i氏の海外生活体験記

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イスラームの日常世界

2007-07-01 14:32:42 | ジャカルタ滞在記
ネシアは90%がイスラム信者である、とバイブル「地球の歩き方」にありました。

もちろん岩波新書の「イスラームの日常世界」は宿舎に3冊もあったので読んでみましたが、触れてみなければ分からないこともあります。実際に感じたことが二つあります。

きっと目線が「弱いもの中心」なのです。

また「新しいこと、変化することはあまり望まない。」

これに尽きると思いました。

「お酒を飲まない」のは酔って異常な行動になることを慎む、「女性が肌を見せない」のは男性を惑わせて変な行動を誘発させない、などは有名です。

仕事では「競争しない」「向上心がない」ように見られてネシア人はかなり損をしています。(損得さえも彼らには関係ないかも知れませんが・・。)

だから逆に「人間は弱いものであるから契約で縛って、契約にこだわる。」と考えると矛盾するような行動も納得できます。頑なに1000年以上も1日5回のお祈りを続けるのも、結婚する時に離婚の取り決めを行なうのも「弱い人間を認めている」からだ、と考えられます。

*宗教のことについて特に意見があるわけではありません。これは私の単なるつぶやきです。






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