眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

笑い物

2021-05-06 02:26:00 | 忘れものがかり
誰もかわってくれないと
泣いた夜もあった

誰かが僕の名を持ち上げて
誰かがその後に続いた
無責任に始まる運動を
止められるものは誰もいない

僕は歌うようにはできてなかった
踊るのならばきっと誰よりも
一番うまくできたのに

誰もかわってくれないまま
押し出されてしまった

蛙たちのコーラスの輪の中で

僕は笑い物になったんだ


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