i氏の海外生活体験記

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むつ市への提案(27)農業6次産業化の推進プロジェクト

2012-07-19 20:55:35 | むつ市への提案
むつ市への提案を一日一項目作成しています。

1.提案題目

 農業6次産業化の推進プロジェクト

2.提案内容

 下北むつの活性化のキーワードは「エネルギー」「農水産物、食料」「健康、医療」と考えています。現状、自給率資源からみて「エネルギー」「食料」が有望です。
 むつ市のうまいものや亀戸店、青空トラックなどの展開はあるにしろ、まだまだ戦略的拡大が必要であり、方向性を見出す必要性があります。

① カギはマーケッティング、ブランド化、組織化
 6次産業とは1次の食材生産、2次の加工、3次の販売を一手に行うことで、代表例は「観光農園」「農家レストラン」などです。「下北ワイン」などが成功例でしょうか。
 ここでは販売先として「輸出」を足掛かりに展開できないかという提案です。国内での展開は全国の自治体が試行錯誤でやっていますのでかなり飽和状態です。海外を攻めることで注目度がアップします。

② 青森県の取り組みを利用
 県はリンゴの輸出の拡大に取り組み始めました。関連団体も発足しています。台湾が一応成功しましたが目いっぱいのようです。
 次は中国、韓国、インドネシア、ベトナムに注力しているようです。中国は例の「モンちゃん」の広報活動が非常に素晴らしかったです。ベトナム留学生の物産試食会も好戦略です。彼らの感想は頼まなくてもどんどんブログやツイッターで爆発的に広まるのです。
 県の取り組みに便乗する、というのは「リンゴ」と「ホタテ」というように単品で無く、セットで売り出してはどうか、ということです。上手く行けば「ホタテ」と「イチゴ」、「ホタテ」と「ナマコ」などです。乾燥物が良いかもです。

 先日ベトナムのダナンへ行く時に「リンゴ(フジ、王林)」「サクランボ(佐藤錦)」「鮭のビン詰め」などを市場調査を兼ねて持っていき食べてもらいました。そして味、値段とも直ぐには広まらないことが分かりました。むしろ「鮭のビン詰め」を毎日食べてくれたのが印象的でした。「サバ缶」も上手く行くかも知れません。ベトナムは米の国ということです。食べ物ではありませんが「ヒバ線香」も安ければいけると思います。今後EPA経済連携協定で関税撤廃が期待できますので戦略的に取り組んで戴きたいです。
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