i氏の海外生活体験記

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中庸の徳

2008-05-18 04:28:36 | 海外
「ほどほどに」という中国の昔の教えです。

他国ながら中国という国は愛国心で極端な感情に走りやすい性質を持っているように見えます。
聖火リレーのカルフールボイコットや長野に集まった数千人の中国人たち。
地震に対する日本企業の義援金表明が一番早かったことに対するネットでの「日本を見直した」という書き込み。

面白いことを聞きました。
海外の出入国の時の審査は無愛想でわざと遅くしているのではないかと不評なのですが、今度中国の空港では北京五輪に備え、カウンターに押しボタンを設置したらしいのです。
順番に「とても満足」「満足」「時間がかかりすぎる」「態度がよくない」と表示してあるボタンを選んで押すのです。
評価の集計は手当ての額に反映されるようです。

日本なら分かりますが、不特定多数の人の評価を気にしなければならない中国の係官は慣れないことにノイローゼになってしまいそうです。



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