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むつ工のなかよしセブン、最優秀賞

2013-02-28 18:58:03 | しもきた
2/28朝日新聞青森版が伝えておりました。

-女子高生の研究、最優秀 線量を測定、情報も共有-

 東日本大震災の原発事故を教訓に、むつ市のむつ工業高校の女子生徒が手軽に放射線量を測定し、ネットで情報を共有出来るシステムを考案、弘前市で開かれた県内の工業高校9校が参加した研究発表大会で最優秀賞に輝いた。「大学生並みの研究内容、実用性も高い」との高評価に、「なかよしセブン」の電子科3年の7人は「めっちゃうれしいです」。

 同校では毎年3年生が課題研究に取り組む。彼女たちが選択したのは安価な放射線量の測定装置。さらに教科担任の米田文彦教諭のアドバイスで装置にネットワーク機能もつけ、ネット共有ページで情報が把握できる仕組みに挑戦した。

 ガイガーカウンター、温度センサーに加え、ネットワーク接続、マイコンボードを組み合わせた手のひら大に乗る計測・情報転送の装置を市販の材料で自作した。費用は1万2920円。情報を記録して受け取る共有ページも自作。放射線量の人体に与える影響が簡単に分かるように7人の似顔絵をキャラクターにしたイラストも考えた。

 代表の相内真衣さんは「3.11の震災を経て身近で役に立つものと全員で考えました。3年間学んだ技術が活かせた」と話す。

 7人は、装置を下北半島の小中高に設置し、リアルタイムに放射線量を測定する仕組みも提案した。万が一の場合、風向きで変わる放射能汚染の様子がわかり避難が迅速に出来ると考えている。3月に卒業する7人は、何れも県外で就職する。「装置の外観やセンサーの精度など課題もまだあります。バージョンアップは後輩にお願いしたいですね」

-引用終わり-

むつ工は何か生まれ変わったような活躍ですね。むつ工男子の電気自動車の作製成功もそうでした。

しかしながら、みんな県外に就職するのですね。何とかなりませんかね。

奇しくも、本日青森で参加した「低炭素ものづくり講演会」で講師を務めた杉山教授は「何とか卒業生が県内で働けるようにNPOを作って広げたい」と話していました。
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