ジャパンオープン（１６）

次にお送りするのは、ポーズダウンの写真です。
決勝進出選手12人がステージいっぱいに繰り広げるポーズダウンは、やはり「ボディビルの華」と言うにふさわしいものではないでしょうか。
近隣の選手たちが同じポーズで気合いをぶつけ合うシーンは、見る側もとても興奮するものです。
一方、選手同士最後の闘志をぶつけ合う中に一瞬なごむ場面もあったりして、これもまたポーズダウンの醍醐味のひとつかもしれません。
そして特に、最後に2人の選手だけが残って2位がコールされる瞬間までが、最も盛り上がりますね。
最後までコールされることなく優勝を決めた、山野内選手の喜び様も実に絵になるものです。
このポーズダウンを行いながら順位を発表するスタイルは日本独自のもののようですが、これは大変面白いものなのでこれからもこのスタイルで続けてほしいと思っています。

ジャパンオープン（１５）

こんばんは。8月21日に行われたジャパンオープンのご報告も、早くも今日が千秋楽となりました。
そこで今日は恒例により、「おまけ写真」をお送りさせていただくわけですが、いろいろご紹介するものがあるので3つに分けました。
まず最初に、ゲストポーズをご紹介いたします。
今大会のゲストポーザーは、昨年の日本選手権で3位に入賞した気鋭の「ホワイト・ハルク」こと、下田雅人選手でした。
日本トップクラスのこの体を、とくとご覧ください。
もちろん、アンコールそして「客席乱入」もあったのですが、暗くて写らなかったが残念です（苦笑）。
ゲストポーズを終えた下田選手に、司会も務められた中村絵理さんがインタビューを試みました。
「今年の目標は？」と聞かれて、「もう、それ（日本選手権優勝）しかないです」と気合いの入った答えを返していました。
「ハルク」といえばプロレスラーの「ハルク・ホーガン」を思い出しますが、そのハルク・ホーガンのキャッチフレーズは「一番」でした。
だから下田選手も、狙うは当然「一番」ということですね（爆）。

ジャパンオープン（１４）

今年のジャパンオープンの優勝選手は、愛知の山野内里子選手でした。
昨年惜しくも2位でしたが、わずか1年でリベンジを果たしたということになります。
私からは、もう何も申し上げる必要もないかと思います（笑）。
とにかくこの山野内選手の見事な体を、心行くまでご堪能ください。
おそらくご本人も、「必勝」の心づもりで今大会に臨んだことでしょう。
今年の日本選手権、もしかしたら表彰台もあるかもしれませんね。
個人的には、日本マスターズでもその雄姿を拝見したいと思っているのですが・・・

明日は早くも千秋楽を迎えますが、ポーズダウン・表彰式を中心に「おまけ写真」をお届けしたいと思います。

ジャパンオープン（１３）

続いて2位ですが、栃木の石澤静江選手でした。
今年は日本クラス別46kg級で見事優勝し、その勢いでジャパンオープンをも制覇するかと思うほどの活躍を見せてくれましたが、一枚上手がいたようですね。
しかしこのたくましさ、今回出場の女子選手の中でも秋山千香子選手に次いで小柄な石澤選手ですが、そのハンデをまったく感じさせません。
栃木県の女子ボディビル界は、まさに「石澤・湯澤」の両巨頭が支えていると言っても過言ではありませんね（爆）。
石澤選手も、日本選手権での活躍が大いに期待できます。
また、昨年40歳以上級で優勝した日本マスターズに出場すれば、連覇の可能性もあるのではないでしょうか。

ジャパンオープン（１２）

こんばんは。
それでは今日は、ジャパンオープンベスト3の決勝フリーポーズの模様をお送りいたします。

まずは3位ですが、宮崎の猪原美樹選手が入賞しました。
とにかく、このたくましい体をとくとご覧ください。
この筋肉の迫力には、本当に圧倒されそうですよね。
なかなか見る機会のない選手ですが、私が見るのは2009年の日本選手権で入賞寸前まで行ったとき以来だったと思います。
そのときは、ピックアップ審査で11位に佐藤美由紀選手・天童あゆみ選手と3人で並び、同点決勝で惜しくも入賞できなかったのでした。
しかし今回は見事ジャパンオープンで表彰台に乗り、日本選手権入賞も現実味を帯びてきたのではないでしょうか。

