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再生エネを観光資源に

2014-05-07 13:13:00 | 下北の地熱発電
5/1読売新聞WEBで伝えておりました。

-再生エネルギーを観光資源に…水力、温泉熱発電-

 土湯温泉では、温泉の熱を利用した発電事業が8月に着工予定。地元関係者は、再生可能エネルギーを新たな観光資源とした地域の復興に期待を示した。

 施設は、温泉街の近くを流れる東鴉川に整備する。温泉街の約520メートル上流に取水設備、そこから約320メートル下流に発電所を建設。44メートルの落差を利用して最大140キロ・ワットを発電できる。来年3月に発電を開始する予定。総事業費は3億1900万円で、国と県の補助金を活用する。

 式典には地元住民ら約60人が参加し、工事の安全を祈願した。根本復興相は「再生エネルギーの先駆けの地として頑張ってほしい」とあいさつ。事業を行う「つちゆ清流エナジー」の加藤勝一社長(65)は「土湯温泉の復興のうねりが一段と大きく、速度を増すものと確信している」と力を込めた。

 温泉の熱を利用した発電施設は来年7月の稼働を目指している。総事業費は約7億6000万円で、最大400キロ・ワットを発電できる。

 同温泉は震災後に観光客が減少し、2011年度は前年度の4分の1以下になった。旅館は4軒減り、現在も客足は戻っていないという。復興に向けた街づくりを考えようと、温泉関係者らが再生可能エネルギーの活用を検討してきた。

-引用終わり-

2011年12月だったと思いますが、福島であった地熱シンポジウムで土湯温泉の女将がシロウトなりに一生けん命に発表していました。「温泉と水を利用した地元の再生エネルギーで復興したい」と。

福島の知事も「地震津波、原発事故、風評被害の三重苦に苦しんでいる。福島は原発を止めて再生エネルギー100%に舵を切った。福島に豊富にある地熱資源を活用していきたい」とコメントしていました。

ゲストの作家真山仁氏は「地熱小説マグマ」で3.11原発事故を予言していました。彼は小説家ですがどの議員や専門家たちよりも地熱の有用性を熱っぽく語ります。

私はこの土湯温泉の再生エネルギーに熱心に取り組む姿を見て、是非地熱調査が始まったばかりの下北地域でも盛り上がってほしい、と願っています。
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