山浦清美のお気楽トーク

省エネ、農業、飛行機、ボウリングのことなどテーマ限定なしのお気楽トークができればと思っております。

試合結果(5月)

2023-05-31 | ボウリングアベレージ200アップ大作戦
 試合アベレージは182.75⇒186.57⇒192.67⇒185.62⇒179.12と4ヶ月連続キープしていた180超えをとうとう割り込んでしまいました。本日の試合で4ゲームアベレージが188.50以上であれば何とか180以上とすることができるので勢い込んで臨んだたのですが174.00と返り討ちにあってしまいました。残念無念!!!

 この大幅ダウンの原因は参加19試合中プラスとなったのがたったの1試合しかなかったことでしょう。アニマルパターンなどの難しいパターンでスコアを落とすので、比較的取れるところでハイスコアを採っておかねばなりません。その取るべきところでワーストアベレージ:150.00(ワーストゲーム:131)と惨憺たる状況でした。おまけに160台も3試合ありました。

 ノーヘッド率:7.2⇒8.7⇒4.7⇒8.4⇒11.9と急増しております。
 ストライク率:41.2⇒40.8⇒46.1⇒40.9⇒38.7とこれも大幅ダウンしております。
 オープンフレーム率:24.5⇒24.0⇒21.7⇒21.8⇒25.7とワースト水準にあります。
グラフにはありませんが、
 スプリット率:7.6⇒6.8⇒8.3⇒7.5⇒9.2とこれも大幅アップしてしまいました。

 7番ピンカバー率:73.07⇒80.95⇒ 68.18 と大幅ダウンです。
 10ピンカバー率:58.88⇒60.93⇒69.86⇒76.47 と上昇基調です。
 6-10番ピンカバー率:87.09⇒73.07⇒72.72とやや低下してしまいました。

 ノーヘッド率が大幅にアップしたことがオープンフレームの増加に繋がってアベレージを落としている最大の要因です。スプリット率の増加もポケットヒットはしたものの、厚かったり薄かったり、入射角が良くなかったりといったことが多くなったからだと考えられます。これはオイルが読めていないことと変化にアジャストが出来ていないということに尽きると思います。
 これを一気に改善する方法は無いように思いますが、頭から湯気を出すくらいに考えながら一球一球投げるようにしていこうと思っております。
 今月の結果でかなり落ち込んでおりますが、10ピンカバー率のアップは唯一の救いであります。さあ明日から6月です。気分を一新して頑張りたいと思っております。
 
<ストライク率推移グラフ>




<個別ピンカバー率推移グラフ>




<月間アベレージ推移グラフ>




<毎試合アベレージ推移グラフ>




ドローンって面白そう!!

2023-05-29 | 大空への憧れ
 最後にフライトしたのが「久々のナビゲーション」ですから、かれこれ12年ほどの間は空と無縁の生活を送っておりました。
 ところが数年前からFB友達がドローンによる空撮画像を頻繁に投稿しているのを見かけるようになりました。最初はただ行ったこともないような観光地の映像を俯瞰的に見ることが出来て良いな程度にしか思っておりませんでした。
 そうこうしている内にやはり自分でやってみたいという衝動に駆られるようになってしまいました。やはり少年の憧れは捨てがたしということでしょうか。自分自身は飛べないものの飛行体の視点に立てば自分が飛んでいるような気分に浸ることがでそうな気がしてきたのです。

 本格的な空撮をするには、それ相応の性能を持ったドローンが必要になります。しかし、先ずは操縦技術を身に付けなくてはなりませんので、いわゆるToy-ドローンというものを入手しました。1万円を切る価格の割にはカメラも搭載しており、簡易なFPV飛行も楽しめるようです。





 さっそく飛ばしてみますと、意外に簡単に飛ばすことができました。最初はラジコンヘリコプターをイメージしていたので、操縦が難しいのではないかと思っていたのですが、ワンタッチキーで離陸してホバリングができ、更にワンタッチで着陸もできるようになっております。
 プロポのスティックで上下移動、前後左右移動、回転操作など思いのままにドローンを操ることができます。

