謂わば人工的なものの中にも自然の営みが存在しているのですね。高度に発達した人間社会といえども自然の営みの中でしか存在しえません。ただ恐ろしいのは、人間が自然を破壊するほどの力を持ったことでしょう。これをどう使うかが問われております。
 と過酷な環境の中で必死に生きている姿を見て、日頃考えてもいないことを妄想してしまいました。







実生のモミジ~2年目

2022-04-16 | ブログ
 昨年、仕事先から実生のモミジ苗を2鉢いただきましたので庭に地植えしておりました。どうやら2本とも活着してくれたようです。
 1本は半日蔭に、もう一本は日当たりの良い場所に植えております。もっとも半日蔭といってもツツジの陰ですので成長すれば日当たりが良くなりますが・・・。
 これまでは庭木や果樹は2年目以降の苗を購入したものばかりでしたので、実生1年目の苗は初めての経験です。勝手が分からないままやっておりましたが、何とか無事に育ってくれたようです。
 さて今年は小さいながらも紅葉を見ることが出来るでしょうか!!!






モクレンの開花

2022-03-27 | ブログ
 昨年初めて開花したモクレン(品種名:クレオパトラ)が今年も一輪だけ開花しました。この一年で樹高は50cm程しか伸びておりません。土質が合わないのでしょうか、思ったより成長が遅いような気がします。
 来年は私の背丈を超えて欲しいものです。そしてもっと多くの花を咲かせてくれることを期待しております。









枝垂れ梅の開花

2022-02-07 | ブログ
 我が家の枝垂れ梅が2輪開花していました。一週間ほど前からかなり蕾が膨らんでいましたが、この頃の冷え込みでやや遅れたようです。例年ですと2月の中旬から下旬に開花しております。一番早かったのが2020年1月26日でしたので2番目の早さになろうかと思います。

 今から本格的な寒さが訪れる時期となります。また雪中に咲く枝垂れ梅の光景(「温暖化季節外れの梅と雪」)を見ることができるかも知れません。それは何とも風情を感じさせてくれます。
 立春を過ぎ、枝垂れ梅が咲き始めると何となく心がウキウキしてきます。暖かい春はもうすぐそこまで来ています。




<2020/02/23 追記>

 七分咲き位でしょうか?




謹賀新年(2022)

2022-01-01 | ブログ
 明けましておめでとうございます。

 昨年末は、29日に年末ボウリングマラソン大会(準優勝)、大晦日に北・石ダブルス(優勝)と気持ち良く一年を締めくくることができました。
 思い返せばこの一年、仕事はそこそこにボウリングに明け暮れていたように思います。週に3~4回試合に参加しております。練習も併せるとボウリングをしない日の方が圧倒的に少ないのです。よくぞまぁ、こんなにボウリングに嵌まり込んでしまったしまったものだと我ながら感心してしまいます。

 さて、私も今年でいよいよ満65歳を迎えます。いわゆる高齢者という範疇に分類されることになります。といっても実際の生活が劇的に変化する訳ではないのですが、それでも徐々に老化していくことは厳然たる事実です。この流れに精一杯逆らって生きていこうとするのか、それとも流れに身を任せて生きるのか未だに決めかねております。
 
 仕事の面では行政書士関連の仕事は65歳になったらやめてしまおうかと考えております。百姓仕事の方は田畑がある限り続けなければなりません。省エネ関連の仕事はライフワークと思っておりますので、これも続けていくつもりです。
 しかしながら、老化による衰えは必ずや訪れるでしょうから何れは出来なくなる日が来るでしょう。老化がどこに来るかは現段階では予想もつきません。ですからどの仕事を先にやめるかなどといったことを決めても役に立ちそうもありません。その時点で適宜判断していくしかなさそうです。

 新年にあたっての抱負を述べたいところですが、そんなにギラギラした野望はありません。とりあえずは今年一年健やかに暮らすことができれば万々歳といったところでしょうか。
 そしてできることなら、ボウリングのアベレージを200以上にもっていきたい。そしてパーフェクトゲームを達成したい。そして・・・。
 あぁ、人間の欲望は限りないものですね!?

 ということで、本年もよろしくお願い申し上げます。

ヒイラギの花

2021-12-24 | ブログ
 正月を前に適期からずれていますが柊の剪定を行いました。剪定前には葉で覆われて気づきませんでしたが、可憐な花が咲いておりました。





 我が家には斑入りの柊が裏の垣根に4本、表に斑が入いっていない柊が1本植わっております。そちらの柊も咲いておりました。



 柊は葉が棘みたいに尖っておりますので痛い目に遭わされることが多いので近寄りがたいものがあります。それはこの小さくて可憐な花を守るためなのでしょうか!?
 

キンモクセイ

2021-10-29 | ブログ
 例年より一月遅れでキンモクセイが開花しました。天候不順だったので諦めかけていたところでした。
 我が家にはキンモクセイが2本あります。1本は当地に引っ越してきた記念に植えたもので、もう1本は庭を造るときに植栽されたものです。植えてある場所は離れているにも関わらず、それらが寸分も違わず時を同じくして開花するのです。
 ある人はそれを見て互いに会話しているのではないか、あるいはお互いに化学物質などの伝達物質を交換しているのではないかと考えるかもしれません。想像を逞しくするのは結構なことです。しかし、それが科学的事実であるためには実証されなければなりません。実証されないうちは単なる仮説に過ぎません。
 農業にはこのような仮説がゴロゴロと転がっており、それらが実しやかに伝搬し、そして信じ込まれております。自分が信じる分には全く問題ないのですが、影響力のある人が発信すると多くの人が無批判に信じ込み、あたかもそれが真実の如くなってしまうことがあります。
 この開花の同時性にしたって、ソメイヨシノのようにキンモクセイがクローンであるという仮説だって成り立ちますよね。あくまでも仮説の話ですよ。先の説明を否定しているのではありませんので予めお断りしておきます。

 せっかくのキンモクセイの薫りです。素直に愛でていればいいものを・・・。つくづく損な性分だと思います。