今日テレビで「むつ市長新春に語る」みたいな番組がありました。正直、内容が薄かったような気がします。番組構成上仕方なかったのかも知れません。「市長の好きなモノ」なんかに時間を割かないでもっと伝えたい事があったでしょう、と思います。さて下北縦貫道は動き出したように見えますがどうでしょう。工事の波及効果も大事ですので否定しませんが、これを「どう生かすか」という視点が見えにくいのが心配です。つまり人やビジネスや産業に繋げる戦略、言い換えれば「下北縦貫道グランドデザイン」を考えて「どう稼ぐか」をみんなで練る事です。税金が投入されるインフラ利用は民間企業に任せればよい、という物ではありません。「グランドデザイン」の重要性は多分理解されるものと思います。安渡館の時も最初「何をやるか決まっていない」と言うコメントにビックリしましたが「何をやりたいから作りました」という事でしょう。今は催し物に一生懸命ですよね。この下北縦貫道もみんなの税金で建設されます。周辺自治体と主産業(農業、漁業、観光業、エネルギー風車など)の目指す方向性をすり合わせたらどうでしょうか。沿道の土地利用などもどうあるべきか考えても良いのではないかと思ったりします。少なくとも維持管理コストは永久に掛かりますよね。地域高規格道路は全国アチコチにあるので参考になる事例はあると思います。新幹線や高速道路は一旦開通すると途中は通過され、時間短縮効果は企業支店や宿泊の減少になりがちです。
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