 チャンとした空撮画像が撮れるようになるには相当の操縦技術が必要なようですので、先ずはこのドローンで基本的な操縦技術を身に付けたいと思っております。
 最初の課題は離れた4地点への離着陸を含む移動のトレーニングです。それから180°、360°ターン、S字、8の字など何となく昔やったエアワークトレーニングを思い出します。最初は室内の無風で練習し、最終的には屋外の風の中での操縦技量を磨いていこうなんて思っております。

 色々とやることが多過ぎて困ったものです。


集中と分散~利便性と危険性

2023-05-27 | うんちく・小ネタ
 最近マイナンバーカードの問題が次々と明らかになってマスコミを賑わせております。原因は人為的なミスだと主務官庁の方々は他人事のような認識でおられるようですが、そもそも人が入力するのであればミスが発生するのが当たり前です。そのことを前提としてシステムを構築する必要があるのに監督官庁がその程度の認識しかないのは異常なことだと言わざるを得ません。今後は入力に万全を期すとともに全てのデータを突合してチェックするそうですが、現在進行形でどんどんデータが増えていくのですよ。現実的解決策と言えるのか甚だ疑問に思います。かつて年金問題が発生した時に突合突合と大騒ぎしましたよね。過去のデータでさえ結局うやむやになって仕舞ったのに、現在進行形の突合をどのようになさるのか高見の見物させていただきたいと存じます。少し脇道に逸れてしまいましたので、話を戻します。

 そもそもマイナンバーは全国民に固有の番号を割り当て、この番号をキーとして当該国民の諸情報を一元管理することを目的としたものです。
 さて管理される各種情報は一体どのようなものながあるのでしょうか。先ず思いつくのは、戸籍・住民票関連、税務関連、各種免許関連、年金、健康保険、雇用保険、銀行口座関連などでしょうか。それに加えて、国が必要と認める個人情報が含まれるということになるのでしょう。

 これらの諸情報は現状でも個別のシステムで管理運営されています。ということはそれぞれのシステムで固有の番号が個人に割り当てられているはずです。ですからマイナンバーとそれぞれのシステムのナンバーを紐づけされており、あるいはマイナンバーの逆引きが出来るようになっていれば、マイナンバーカードなど必要ないのではないかといった疑問が湧いてきます。
 例えば今話題になっている健康保険で言えば、健康保険証のナンバーがキーとして情報が管理されています。だから同一健康保険組合の中であれば、必要な情報を検索できるはずです。しかし、転職等で健康保険組合が変わった場合には従前の組合の情報にアクセスできません。このような場合などにマイナンバーで検索して健康保険組合の変更履歴を辿ることができれば、当該健康保険組合の情報にアクセスすることが可能になります。そう言った意味でマイナンバーによる一元管理を可能にし利便性が高まることとなります。
 さて、ここまでの話にはマイナンバーカードは登場しておりません。マイナンバーカードが無くてもできることなのです。もちろんマイナンバーを管理するシステムと健康保険組合のシステムがそのような機能を構有している必要がありますが・・・。と言うか、恐らくは既にそのようなシステムになっているものと思われます。

 では何故マイナンバーカードと健康保険証を一元化する必要があるのでしょうか。確かに2枚のものが1枚に集約化出来て便利になるということはあるでしょう。更には運転免許証も近々統合化される予定とか?
 ここにマイナンバーカードを普及させるための策略が透けて見えているのです。まさに飴と鞭の政策なのです。後先考えずにがむしゃらに突き進んで行くのか全くもって理解不能です。国は余程の必要性に迫られているとしか考えられません。それはいったい何なのでしょうか⁉

 さて、私たちが日常生活をおくる上で普段身に付けているものと言えば、運転免許証、クレジットカード、Suicaなどの交通系のカードなどでしょうか。運転免許証以外はほとんどスマホで出来ますので、持ち歩かない方もいらっしゃるのでは?
 運転免許証を待ってない方はもしかしたら身分証明書代わりに健康保険証を持ち歩いていらっしゃるかも知れませんが、そんなに多くないものと思われます。
 ですからマイナンバーカードと運転免許証を統合化するということなら未だしも理解できますが、病院に行くのにマイナンバーカードを持ち歩くというのは如何なものでしょうか?
 
