i氏の海外生活体験記

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下北縦貫道考

2014-11-19 14:31:30 | しもきたインフラ
11/19読売新聞WEBで伝えておりました。

-県、推奨ルート案 下北縦貫道 未着手区間-

 県は、国道279号バイパス「下北半島縦貫道路」(七戸町―むつ市、68キロ)のうち、横浜町からむつ市までの未着手区間(約21キロ)について、推奨するおおまかなルート案をまとめた。

 17日に、むつ市役所で開いた周辺住民らを集めた地域懇談会で提示し、住民からは「海側ルートは風の影響が大きいのではないか」「用地買収も踏まえたルート選定を」などの意見が上がったが、大きな異論は出なかった。

 県は、未着手区間の一部について、陸奥湾に近い海側か山側のどちらに道路を通すか検討してきた。周辺住民などへの聞き取り調査で出た「市街地への連絡が良い」「居住環境への影響が少ない」などの意見に重点を置いた結果、ルート案では、横浜町の菜の花畑周辺は山側、同市と町の境界付近の工場地区は海側に道路を通すことにした。

 県は、来年1月に再び懇談会を開き、3月頃におおまかなルートを定めた計画をまとめる。

 下北半島縦貫道路を巡っては、地域経済の活性のほか、豪雪時や東北電力東通原子力発電所(東通村)事故時の避難道としての役割も期待されているが、全線完成のメドは立っていない。

-引用終わり-

県が住民説明を行いながら進めていくのは大変良いと思いますね。詳細は分からないのでザックリした感想ですが、最後の文章が一番重要なのに「全線完成のメドは立っていない」とは。何事も公共事業は完成予定(目標)を提示して予算申請するものだと思っていました。

この道路は果たして地域活性化を期待できるかどうか、という点にもアヤシイですね。費用対効果はどの位でしょうか。やはり一番は原発事故の避難道路ではないでしょうか。つまり、この道路が完成するまでは東通原発は再稼働してはならないと思いますね。

私はこの縦貫道路が出来ることで地域住民の生活がどう変わるのか、もっと具体的に計画を練る必要があると思います。車での観光旅行に利用するならシークエンスや立ち寄り場所の工夫が必要ですし、産業開発に利用するなら土地利用をもっと練らないとなりません。風力発電の集積も利用できるかも知れませんし・・・。

青森の将来計画はいつも民間側が受け身で後手を引いた結果、失敗しているような印象がありますね。
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