i氏の海外生活体験記

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タイトルの付け方に執念

2014-01-07 21:33:31 | 下北の地熱発電
1/7読売新聞WEBが伝えておりました。

-原子力の集積地だが…弘前大、地熱発電で市と連携-

 青森県むつ市と弘前大学は、同市と風間浦村の境界付近にある燧(ひうち)岳(標高781メートル)周辺で、地熱発電の可能性を探る調査に乗り出す。

 近く、協定を結び、今夏にも調査を始める方針。数年内の発電開始を目指す。同市の宮下順一郎市長が、6日の定例記者会見で明らかにした。

 弘前大や市によると、燧岳周辺は1980年代に新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が調査した結果、地熱発電ができる可能性がある200度を超える岩盤や地下水の存在が判明している。東京電力福島第一原発事故後に再生可能エネルギーの注目が集まり、昨年12月、弘前大が市に対し、連携して調査しようと呼び掛けた。

 弘前大と市は、地上にわき出ている熱水の採取や分析を行い、本格的な掘削調査に乗り出す方針。講演会や先進地の視察を行い、住民の理解も深める。経済産業省などの補助事業を活用し、実現化を目指す。

 弘前大北日本新エネルギー研究所の村岡洋文所長(地熱地質学)は「地熱はほかの再生可能エネルギーと違い、天候に左右されずエネルギーを供給できる。燧岳周辺でどれだけの規模の発電所が可能か調べたい」と話した。

 宮下市長は「下北地域は原子力事業の一大集積地だが、地熱という魅力的なエネルギー源も内蔵している。発電所ができれば雇用など地元振興にもつながる」と述べた。(2014年1月7日 読売新聞)

-引用終わり-

記事は既に出ていた内容ですが、それより私はこの記事のタイトルを見て読売新聞の執念を感じましたね。

ご存じの通り読売新聞は原発推進派の代表格ですが、市長のコメントを利用して「原子力の集積地だが・・・」という言葉をタイトルに持ってきました。この話しの主役は原子力ではないでしょう。「原子力がメインだが、弘大から調査を申し込まれたので止む無く協定を結ぶ」とのニュアンスに勘違いされそうですね。
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