8/29毎日新聞が伝えておりました。
-<地熱利用促進>来年度から支援制度 環境省予算要求に盛る-
環境省は、現状では捨てられている地熱エネルギーを利用して地域での暖房などに生かすため、自治体や企業の事業を支援する制度を2014年度から始める。必要な費用20億円を来年度予算の概算要求に盛り込む。今後、地熱発電の拡大が見込まれる中、未利用の地熱資源を有効活用する狙いがある。
地熱発電所では、地中深くから取り出された蒸気や熱水を利用するが、大半が地下に戻される。温泉地でも、風呂に使った後、ある程度温度が高いお湯でも多くが排水となる。新たな制度は、これらをパイプラインで近隣へ運び、地域ごとに暖房や除雪、農業などへの利用を促す。石油などの化石燃料の代替になれば、省エネや温室効果ガス削減にもつながる。
具体的には、まず事業者から各地での事業計画案を募集。関係者との協議など計画作りを支援する。また、パイプラインや熱交換機など必要な設備費用を補助する。補助率は自治体は2分の1、民間は3分の1。
産業技術総合研究所の試算によると、国内には150度以上の地熱エネルギーが推定2347万キロワットあり、米国、インドネシアに次ぐ世界3位。環境省の担当者は「地域に恩恵をもたらす地産地消のエネルギーとして普及させたい」と話す。【阿部周一】
-引用終わり-
政府の仕切りが経産省なのか環境省なのかややこしいところではありますが、壁を作っていたのは環境省でした。20億円がどうかと言われればイマイチですが、発電事業への補助ではありませんので、余っているお湯の有効利用に限定されましょう。
思い付きですが、温泉宿を全国展開している○○リゾートなんかが本気で取り組めば面白いと思いますね。
-<地熱利用促進>来年度から支援制度 環境省予算要求に盛る-
環境省は、現状では捨てられている地熱エネルギーを利用して地域での暖房などに生かすため、自治体や企業の事業を支援する制度を2014年度から始める。必要な費用20億円を来年度予算の概算要求に盛り込む。今後、地熱発電の拡大が見込まれる中、未利用の地熱資源を有効活用する狙いがある。
地熱発電所では、地中深くから取り出された蒸気や熱水を利用するが、大半が地下に戻される。温泉地でも、風呂に使った後、ある程度温度が高いお湯でも多くが排水となる。新たな制度は、これらをパイプラインで近隣へ運び、地域ごとに暖房や除雪、農業などへの利用を促す。石油などの化石燃料の代替になれば、省エネや温室効果ガス削減にもつながる。
具体的には、まず事業者から各地での事業計画案を募集。関係者との協議など計画作りを支援する。また、パイプラインや熱交換機など必要な設備費用を補助する。補助率は自治体は2分の1、民間は3分の1。
産業技術総合研究所の試算によると、国内には150度以上の地熱エネルギーが推定2347万キロワットあり、米国、インドネシアに次ぐ世界3位。環境省の担当者は「地域に恩恵をもたらす地産地消のエネルギーとして普及させたい」と話す。【阿部周一】
-引用終わり-
政府の仕切りが経産省なのか環境省なのかややこしいところではありますが、壁を作っていたのは環境省でした。20億円がどうかと言われればイマイチですが、発電事業への補助ではありませんので、余っているお湯の有効利用に限定されましょう。
思い付きですが、温泉宿を全国展開している○○リゾートなんかが本気で取り組めば面白いと思いますね。