i氏の海外生活体験記

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サルの生き様

2012-04-09 14:12:40 | しもきた
4/7産経新聞が伝えておりました。

-意外と多い雌ボス猿 上野動物園歴代15代5匹-

 ニホンザルが集団で暮らす上野動物園(東京)のサル山では、群れに君臨するリーダーがたびたび雌から誕生している。人とは単純には比べられないものの、女性リーダーが出やすくなるヒントが隠されているかもしれない。

 激しい争いから政界にも例えられるサル山の権力闘争。平成21年6月に「アサガオ」と名付けられた雌が二十数匹の群れの頂点に立った。

 この年、上野動物園は青森県・下北半島で捕獲されたニホンザルの群れを引き取り、サル山のこれまでの群れを別の場所に移し替えた。引き取った群れは下北群と呼ばれ、サル山で飼育し始めたが、アサガオは絶え間ない争いの末、他の雄たちを押しのけて女帝となった。

 飼育を担当している三塚修平氏(24)によると、アサガオは飼育員にも歯向かい、激しく威嚇するなど最も気性が荒かった。「威嚇は、トップの立場が揺らがないように、周囲に力を誇示しようとした行動だったのかもしれない」と話す。

 サル山では女帝は珍しくない。記録を取り始めた昭和25年以降、15代を数えるリーダーのうち実に3分の1の5匹が雌だ。

 なぜ、サルの世界では雌のリーダーがたやすく誕生するのか。三塚氏は雌が中心の母系社会であると指摘するとともに、リーダーになれるような強い雄がいなかったためとみる。サル山では、雄が頼りなければ、雌が代わってその役割を担うというルールがごく自然に働くとされる。ただ、雌のリーダーは出産、子育てが影響しているためか、雄に比べると在位期間が短い。

 一方、人の世界では恋愛すら淡泊になっていく若い男性を「草食系男子」と呼ぶのがすっかり定着した。だが、こんな男性に代わって女性のリーダーが増える様子もない。2つの世界は隔たりが大きいままだ。

-引用終わり-

「下北DNAのサル」彼らの生き様に少し注目しています。なぜ極寒の本州最北端に住みついたのでしょう。地球温暖化は個体数を増やすきっかけとなりましたが、逆に住民との共存が出来なくなりました。
上野動物園に里子に出されたサル。逃げようとしたサル。

むやみに戦わない「草食系サル」もきっと居る事でしょう。サルは人間に一番近い動物なのですから・・・。
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