ジャパンオープン（１１）

今日はもう1人、4位の選手をご紹介いたしましょう。
4位は、東京の高原佐知子選手でした。
ご存知のとおり昨年の東京選手権優勝選手であり、日本選手権でも12位に入賞している選手です。
昨年のこの大会でも6位に入賞しており、さらなるステップアップを果たしています。
場内からも「アニキ！」と声がかかるほどの、「男前」でもあります（爆）。
しかし、確かにそう言われるだけのことがある見事な体ですね。
長身を生かしたスケールの大きいポージングも、上位入賞の原動力のひとつと言えるでしょう。
今年の日本選手権でも、昨年以上の活躍が期待できそうです。

というわけで、明日はいよいよベスト3のご紹介となりますので、どうぞお楽しみに。

ジャパンオープン（１０）

続いては5位ですが、栃木の湯澤寿枝選手が入りました。
昨年の7位から2つ順位を上げて、自己新記録をマークしました。
2004年の日本女子新人からずっと見続けている選手ですが、当時からの絞り切ったような体にさらに筋肉が付き、最近は表情にも余裕が感じられるようになったように思います。
昨年のジャパンオープンのベスト6は全員日本選手権に入賞していますから、今年は湯澤選手ももしかしたら日本選手権の初入賞がかなうかもしれません。

ジャパンオープン（９）

こんばんは。
それでは今日も、ジャパンオープンの決勝フリーポーズをご紹介してまいりましょう。

早くもベスト6に入りまして、まずは6位ですが東京の久野礼子選手をご紹介いたします。
登録名は「くの・れいこ」ですが、ここの読者の皆さんは本名の「くの・あやこ」を憶えておきましょう（笑）。
昨年のこの大会では4位に入賞しているので少し順位を落とした形にはなりましたが、これからご紹介する上位のメンバーをご覧になれば、決して力が落ちたのではないということは、ご理解いただけることと思います。
上半身アップの写真を見ると腕もより太くたくましくなり、着実に筋肉を付けてきているのではないかと思われます。
今週末の東京選手権では、ここ2年連続で2位だっただけに当然優勝を狙っていることでしょう。

ジャパンオープン（８）

今日はもう1人、7位の選手をご紹介しておきましょう。
7位は、静岡の佐々木あゆみ選手でした。
昨年の日本選手権で7位に入賞している佐々木選手を、これほど早い段階でご紹介することになるとは想定外でした。
あくまで主目標の日本選手権に向けての、調整段階ということなのでしょうか。
フリーポーズも昨年とは変えて、女性らしさをアピールしているような感じがしました。
日本選手権まであと2ヶ月、どれくらい調子を上げてくるのでしょうか。

明日は引き続き、6位の選手からご紹介させていただきます。

ジャパンオープン（７）

続いて8位ですが、東京の高松眞里子選手が入賞しました。
高松選手は今大会の女子選手最高齢（58歳）にして、初のジャパンオープン入賞を決めました。
もしかしたらこれは、ジャパンオープン史上においても、空前の快挙かもしれません。
昨年もピックアップで入賞寸前まで行ったのですが、今年は文句なしですね。
ボディビルを始めることそしてそれを高めていくことに、年齢は関係ないということを身をもって教えてくれる選手です。
高松選手も今週末の東京選手権に参戦しますので、こちらでの活躍も楽しみです。

ジャパンオープン（６）

こんばんは。
それでは昨日に引き続き、ジャパンオープン決勝フリーポーズの模様をお届けいたしましょう。

今日はまず9位からですが、東京の秋山千香子選手をご紹介いたします。
昨年のジャパンオープンでいきなり8位に入賞し、今年は東京クラス別の46kg級で優勝と波に乗っている感があります。
フリーポーズも力強くスケールが大きく、小柄な体を補って余りあるものがあると思います。
今週末の東京選手権にも参戦するとのことでしから、こちらでの活躍も大いに期待できますね。