 持ち歩くということは、もしかしたら失くす可能性があるということです。マイナンバーカードを失してしまうと統合化されたもの全てを失うということとなります。セキュリティ対策が万全であって悪用されることは無いと喧伝されております。一応それを信用することにしましょう。しかしながら、新しいマイナンバーカードが手元に届くまで機能不全に陥ってしまいます。
この期間は現在のところ1ヶ月程度が見込まれるということです。現在の保険証であれば1週間程度で再発行されるでしょうし、運転免許証だったら即日交付してもらえると思います。それとも警察署で免許証の代用となる証明書を発行してもらえるかも知れません。
 何れにしても危険は分散させておいた方が良いということは言うまでのこともないしょう。投資は危険がつきものです。大怪我をしないためには分散投資が勧められております。
 便利だから何でもかんでも集中させれば良いというものでもありません。情報であっても一元管理するより、サブシステム毎に分散管理した方がより安全性の高いものにすることが出来ます。確かに、似たようなシステムが多くなってしまい効率が悪くなってしまうかも知れません。しかし、万が一のことが発生した場合の被害を限定(局所化)し極小化することを可能にします。
 果たして国が採るべき方向は利便性・効率性を追求することでしょうか。それともベストの効率は求めないが、より堅牢なシステムを構築することでしょうか。

 以前、住民基本台帳カードなるものを作成しました。マイナンバーカードと異なり金額は忘れてしまいましたが有料でした。当時は鳴り物入りで利便性が高くなるので作りましょうと言われておりました。私も職務上知識として知っておきたかったので作成したものです。しかし、あれだけ高額の宣伝費用を掛けたにも関わらず結果は皆さんご存じの通りです。そしてマイナンバーカードが発行されることとなってカードの発行は終了ということになってしまいました。
 結局、所得税の電子確定申告で1回、無線従事者免許証の申請で1回(この場合は住基コードの記載だけでカードは不要でした。)だけです。
 マイナンバーカードも同じ轍を踏まないように願うばかりです。

青山椒の収穫

2023-05-21 | 農業
 我が家には山椒の木が3本あります。昔からある1本は棘が多いので、10年くらい前に棘の少ない品種の苗木を2本植え付けました。

 山椒の若葉は木の芽として食したり、未熟の実は青山椒、熟した実は黒山椒と呼び食材や香辛料として重宝します。
 今年も画像のように山椒が実りましたので、青山椒として収穫しました。





 1本の木からこれ位の収量がありました。



 結構念入りに摘んでも収穫漏れがありますので、これらは成熟させて黒山椒として収穫することにします。

 我が家では青山椒は主に佃煮に加工しております。ちりめんじゃこを混ぜれば「ちりめん山椒」としても楽しめます。夏場に食欲が衰えた時(滅多にないのですがww)などの食欲増進効果は抜群です。


キャリーダウンは存在しない!?

