i氏の海外生活体験記

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意識調査/YAHOO

2013-03-09 04:22:10 | 大間原発の中間貯蔵化
3/8yahooで原発立地県に住むことに不安はあるか、という意識調査が始まりました。

-意識調査-

原発の立地県に住むことに不安を感じる?
震災と福島第一原発事故から2年。事故による除染作業が行われ、停止中の原発も再稼働をめぐる議論がなされています。あなただったら、原発立地の道県に住むことに、不安を感じますか?

現在までの結果:30km圏外でも不安を感じる(69%)、30km圏内だったら不安を感じる(11%)、30km圏外でも圏内でも不安を感じない(18%)、わからない(2%)

-引用終わり-

この意識調査も注視していきましょう。恐らくこんなリアルな調査は青森県では実施されないと思いますので・・・。

ちょっと心理的に微妙な○×調査から議論を深めていく方法をハーバード大の公開討論会でよくやっています。先日も仙台で被災者1000人集めてTVでやっていました。正確ではありませんがちょっと記述しておきます。

先ずあの有名な「津波てんでんこ」に類似する質問が出てきました。「あなたは民生委員や消防士に生死を掛けた救助を望みますか」みたいな問いでした。

思った通り現在では「自分が先ず生きる事が優先」の方が多かったのですが、対して地元の作家という方が「自分の命を奉げてまで救おうとした方々が居たからこそ復興を頑張れる気がする」と意見を述べました。さらに反論があり「生きのびてやるべきことはたくさんあり、彼らが避難者を救助すべき場面は今後が多い」

2年が経ちなかなか進まない津波被災地のまちづくり復興に関する質問が出てきました。「あなたは集団移転に関してスピードが大事ですか、地区住民全員の合意を目指す方が大事ですか」みたいな問いでした。

大学のお兄さんが「何とか合意する努力を続けることが大事でコミュニティが壊れてしまう」 直ぐにオジサンが反論して「実際はそんなことを言っても、津波が来てもいいから元の所に戻りたい、と言い出す人も出てきたりで何時まで経っても絶対にまとまりはしないのが現実だ」そこで計画コンサルみたいな人が一言「全員の合意ではなく、納得(あきらめ?)という言葉が合っているのではないか。そして地区によりけりだけれど、全員が納得するには時間が短すぎるように思える。時間を掛けるという選択肢もあってよいのではないか」
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