ジャパンオープン（５）

そして10位ですが、愛知の大島みつき選手が入りました。
大島選手は昨年愛知選手権に優勝し、さらに同時開催だったジャパンオープンでも11位に入賞しています。
つまり2年連続で、ジャパンオープンに入賞しているわけですね。
ボディビルダーとしては細身の部類に入るのではないかと思われますが、よく見れば腕の筋肉はかなりあることに気が付きます。
またムード感のあふれるフリーポーズは、大人の女性の魅力をよく引き出しているのではないでしょうか。

なお、今回のジャパンオープン参加選手の年齢構成は、30代4人・40代11人・50代6人で33歳から58歳の間に分布しています。
相変わらず20代の参加がありませんが、男子の方も38人中20代の若手はわずか2人だけなんですよね（爆）。

それでは明日は、引き続き9位の選手からご紹介を続けたいと思います。

ジャパンオープン（４）

続いて11位の選手をご紹介いたしますが、岐阜の白川初美選手でした。
これまでも、このジャパンオープンや日本クラス別などの全国レベルの大会で見かけていましたが、ジャパンオープンでの決勝進出はおそらく初めてだと思います。
長年の努力がようやく報われたという感じでしょうか。
これまではやや細身にすぎたのかもしれませんが、ボディラインは美しくポーズもひとつひとつ丁寧に決めているので、実にきれいなフリーポーズです。

今回自分で残念に思っていることがあります。
それは、フリーポーズの写真を撮影していく中でメモリカードが一杯になってしまったので、一部を消そうとしたところ誤って、それまで撮った写真を全部消してしまったのです（涙）。
そのため選手の皆さんには、あらかじめプリントしておいた予選の写真しかお渡しできなかったのですよ。
なお、今お送りしている写真は帰宅してから、ビデオからキャプチャし直したものです。
それでも200万画素あるので、これでなんとかやっております（苦笑）。

ジャパンオープン（３）

こんばんは。
それでは、今日からはジャパンオープンの決勝フリーポーズの模様をお届けしてまいりましょう。
東京選手権までにめどをつけておかなければならないので、1日あたり3人お送りしようと思います。
もちろん、カウントダウン方式にてご紹介させていただきます。

ではさっそく12位からまいりますが、三重の辻紀子選手が入賞しました。
今回も、魅力あふれるフリーポーズを撮影できてよかったと思います。
ジャパンオープンでは入賞の常連ともいえる辻選手ですが、もう少し上位でもよかったのかなという気はします。

今回私は当日朝の飛行機で広島空港に飛び、そこからリムジンバスで広島市内に入ったわけですが、今大会の会場の「広島県民文化センター」はリムジンバス終点の「広島バスセンター」から、歩いてわずか5分ほどの場所にありました。
到着したのが午前10時半頃だったのですが、ちょうどジャパンオープン女子のピックアップ審査に間に合いました。
帰りは夕食を食べてから空港に向かい20時45分発の最終便で帰りましたが、帰宅は24時ぎりぎりでした（苦笑）。

ジャパンミックスドペア（１）

というわけで、今日はもうひとつジャパンミックスドペア選手権の模様をお届けしようと思います。
とは言いましても、ご紹介するのはご覧の深町りえ選手及び中島幸忠選手のペア1組だけなんですけどね（爆）。
他にエントリーするペアがいなかったので、自動的にこのペアの二連覇が決定しました。
例年エントリーの少ないミックスドペアですが、それでも2009年には6組のエントリーがあったことを考えれば、寂しいものがありますね。
特に今年は、あの丹羽裕子・佐竹次郎両選手のペアが参戦していないのが大きかったように思います。
聞くところによりますと、意外と女子選手はミックスドペアに対して積極的なのに対して、男子選手の方が尻ごみしているというのが現状だそうです。
ともあれ、来年はまたエントリーが増えることを期待したいと思います。

それでは明日からは、ジャパンオープンの決勝フリーポーズをご紹介することといたしましょう。