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下北の津波浸水予測、県

2013-01-30 18:10:23 | 大間原発の中間貯蔵化
1/30河北新報が伝えておりました。

-「下北海峡側」最大11.5メートル 青森県が津波浸水予測図-

 青森県は29日、県近海を震源とする巨大地震を想定し、津軽海峡と陸奥湾、日本海に面する沿岸14市町村の津波浸水予測図を発表した。東日本大震災を踏まえ、日本海側を対象とした1996年の予測以来17年ぶりに見直した。想定される津波の高さを最大11.5メートルと試算、従来の6メートルを大幅に上回った。

 研究者や県幹部でつくる県海岸津波対策検討会が作成した。予測した津波の高さは図の通り。津軽海峡沿岸の5市町村で1.4~11.5メートル、陸奥湾沿岸の3市町で0.8~3.7メートル、日本海側の7市町村で1.6~11.5メートルとした。

 陸奥湾に面する横浜町、野辺地町、蓬田村では「津波が到達しない見込み」として浸水予測を示さなかった。

 10月に操業開始予定の使用済み核燃料中間貯蔵施設が立地するむつ市関根では、津波の遡上(そじょう)高を5.9メートルと試算。海抜16メートル地点に建設されるため、検討会は「浸水の心配はない」との見方を示した。建設中の大間原発がある大間町奥戸の遡上高は3.4メートルとし、海抜12メートルにあることから同様に問題視しなかった。

 検討会座長で八戸工大大学院の佐々木幹夫教授(自然災害科学)は「議論を尽くし、精度の高い予測になった。住民は日頃から避難の心構えをしてほしい」と話した。

 沿岸14市町村は今後、予測図を基に津波ハザードマップや避難計画を策定する。

 太平洋側の津波予測については、青森県が昨年10月に「おいらせ町で24メートル、八戸市で23メートル」などとする結果を示した。

-引用終わり-

大間奥戸の津波遡上高は3.4mとしています。これは偶然にも従来の計算値とほぼ同じです。しかし、風間浦で11.3mです。この違いは想定する震源地の関係でしょうか。

現在、新しい活断層の存在が津軽海峡、平舘海峡にも指摘されています。更なる精度向上を望むところです。


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