2023-05-19 | ボウリング
 投球技術、レーンコンディション対応技術、メンタルは三位一体でどれ一つ欠いてもボウリングは上手くならないでしょう。メンタルに関してはこれも色々と難しい問題があるのでしょうが、今の私にとって最も必要だと思われるのがレーンコンディションへの対応技術だと思っております。この頃やっと投球フォームが落ち着いてきてきましたので、延ばしに延ばしてきたレーンコンディションについて本格的に取り組もうと色々と調べております。
 レーンコンディションは投球や時間経過など色々な条件で時々刻々と変化していきますので、同じように投げてもボールが同じ軌道を描き、同じ結果をもたらす(ベストはストライクとなること)とは限りません。我々が認識できるのは、ボールの軌道やピンアクション、投げた感覚など極限られたものです。
 それも全ての現象を認識出来ているものでもありません。私の場合、ボールをリリースした直後の軌道やピンアクションなどあまり認識できずにおります。特に手前のボールの動きなどはほとんど分かりません。精々スパットを過ぎた辺りから、やっとボールの動きを追いかけることが出来るようになります。ですから手前からボールが動いてしまっているのは、それを廻りの方が指摘してくれるまで分からないでおります。また、ボールの回転軸の遷移についても観察が疎かになって、ロールアウトしているのに気付かず投げていることが往々にしてあります。
 そうすると先の動きが甘くなったとき、その原因がキャリーダウンなのかブレイクダウンなのか切り分けが出来ません。どちらか一方に決め打ちしてアジャストを試みるのですが、中々上手く行くものではありません。大抵の場合には逆の選択をしてしまいます。そうすると、そんな筈じゃなかったと投球フォームやメンタルに悪影響を及ぼし、ますます冷静さを欠いてヒートアップしてしまうことになります。
 ですから、どちらか確信が持てないならば、少なくともその時の感に頼らず必ずどちらか一方を無条件に選択するように習慣づけておくようにすれば良いのではないかと考えました。それで駄目だったら逆にアジャストすれば1フレームだけの犠牲で済みます。

 このような経緯で、先が甘くなったときのことを調べ始めました。その中に「キャリーダウンは存在しない」という衝撃的な説がありました。無論キャリーダウンは存在するというのが通説です。ウレタンボールやカバーボールで投げればオイルが伸ばされることは否定できない事実でしょうし、これによって影響を受けることは否定できないでしょう。特にショートコンディションの時には、積極的にオイルを伸ばすようにするのが攻略法とされております。この事実認めた上で、敢えて「キャリーダウンは存在しない」と主張するのか物凄く興味が沸きました。
 その概要は私なりにまとめると凡そ次のようなものでした。ウレタンやカバーボール(プラスティック素材)は、線を引いたようにオイルを伸ばしていくのに比べ、リアクティブボールの場合には点線のようにドライゾーンに点々とオイルを付着させていくそうです。ですから何れの場合でもキャリーダウン自体は発生しているのです。ただ、その量は圧倒的にリアクティブボールの方が少なくなっております。
 何れにしても、どのようなボールを使おうがキャリーダウン自体は確実に発生していることになります。ですから「キャリーダウンは存在しない」というのは言い過ぎといえるでしょう。
 一方、ブレイクダウンはボールが通過する毎にオイルを吸着することで確実に発生します。ウレタンやカバーボールより、むしろリアクティブボールの方が多くのオイルを持ち去ってしまうことでしょう。
 さて、ボールメーカの実測結果、ボールの動きに関して、キャリーダウンはブレイクダウンの5%程度しか影響しないとのことです。この信用性のほどは分かりませんが、この結果を信じるとすれば、ボールの動きにとってブレイクダウンの影響が圧倒的で、キャリーダウンの影響は無視できる位に小さいということになります。
 ですから「キャリーダウンは存在しない」ではなく「リアクティブボールが作ったキャリーダウンは影響しない(無視できるくらい小さい)」というのが適切ではないかと思います。
 そうするとキャリーダウンを想定してアジャストするより、ブレイクダウンを想定してアジャストした方が当たる確率が断然高くなるということです。
 
 ということで、先が甘くなった時には、先ずはブレイクダウンによるものだと想定し、オイルを求めてアジャストしてみるようにします。それで改善方向に向かえば、その方向でアジャストを進めるし、もし反対の結果になればキャリーダウンを想定したアジャストに変更するといったルールができたことになります。このルールが実戦で有効かどうか暫く試験運用してみることにします。

