クローン苗について書きます。キウイを増やす方法は一般には種蒔き、接ぎ木、挿し木とありますが一長一短です。重要なのはオスメスの判別です。種から育てると5~6年後にしか判別出来ず、更にメスは10~20%しかありません。これでは一般にキウイ栽培は広まらないでしょう。またホームセンターでメスの木が売られていてもオスの木も無ければ受粉しません。しかも開花時期がズレるとダメです。例えば緑色系と赤色系では開花時期が異なります。つまりオスメスが容易に判別でき、受粉時期が適合し、美味しい実を付ける「クローン苗」を作る作業が重要であると考えます。その起点となるクローン苗を作る人が固定されないと安定したキウイ栽培が出来ないと言う事になります。
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