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風力追い風、日立

2016-02-28 12:04:55 | 下北の風力発電
2/28日経新聞WEBで伝えておりました。

-日立、風力発電で新工場 温暖化対策追い風-

 日立製作所は2017年をめどに風力発電機の生産能力を2倍に引き上げる。茨城県に工場を新設する。政府が再生可能エネルギーの活用で太陽光偏重の是正に動いているうえ、温暖化ガス削減の国際枠組み「パリ協定」の目標達成に向けて需要が膨らむ見通し。20年度には風力発電事業の売上高を約5倍の1000億円に増やす計画だ。

 国内では風力発電所の新設計画が相次いでいる。20年ごろには国内の発電能力は現在の3倍に増える見込みだ。14年度の新設風力発電機の国内シェアで日立はトップの33%を占める。生産能力の拡大で先行し、日本市場の開拓を狙う米ゼネラル・エレクトリック(GE)や独シーメンスなど欧米大手を引き離す。

 新工場は日立建機の常陸那珂臨港工場(茨城県ひたちなか市)を活用する。鉱山用建機向けの大型建屋に基幹部品の組み立てラインを新設。風力発電の心臓部にあたる発電機などを格納する「ナセル」を生産する。年産能力は150基で投資額は10億円弱とみられる。

 日立は12年に富士重工業から風力発電機事業を買収した。15年12月には三菱重工業から風力発電機の生産・販売のライセンス供与を受けるなど事業拡大を急いでいる。

 再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)で太陽光発電は買い取り価格が下がっているが、風力発電は維持されている。市場の拡大をにらみGEは14年に国内市場に再参入。シーメンスも営業攻勢をかけている。今後も国内外のメーカーによる国内投資が広がりそうだ。

-引用終わり-

多分、日経の記者は「風力」と「追い風」を掛けて書きたかったのだと思います(笑)。

国内の発電能力が5年で3倍になる、と書いてありますね。という事は現時点で認可済みでないと3倍なんかにはなりません。つまり「パリ協定」に向けなくても既に風力発電はそう言う推進状況なのですね。

ここで言う風力発電は恐らく「大型風力」です。2,000~3,000kw級で1基数億円はするモノです。売電事業なら10基以上はまとめて作りたい所です。合計3万kw以上ですね。そこに地元企業が参画できるとすれば造成と道路くらいです。メンテが出来る会社があれば別ですが・・・。ただ自治体には持続的に固定資産税が入りますので、そう悪くはありません。上手に観光に利用する手もあります。

では小型風力発電はどうでしょう。地元経済にプラスになるのでしょうか。
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