山浦清美のお気楽トーク

省エネ、農業、飛行機、ボウリングのことなどテーマ限定なしのお気楽トークができればと思っております。

庭木の剪定にチャレンジ

2015-01-31 | ブログ
 庭を造ってから二十数年経ちます。この間、庭木の管理を造園業者さんに依頼してきました。しかし、年間10万円近くの料金は老後の生活にとっては大きな負担になると思われます。そこで、一念発起して今年から庭木の剪定にチャレンジしてみることにしました。
 果樹栽培を手掛ける上でも剪定の技術は不可欠ですが、これは果実を実らせるのが主目的です。観賞用の剪定とは自ずと異なります。ということで先ずは参考書をということで、



を購入しました。この本を頼りに見よう見真似で剪定しております。自分でやる一番の利点は、樹種の適期に作業できることでしょう。また、良く樹を観察するようになりますので、早めに虫や病気の発見ができ、早めの対処ができるようになることでしょう。そして何より、庭木への愛着が深まることではないでしょうか。

 まだまだ皆様にお見せできるような出来栄えではありませんので、庭の画像は割愛させていただきます。
ただ、剪定作業中に発見した画像を数葉掲載させていただきます。

 次の画像は、山茶花の生垣の枝が込み合って十文字にクロスしたところが片一方が巻き込んで固着してしまったものです。


 次の2枚は、庭石の割れ目に種が入り込み発芽したものです。生命力の強さを感じさせてくれます。





「里山資本主義-日本経済は「安心の原理」で動く」

2015-01-26 | 本と雑誌
藻谷浩介・NHK広島取材班 「里山資本主義-日本経済は「安心の原理」で動く」 

 藻谷浩介氏の記事は、文藝春秋誌で時折拝見し、なるほどと思わされることが度々でした。そこで本書を入手しじっくりと読ませていただきました。

 私が佐賀県の山麓部で農業(兼業)をはじめて5年が経過しました。水田と畑、そして耕作放棄されたミカン山と杉・檜の山林を引き継いだは良いものの当初は正直言って持て余しものといった認識でした。

 50歳を過ぎ子供達もそれぞれ独立している現在、これからの人生をいかにして過ごすかを考えたとき、与えられた環境と折り合いをつけるというのもアリかなという思いもあり真剣に農業に取り組むようになりました。
農業を始め、様々なことに取り組んできて漠然と思い描いていたことが、まさに文字となって本書に凝縮されているのではないかと思います。

 例えば、「お金で買えるものは買えばいい、だがお金で買えんものも大事だ」「森や人間関係といったお金で買えない資産に、最新のテクノロジーを加えて活用することで、マネーだけが頼りの暮らしよりも、はるかに安心で安全で底堅い未来が出現するのだ。」といった珠玉の言葉がそこかしこに書き連ねてあります。そして現代の社会を全否定せずに「里山資本主義こそ、お金が機能しなくなっても水と食料と燃料を手にし続けるための、究極のバックアップシステムである。」と主張する何という奥床しさでしょうか。

 本書は、現代社会に生きる人の何方にとってもお奨めできるものと思います。

※ 「 」内の文章は、同書からの引用です。

 

どうでもよいことですが、2枚もカバーが掛かっているのははじめてでした。



クロネコメール便廃止について

2015-01-23 | 政治・経済・社会
 この3月期末でメール便が廃止されるそうです。その理由として、ユーザーの中に法で禁止されている信書を送っていることが挙げられております。クロネコ様は、ご親切にもユーザーが摘発されないようにメール便を廃止していただけるとのことです。
 しかし、摘発されるのはユーザーの自己責任であって、運送事業者はそのことを周知徹底していれば済むことです。あるいは、受付の段階で信書でないことを確認するようにすれば良いのです。実際にも受付時に内容物にチェックし、信書を取り扱いできないと銘記された出荷票に署名させられます。
 ですから、クロネコさんが主張されている、信書云々は単なる理由付けに過ぎないものと考えます。今までのクロネコさんだったら、そのような法規制を緩和する方向に力を注いでいたのではないでしょうか?

 ということで、要はメール便が儲からないからやめたいというのが本音なのではないかと考えている次第です。ならば、素直に値上げさせてくれと言った方が何ぼか良いと思いますよ。これ以上でないと採算が取れないから料金を上げさせてくれといわれれば、こちらもある程度のことには協力できますのに!
いきなり「ヤーメタ!」と言われても釈然としません。というか物凄く悪い印象を受けます。

 これまでメール便を大変便利なサービスとして利用させていただきました。A4までの書類ならば、定型郵便の料金で送付できますし、投函の確認までできる画期的なサービスでした。そして、クロネコさんのシェア拡大にも大いに寄与してきたことでしょう。

 今後、メール便廃止にどのように対応するか検討を迫られます。クロネコさんは代替手段を講ずるとしておりますが、大いなるコストアップになることは必至でしょう。是非とも再考を願いたいところです。

