i氏の海外生活体験記

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2015-03-01 11:50:42 | 川内グランドデザイン
3/1日経新聞WEBで伝えておりました。

-大都市と地方、双方に拠点 地方移住の足がかりに-

 新幹線の延伸や格安航空会社(LCC)の就航で都市間の移動がしやすくなり、地方での働き方も柔軟になってきた。移住や転勤という一方通行でなく、大都市と地方の双方に働く基盤を持つ「2拠点勤務」が静かに広がる。

-明石さんが手掛けた富山県の古民家カフェは人気スポット
 北陸新幹線の開通を控えた富山駅から路面電車で10分弱。雑居ビル内に地域コーディネーター、明石博之さん(43)の事務所がある。主な仕事は商店街の活性化や古民家の再生だ。東京にも拠点を持ち、月に1度、消費者調査のために上京する。「東京の感覚が分からないと、地方の街おこしはできない」という。

 もともと東京から全国各地に出張で仕事をしていたが、「地方の拠点がないと地元の人に信用してもらえない」と判断。2010年に妻の故郷の富山に移住した。畳店だった建物を改装したカフェなどが女性に好評だ。

 2拠点勤務は地方移住への足がかりにもなる。都内で働く岡本佳子さん(35)は地元の島根に帰って働こうと考えたが、仕事がない。そこで古民家を借りて自らシェアハウスを運営することを決断。軌道に乗るまで2年間、副業を認める東京の不動産会社に転職した。

 毎月1週間は島根で過ごし、開業を準備。昨夏シェアハウスの運営を始めて手応えを得たため、2月13日、晴れて都内の会社を辞めて島根に移った。複数の職場を持てばどちらかの地域を選ぶ際、失敗のリスクが減る。

 三菱総合研究所の小宮山宏理事長(70)は「全国で820万戸ある空き家を格安で活用できれば、東京を拠点に夏は涼しい北海道、冬は温暖な沖縄といった3拠点勤務も可能になる」と話す。複数拠点勤務の動きが広がれば、人口減時代に地方を支える新たな働き方になる可能性もある。

-引用終わり-

私は今「探りながら見つけていく」という生き方をしています。当面「半農半越ときどきコンサル」というスタイルを続けたいと考えています。ベトナム人の嫁が昨年ダナンに日本食レストラン「ダナンスシバー」をオープンさせました。将来はここを拠点に青森とベトナムを繋ごうと夢見ています。

家庭菜園は年老いてゆく親と一緒に時間を共有でき、安心安全な作物の収穫も楽しめ、周辺住民とも会話できるので一石三鳥です。昨年は初めてのニンニク栽培の成功が一番でした。知人なんかに宅配便を気軽に送れるようになりました。何も高い名産品を買う必要は無いのです。またベトナムでもミニトマトを実験栽培中です。「考える屋上菜園」と私は言っています。

私は一つの地域や会社に固執する生活に大きなリスクも潜んでいると考えるようになりました。2度の会社倒産を経験し、特に東日本3.11以降です。複数拠点で連携交流もいいのではないか、多様な好きな物の中からその時に合った生き方に力を注いでいきたい、と思うようになりました。多分これは田舎にUターンしたから出来る生き方だと思います。

上記の記事にもあるように、都会からの完全移住ではなく「2拠点勤務」の方がハードルが低く可能性が広がるのではないか、と思うのです。
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