 このように「こんな時どうするルール」を予め定めておくことがメンタル面でも良い結果をもたらしてくれるものと期待しております。




ニンニクの収穫

2023-05-16 | 農業
 例年より十日ほど早いのですが平戸ニンニクを収穫しました。総数では95球でしたが、まぁまぁのは80球程度でしょうか。



この後天日干しして来シーズン用の種球を残し、それ以外の種球はバラして外皮を剥き冷凍保存します。冷凍保存しておけば必要な分だけ取り出し、そのまま使用できますので超便利です。

 収穫の際には株を引き抜いて畝上で暫く乾かすのが通例のようですが、私は抜いた株をその場で根と茎を切断してしまいます。種球以外は畝上に草マルチとして置いて土に還します。



 今シーズンは草マルチ(参考「草マルチの効果~2ヶ月後の様子 」)のお陰で除草作業の手間が激減しました。ですから、来シーズンは水田から転換した畑(参考「水田から自然農の畑へ~畝立-その5」)でも栽培しようかと考えております。ということで今シーズン収穫できた種球の半分程度は来シーズン用に確保しておかねばなりません。

 我が家ではニンニクの消費量が多く、今年は冷凍保存しておいた分では足りませんでしたので、数年前に作っておいた醤油漬けニンニクまで使用する羽目になりました。来シーズンのためとはいえ、半量しか使えないのは痛いですね。よくよく慎重に使わねば・・・。それとも別の品種にも挑戦してみるというのも手ですよね。今一度プランを練り直してみることにします。


食料増産命令!?

2023-05-12 | 政治・経済・社会
 報道によると有事の際に国内での食糧不足に備え、農水省が農産物の増産を農家や民間業者に命令できる制度を作る方向で検討をしているとのことです。それも強制力を伴った新法を整備する方針だそうです。
 例えば、花卉栽培農家に米や芋を作るように命令したり、価格統制や配給制度なども検討されているようです。

 まぁ、事前に法整備を行っておくことは必要でしょうが、こと農業に関して机上で考えているように簡単に行くのかはなはだ疑問です。事前に分かっていれば十分に備えることもできるでしょうが、大体において有事というのは突発的に発生するものです。「食料が足りない。さぁ、明日からコメ作れ、芋作れ!」と言われたって、そんなに簡単にできるものではないでしょう。命令すると言ったって一体全体、誰に命令するのですか。専業農家を想定しているのでしょうが、恐らくもう手一杯でしょう。兼業農家や零細農家まで含めるのでしょうか。兼業農家の場合、本業の方はどうするのですか。零細農家では増産したって高が知れています。
 仮に生産主体が決まったとしても直ぐに人手不足に直面するでしょう。農業未経験者を投入すれば事足りるというものでもなく人材育成に長期間必要です。
 食料って今日明日の問題なのではないですか。なのに食料増産なんて言ったって増産できるのは早くて1年後でしょう。有事に際して本当に間に合うのですか?

 食料の安全安全保障を言うなら、先ずもって食料自給率の向上を目指すべきでしょう。カロリーベースの自給率はたったの38%と常軌を逸した数値ですよ。貧しい国を除いてこんな国どこにありますか。
 これは全てこれまでの農政の結果なのです。なのにこれまでの責任を棚に上げておいて増産命令などとどの口が言うのでしょう。

 しかし、有事には備えておく必要があります。農水省の絵に描いた餅に期待はできません。

 穀類は押しなべて長期保存ができます。そして保存設備や技術もあります。先ずは増産体制ができるまでの数年分を備蓄しておくべきです。
 その間に専業農家と兼業農家に米を増産してもらえるようにします。兼業農家は兼業しながらも農地を守ってきております。ですから翌年の作付けから増産可能です。生産調整を全て撤廃すれば、かなりの分の自給が可能となるものと思われます。