<2015/01/31 追記>
 クロネコさんがメディアを通じてメール便廃止の自己弁護をされているようです。何と主張されようが、今後正式に発表されるクロネコDM便の料金体系をみれば自ずと明らかになるものと考えます。主張通りの廃止理由ならば、メール便の料金と同じ水準とならねばなりません。大きく料金がアップすれば、採算性が主要因であって、信書云々は方便に過ぎなかったということになります。
 そういった意味でクロネコDM便の料金体系が試金石として重要になります。発表を注目して待つことにしましょう。


「FB省エネ実務研究会」~グループメンバー募集中

2015-01-20 | 省エネ
 以前、当ブログや当事務所のWebサイトでもご紹介しておりました行政書士会会員向けの「省エネ実務研究会」をFaceBook版として「FB省エネ実務研究会」という秘密グループを立ち上げております。
 参加資格は特に限定しません。省エネ・節電に関心がある方でしたら大歓迎です。

 参加ご希望の方は、FBでグループ参加希望の旨を私「山浦清美」宛にメッセージの上、友達申請してください。

<参考> 「省エネルギーと行政書士(4)-省エネ実務研究会



ロケットストーブを使ってみました

2015-01-16 | 省エネ
 昨日作ったロケットストーブを使ってみました。五徳になりそうなのを探し回ってみた結果、アルミの廃材があったので、適当な長さに切断し並べて使ってみることにしました。
 燃料は昨年エンドウ豆の支柱に使った竹の廃材です。火入れをしてみますと、次の画像のように火炎が噴出してきます。相当な火力です。



 早速、手前味噌を作るための大豆を煮ようと鍋をかけました。ところが、五徳が低すぎて空気の流れを阻害してしまいました。応急措置としてアルミの廃材をもう一段積み重ねた上に鍋を置きました。(後でパーライトを追加して上蓋の高さを調整しました。)



 これは凄い。あっという間に沸騰し始めました。燃料の消費も大したことはありません。相当の熱効率だと思われます。火力の調節が難しそうです。しばらく付っきりでやってましたが、慣れたら時々見廻るくらいで大丈夫でした。大豆が柔らかくなるまで、5時間程度とろとろ煮ました。燃料の竹も足りるかなと思っておりましたが、予想の半分程度しか使いませんでした。

 今回は薪は使いませんでしたが、薪だったら相当長持ちするのではないかと思われます。竹でも充分に燃料として使えます。竹薮を開墾したときの竹が山のようにありますので当面の燃料には不自由しません。

 我が家の煮炊きは全て電気に頼っておりますので、どれくらいロケットストーブに移行できるか検討してみます。



 


ロケットストーブを作ってみました

2015-01-15 | 省エネ
 間伐材の活用の一環として、ロケットストーブを作ってみました。



 主な材料は、次の画像の通りです。



 ペール缶は、近所の自動車整備工場からいただいてきました。
他はステンレス製のL管、エビ曲管、直管と断熱材として使用するパーライトです。何れもホームセンターなどで入手可能です。

 先ずは、ストーブ下部の製作です。ペール缶にL管を通す穴を開けます。缶にL管を当ててマークします。その後、センターにドリル等で穴あけして、金切鋏で切れ込みを入れていきます。これを内側に折り込んだのが次の画像です。




 この穴にL管を挿入し、エビ曲管を取りつけてから次の画像のように針金等で固定します。




 頂戴したペール缶には上蓋がありませんでしたので、もう一つのペール缶の下部を切断してストーブ上部としました。



 直管を接続して、上部と下部の重なり具合を調整して位置決めをします。上部と下部の接続はねじ止めした方が良いとは思いますが、今回は針金で固定しました。



 パーライトは非常に軽いので風で吹き飛ばされます。そのため上蓋を被せる必要があります。先程切り取った底を上蓋代わりに使用します。(上蓋が元々ついているならば、それを使用します。)
 今回いただいたペール缶の底には穴があけられておりましたのですが、まぁ大丈夫でしょう。直管を中央に当ててマークし、先程と同じ方法で直管を通す穴を開けます。



 ペール缶にパーライトを充填して、上蓋を取り付ければ完成です。



後は、五徳を置けば鍋などをかけて煮炊きができるようになります。

 今日の作業は、ここまでです。使用感などは後日投稿したいと思いますが、手軽に作製できて山での作業時にも持ち運びができますので重宝しそうです。











謹賀新年(2015)

2015-01-01 | ブログ
新年あけましておめでとうございます。

 さぁて、今年はどんな年になるのでしょうか?
さっぱり分かりません。というか、この歳になるとどうでも良いことのように思えてきました。
これといって大きな野望もありませんし、絶対に実現したいと思うようなこともありません。
「沈香も炊かず、屁もひらず」(新年早々例えが悪く申し訳ありません)というのは、平賀源内の平凡の戒めとして知られています。何となくその対極にあるような面白味の無い平々凡々とした考え方になってしまったようです。
 そういう私でも、とりあえず今年の計画を立ててみました。しかし、ここには書かないことにします。以前の私ならば、書くことによって自分を追い込もうといった思いもあったかと思います。しかしながら、書いても無意味だということがはっきりしましたので、もう止めにします。もし、計画通りになったら年末に自慢げに書くかも知れませんが・・・。

 これから、ぽつぽつと独り言を言うようにブログを書いていきますので、今年もこのつまらないブログにお付き合いいただきたいと存じます。