i氏の海外生活体験記

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環境シンポジウム「地熱エネルギーのポテンシャルを考える」

2012-05-30 03:28:29 | 下北の地熱発電
下記のシンポジウムに参加することにしました。HPより抜粋します。

-6/26開催 SDM研究科主催 日本経済新聞社寄附講座環境シンポジウム「地熱エネルギーのポテンシャルを考える」-

 2011年3月の東日本大震災を契機に、政府主導により日本再生のための戦略としてさまざまな検討が進んでいます。特に、エネルギーに関してもグリーン・イノベーション戦略の強化と前倒しを軸とした、新たなベストミックス実現の戦略が議論されており、これまで以上に再生可能エネルギーの導入の機運が醸成されつつあります。本シンポジウムでは、我々の新しいエネルギーの選択肢の一つである地熱エネルギーの可能性について考えます。日本の現状や課題をご紹介するとともに、海外の実例の一つとして、ニュージーランドでの地熱エネルギー活用をはじめ、技術的な側面からその専門家にご講演いただきます。地熱エネルギーそのものを知るとともに、地域との連携や社会システム全体における展望を見出す機会となりますので、ぜひご参加ください。

日時
2012年6月26日(火) 13:30~16:30

場所
慶應義塾大学日吉キャンパス 協生館2階 藤原洋記念ホール

スケジュール
13:30~13:40
  ご挨拶
13:40~14:20
  「温泉と共生する地熱発電のあり方について」
     安達 正畝 氏 (奥会津地熱株式会社 代表取締役社長)
14:20~15:00
  「New Zealand and Japan: Opportunities in Geothermal Energy」
     ステファン・コルベット 氏 
     (ニュージーランド大使館第一等書記官 地熱エネルギー担当)
(休憩)
15:10~15:50
  「小型バイナリー発電システム『マイクロバイナリー』の技術と小規模地熱温泉発電への適用」
      角 正純 氏 (株式会社神戸製鋼所 機会事業部門冷熱・エネルギー部
                エネルギーグループ グループ代表)
15:50:~16:30
  パネルディスカッション「持続可能社会へのエネルギーミックス
   ―日本の地熱エネルギーの視点から社会システム全体を考える」
      パネリスト:安達 正畝 氏、ステファン・コルベット氏、角 正純 氏
      モデレータ:佐々木 正一 (慶應義塾大学大学院SDM研究科教授)

-抜粋終わり-

温泉との共生のヒントになるかも、です。また、温泉発電のメーカーさんも講演します。

さて、地熱開発に反対している方々の意見を拝見しますと、地熱開発により生じる不都合な事実を示して「信用できない」というような展開が多いようです。原発推進の時と同じ説明会のやり方だ、と危惧する方もいます。

しかしながら、大部分の課題は「話せばわかる」という程度のものです。課題を最初から明らかにしないのがマズイのです。既存発電所のデータをすべて開示して専門家の方がコメントしてあげれば良いではありませんか。

「もし温泉が枯れたら」という究極の課題には「地熱から熱水を分けてもらう」あるいは「追加ボーリングを補助してもらう」という協定を結べば良いでしょう。地下のことですからいくらモニタリングをしても100%はありません。熱水溜まりの位置や規模にもよります。また温泉発電導入の補助をしてカスケード利用を図る、というのも有力です。

来月からは地熱ドラマ「マグマ」も始まり、マスコミにもより一層取り上げれれるでしょう。ただ、ソーラーとは違いリードタイムが10年くらいあります。先ず簡易な温泉発電を広めて機運を高めて頂きたいと願っています。



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