 次に、野菜類は比較的短期間で収穫できますので中小零細農家に活躍してもらいます。家庭菜園レベルの畑で自給的栽培をしているのですから、蔬菜類の栽培ならその延長線上にありますからこれも可能でしょう。更には、現状においてもこのような自給的栽培の場合、自家消費分の数倍から数十倍の収穫がありますので、食べきれない分はご近所に分けるなどしております。ですから流通さえ整備すれば明日からでも生産倍増は可能となるでしょう。
 それから最も重要なのは自助努力です。自分で食べるものは自分で作ることでしょう。喰うものに困ったら否応なく作らざるを得ません。それぞれに菜園を借りるとか、家の庭で栽培したり、ベランダでプランター栽培したりできます。ロシア市民が飢え死にしないのはダーチャがあるからだとも言われております。

 配給を待っていたところで無いものは無いのです。どんなにお金を持っていたって手に入らないでしょう。一旦有事の際は国民が協力し合って乗り切ることが大切です。最も大切な食料まで国任せにしていると本当に大変な目に遭うと思います。

 最後に増産命令を発出するとしてもこれを作れ、あれは作るなとだけは言わないでください。もし私が命令されたら協力はしますが、どの作物を作るかという選択肢位いは残しておいて欲しいものです。農地にはそれぞれ特色があります。そして栽培に適するように何年いや何十年もかけて育ててきているのです。適地適作というではありませんか。不向きな土地に作付けしたってろくなことはありません。
 しかし、これも期待できないでしょう。役所仕事では硬直化せざるを得ないでしょうね。おそらくはこの地域はこれを作れといった命令になるような気がします。
 あーぁ、憂鬱になりますよね。この国の行く末はあまり見たくない気分です。


<参 考> 「なぜ兼業農家を続けるのか(1)」~「なぜ兼業農家を続けるのか(8)

 ・経済合理性と兼業農家 ⇒ 「なぜ兼業農家を続けるのか(5)
 ・兼業農家の補完機能  ⇒ 「なぜ兼業農家を続けるのか(6)

草マルチの効果~2ヶ月後の様子

2023-05-09 | 農業
 前回の草マルチの投稿(「草マルチの効果~1ヶ月後の様子 」)から1ヶ月経過しました。投稿した日に草マルチを突き破った草を刈り、溝に生えた草を刈取って草マルチの補充を1回だけ行った以外、除草作業は一切しておりません。
 それから1ヶ月が経過した時点(最初の投稿(「草マルチの効果」)から2ヶ月経過)での状況は次の画像のようになっております。





 成長力旺盛な草がマルチのバリアを突き破ってはいるものの、その数は僅かでマルチしていない所と比べると概ね草は抑制出来ていると言えるでしょう。この1ヶ月何にもしていないのにも関わらずです。やはり草マルチの効果は絶大というべきものでしょう!

 しかし、問題は草の量を確保できるかに掛かっております。草マルチの量が少ないと抑制効果がガタ落ちしてしまいます。作物周辺の草だけでは足りません。今回は溝や他の畝の草を刈ってこの畝に集中させたからこそできたことです。草を刈った畝は手薄になってしまいますので、全ての畝に草マルチを施すというのは難しくなってきます。かと言って他の圃場から草を持って来るというのも考え物です。草マルチが必要ない背の高い作物などを周辺で栽培するなど色々と工夫が必要でしょう。

 これで草マルチは除草作業軽減に効果的であることが概ね実証できたと思います。そして草マルチ用の草の確保が今後の課題として見えてきました。

 さて、これでまた考える楽しみが増えました。色々と思い悩み苦しみ、試行錯誤しながら問題解決することは私の楽しみでもあります。これは百姓仕事に限らず人生の全ての部面において言えることです。
 まぁ、残り少ない人生ですから、気負わずやっていこうと思いますが・・・。


落花生(おおまさり)~発芽

2023-05-05 | 農業
 4/20に蒔いた落花生(おおまさり)が発芽しておりました。1か所に1鞘(2~3粒)ずつ蒔いております。落花生はポット育苗する方が多いようですが、ポット数が多くなり大変なので直播にしております。直播の場合、鳩やカラスなどの野鳥の被害に遭うこともありますが、それも仕方ないことです。今年は3枚の畑に分散して都合5畝に栽培しております。
 落花生は百姓を始めた時から毎年栽培しておりますから今回で14回目になります。元々はマメ科の植物を栽培することで土壌に窒素分を補給することが目的でしたが、初めて食した茹でピーナッツの美味さが忘れられず毎年栽培しております。おそらく、穀類を除けば、他の作物よりも断トツで栽培面積が広いと思います。それに病害虫の心配もほとんどありませんし、除草以外は手間いらずというのも気に入っております。忙しくて除草をさぼったとしてもちゃんと収穫出来ておりますので、もしかして除草すら不要かも知れません。私のような俄か百姓&兼業農家であっても失敗なく栽培が出来ておりますし、土壌への養分補給もできます。しかも収穫後の楽しみもあるという、まさに一石二鳥、三鳥の作物なのです。栽培しないという選択肢は全くありません。
 ただ唯一の欠点は、茹でピーが美味しすぎるということでしょうか。一旦食べ始めたら止まりません。大皿2~3皿位はペロリと平らげてしまいます。結果、栄養過多に陥るのは必然の理ということになるのです。
 茹でピーは冷凍保存できます。自然解凍で食べられますので、真夏に半解凍の茹でピーと冷えたビールの取り合わせは至福のひと時をもたらすことでしょう。








オクラ~発芽

2023-05-02 | 農業
 4/19に種蒔きしたオクラが発芽しておりました。2粒蒔きで160粒ほどありましたので、50~60株以上は確保できると思います。
何といってもオクラとゴーヤーは夏バテ防止の野菜として我が家では欠くことが出来ません。ゴーヤーは零れ種で勝手に生えてきますので、ここ15年位は何もせずに収穫だけしております。
 オクラは10株ほどあれば食べきれない位に収穫できます。食べ切れない分は、さっと湯がいて冷凍保存しておくこともできますので重宝します。
 株間には落花生(おおまさり)を蒔いておりますが、こちらの方は未だ発芽の確認が出来ておりません。オクラは多くの栄養分を要求するので、マメ科の植物を混植することで窒素の補給ができるのではないかと期待しております。






試合結果(4月)

2023-05-01 | ボウリングアベレージ200アップ大作戦
 試合アベレージは182.75⇒186.57⇒192.67⇒185.62と先月より大きく落としましたが4ヶ月連続して180超えできました。
この原因は参加20試合中、150台が1試合、160台が3試合と先月と同程度であったのに対してプラスとなったのがたったの2試合しかなかったこととです。(先月は参加22試合中9試合がプラスでした。)
 月例会やダブルスリーグのオイルパターンが変更になったことも要因ではあるでしょうが、それを乗り越えてこそのアベレージ200達成ですから言い訳にはなりません。

 <ストライク率推移グラフ>を見ますと、先月減っていたノーヘッド率が元の水準に戻りました。
ストライク率は46.1%⇒40.9%と大幅ダウンしておりますが、オープンフレーム率は21.7%⇒21.8%と先月に引き続き低水準をキープ出来ております。

 10ピンカバーについては、58.88% ⇒ 60.93%⇒ 69.86%と上昇傾向にあります。6-10番ピンのカバーが 87.09%⇒73.07%とやや低下してしまいました。記憶によればチョップや10ピンのみといったものでノータッチはなかったと思います。
 7番ピンカバーは73.07%⇒80.95%と先ず先ずの水準かと思っております。

 このところ投球フォームやタイミングは安定してきているとのことですので、レーンコンディションの変化に対する対応能力を向上させることに集中していきたいと思っております。
 

<ストライク率推移グラフ>




<個別ピンカバー率推移グラフ>




<月間アベレージ推移グラフ>




<毎試合アベレージ推移グラフ>